シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

美容とコスメに強くなる!

第1回 ターンオーバー

ターンオーバーとは?

現代の代表的な肌のトラブル、シミ、しわ、くすみ、たるみ、ニキビなどで悩んでいる方は大変多いです。このトラブルの原因は、心身のストレス、紫外線、喫煙などから起こる活性酸素により、ターンオーバー(新陳代謝:肌の生まれ変わり)が弱まることから起こります。ターンオーバーとは新しい細胞が生まれ、古いものが角質となって落ちていく周期のことで、通常健康な肌は28日周期と言われています。素肌はこのターンオーバーの周期が乱れると、シミやくすみなどのトラブルを引き起こしがちです。夏に多くの紫外線に当たった方、素肌は紫外線に当たってダメージを受けるとそれを治そうとしてターンオーバーの周期は早まります。しかしこの場合は正常な細胞が生まれず、本来アカとなるメラニンが表皮に沈着してしまいます。これがシミやソバカスなのです。また、年齢を重ねるごとにターンオーバーの周期は遅れがちになり、小じわ、くすみ、たるみといったトラブルも現れます。いずれにしても、ハリと潤いのある美しい素肌を保つには正常なターンオーバーが最大のポイントです。

正常なターンオーバーの決め手は角質ケア

角質ケアをするとターンオーバーも早くなり、古い肌が早く生まれ変わります。特に肌のざらつき、くすみ、ブツブツには週2~3度の角質ケアがオススメ! 肌表面の角質層は絶えず生まれ変わっていて、古い角質は自然とアカとなって剥がれ落ちるのですが、これが剥がれず残っていると肌のざらつきやニキビの原因になります。そこで角質層の表面をピーリング(角質ケア)することが有効です。古い角質ごとメラニンや角栓を取り除けば、肌は明るくなりざらつきもなくなります。ピーリングというと、ケミカル・ピーリングや繊維ピーリングなどお肌に負担の掛かるものもありますが、ハーブを使ったジェルなど自分でできるコスメもたくさん売られています。
 

角質ケアの6大効果
1. くすみが取れてキメが整う
2. 古い角質やメラニンが剥がれ明るい肌へ
3. やわらかいツルツル肌が現れる
4. ハーブの活性酸素除去効果でシミ・しわ予防
5. 角質ケアでニキビ予防
6. 化粧水や美容液などの浸透が良くする

第2回 メイク落としのクレンジング

誰もが重要と知ってても面倒なのが夜のクレンジング。化粧品には色素、ワックス、油が混ぜられているので、しっかり落とさないと肌表面に残ったり、角質の中へ入ったりして、シミやくすみの原因になります。よく、「私はお化粧をしないから……」とメイク落とし用クレンジングを使用しない方もいらっしゃいますが、UVカットって皆さんオールシーズン使いますよね。UVカットには通常、紫外線防止剤としてケミカルが含まれています。ですから、夜のクレンジングはやはり、メイク落とし用をお勧めします。
 
クレンジング剤にはオイル、クリーム、ジェル、ムース、固形石けんなど、いろんな種類がありますが、メイクの色素や油性成分をやさしく浮かせて効率よく落とすには、オイル・クレンジングが最適です。このオイルには、3種類あるのをご存知でしたか? 1. 植物油、2. 動物油、そして3. 鉱物油(ガソリン、石油系)です。市販のオイル・クレンジングには、このガソリン、石油系の鉱物油がよく使用されています。敏感肌の人はもちろん、どんな方でもお肌に良いはずがありません。最近お肌の調子の悪い方、一度ご自分の化粧品パッケージを見て、成分チェックをしてみましょう。
 
かぶれの原因となる界面活性剤の代わりに、乳化剤として大豆レシチンを使用しているような、プロ仕様の100パーセント天然植物オイルなら、キメや毛穴の深部まで素早く浸透し、汚れをしっかり落とすのでダブル洗顔の必要がいらず、面倒くさがり屋さんにもぴったり。主成分はオリーブ油、ひまわり油、ぶどう種子、ホホバ油、ラベンダー油などさまざまですが、中でもラベンダー・オイルはアロマ効果によりリラックスし、毛穴の開閉をスムーズにするので毛穴ケアにも最適です。この贅沢オイルはメイクを落とすだけでなく、お肌に潤いを保ったまま、肌荒れ、くすみ、ニキビも改善させる作用があります。ぜひ、お試しあれ!

第3回 しわ

冬の悩みと言えば、お肌の乾燥と、スバリ「しわ」ですよね。今回はしわについて詳しくお話ししましょう。

しわは2種類に分けられる

しわには大きく分けて、「乾燥じわ」と「加齢じわ」があります。簡単に説明すると、乾燥じわは「ちりめんじわ」とも言われ、水分不足から起こる一時的なもの。冬は空気が乾燥するので、とても起こりやすいのです。そして加齢じわは、紫外線のダメージや加齢の影響で、皮膚に弾力がなくなってできるものを指します。最近では20代の方にも多いので、しわ対策に早過ぎるということはありません。

しわの種類を見分けるには?

乾燥じわと加齢じわの見分け方ですが、まず鏡を見てしわをチェック。そして、蒸しタオルで顔を温めます。そして、もう一度鏡でチェックして、しわが消えていたら、それは乾燥じわです。
 
乾燥じわは、保湿ケアをきちんとすれば大丈夫なので、面倒がらずに保湿成分入りの化粧水やクリームなどで念入りにお手入れをしてくださいね。
 
次に加齢じわですが、もう手遅れだ!と諦めることはないですよ。なぜなら、肌は再生能力を持っているので、化粧品の中に入っている成分によって自然治癒力を高め、しわを浅くすることが可能なのです。

加齢によるしわに効果的な成分

皮膚の真皮部分にはコラーゲンとエラスチンという繊維構造があります。角層の水分が不足(乾燥)するとキメが乱れて、この繊維構造が破壊され、しわとなるのです。しわに効果的な成分は、コエンザイムQ10、マイオキシノール、レチノール、ヒアルロン酸など。また、お肌のハリやツヤに欠かせないのがコラーゲン。コラーゲンはたんぱく質ですから、肉、特に手羽やレバー、また魚などにも含まれています。毎日の食生活から心掛けるといいですね。

第4回 化粧水で乾燥しらずのプルプル肌

今回は基本のスキンケア(洗顔→化粧水→乳液)にも含まれている「化粧水」で驚くほどプルプル肌になっちゃうテクをお教えしましょう。

化粧水を効果的に使うには?

今までたくさんのお客様に化粧品についてのアドバイスを行ってきましたが、美容液やクリームでお肌の改善を心掛けようとされる方がとても多いのです。もちろん、美容液やクリームというものはお肌へのスペシャル栄養分のようなものなので賛成ですが、毎日のベーシック・ケアでお肌がずいぶん変わっていきますので、ぜひ試してみてください。
 
さて、みなさんはどのようにして化粧水を付けていますか? 中には手でグルグルと擦り付けるようにしている方もいますよね。有効的な化粧水の使い方は、必ずコットンに化粧水をたっぷり染み込ませ、パッティングすることです。もったいないとか面倒とか思いがちですが、手で付けるよりコットンでパッティングするほうが、化粧水の肌への浸透率が高いと水分計で計測しても結果が出ています。お顔全体を約100回ほどパッティングすると、肌の奥方面がひんやりとしてきて化粧水が入っていっていることを実感できるでしょう。また、肌のマッサージ効果としても有効です。

パッティング

パッティング方法ですが、必ず擦ったり塗ったりするのではなく、優しくパッティングしてください。擦るとくすみの原因にもなります。そして特に乾燥しやすい目や口の周りは念入りにしてみてください。コットンを使うもうひとつの利点は、あごから首、耳の後ろまでパッテングしてケアできることです。ぜひ冬は惜しまず、たっぷり化粧水&パッティングで保湿効果を上げてみてください。
 
次にパッティングに適したコットン選びですが、お店にはいろんな種類のコットンが並んでいますよね。それぞれ用途があるんですよ。スキンケアに適したコットンは値段が少し高めでもお肌に優しいものを選びましょう。表面が柔らかくてパッティングする際、毛羽立たないものがオススメです。

第5回 大人のニキビ

思春期には男女とも60~90パーセントの人が一度は経験をするニキビですが、大人のニキビの原因はちょっと複雑です。その原因とはストレスやホルモン・バランスの乱れによって活性酸素が発生することが多いようです。ニキビの種類としては、炎症を起こさない白ニキビと、炎症を起こす赤ニキビがあります。

ニキビはどうしてできるの?

ニキビができる理由は、大きく3つに分けられます。
・皮脂過剰と酸化 ホルモン・バランスが乱れたり毛穴が詰まると皮脂が過剰に分泌され、その皮脂が酸化されることによりニキビになります。
・毛穴の詰まり 紫外線を浴びると活性酸素が発生し、毛穴の出口付近に皮脂と角栓が詰まった状態になりニキビを引き起こしてしまいます。
・アクネ菌の増殖 アクネ菌は酸化した皮脂や古い角質が増えると、どんどんニキビをできやすくしてしまうのです。

ニキビに有効なお手入れ

これらの有効的なアクネ・ケアとしては、角質ケア(ピーリング)があります。古い角質を取り除き、ターンオーバー(新陳代謝)の周期を正常に保つということです(バックナンバーの「ターンオーバー」を参考にね!)。周期が正常に保たれると、肌細胞の再生がスムーズに行われ、ニキビを始め、くすみ、シミなど多くの肌トラブルが解消されるでしょう。また、ビタミンC配合商品も抗酸化作用があるので、皮脂の酸化を防ぎます。
 
これから紫外線が次第に強くなってきますが、まだこの時期は大丈夫だろう……と紫外線対策を怠っている人、いますよね。そうすると、活性酸素が発生し、酸化が進むためにニキビが出やすくなります。UVケアはシーズン、年齢を問わず普段のスキン・ケアの一部として取り入れることをオススメします!

第6回 紫外線対策

これから強い日差しが気になる季節がやってきますが、紫外線(UV)対策は万全ですか? 紫外線を通しにくくするなら、服は白色より濃い色。サングラスや帽子などもUV対策アイテムとして有効です。

紫外線の種類

紫外線はA波、B波、C波の3種類に分けられます。このうち、UV-C波はオゾン層に散乱、吸収されてしまうため、地球上には届きません。紫外線が何となくお肌に悪いことはご存知かと思いますが、紫外線によるお肌のダメージは目に見えないお肌の深部にも影響しています。
 
まず簡単に説明しますと、A波はお肌を黒くする日焼けを招き、B波は赤く水ぶくれのような状態にします。A波もB波も日焼けなのですが、肌内部では違った影響を受けています。
 
A波は真皮まで達してシミの原因を作り、肌のハリや弾力を支えているコラーゲンやエラスチンを破壊してシワやたるみの原因に。B波は表皮に影響を与え、日焼けの度合いによっては発熱や水ぶくれ、赤みが消えるとシミに。また活性酸素を作ったり、皮膚ガンのリスクもあります。

日焼け止め

UVカット剤(日焼け止め)には大きく分けて紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があります。どちらが肌に優しいかと言えば、あまり変わらないのですが、吸収剤は化合物により紫外線をカットするため、その化合物により肌が荒れることもあるとたまに聞きます。
 
また、ノンケミカルが良いと思われがちですが、紫外線を防ぐ効果が弱い日焼け止めよりも、成分のバランス、または使用目的によってSPFの数値を使い分けるほうが理想的だと思います。

SPFとPA

よくUVケア商品でSPFとPAという文字を目にします。SPFとはSan Protection Factorの略。この数値は、紫外線B波による日焼けで皮膚が赤くなることの防止効果を表示するものです。これは紫外線吸収剤や紫外線散乱剤を配合する量で決まり、数値が高いほど肌への刺激も高くなるということです。
 
SPF 1を15分と計算するので、例えば、SPF 40とあれば、10時間紫外線をカットすることになります。しかし、現実には10時間の100パーセントをカットしているわけではなく、肌質によっても異なります。通常の生活ではSPF 10~30でいいと思います。
 
PAとはProtection Grade of UV-Aの略です。紫外線A波が肌を黒くするのを防止する効果を表しています。弱い順から、PA+、PA++、PA+++となります。通常の生活であればPA++で問題はないでしょう。

第7回 毛穴

女性にとって、ニキビや肌荒れと同様に気になってしまうのが毛穴ですよね。今回は毛穴が目立つ原因やケア方法をお話ししましょう。

毛穴が目立つのはなぜ?

ストレスや疲れからホルモン・バランスが崩れたり、油っぽい食生活を続けると皮脂が過剰に分泌されて毛穴が開いたり、ニキビが出たり、ということもありますが、大きな原因としては次のふたつが考えられます。
1. 皮脂分泌のバランスが崩れて皮脂が過剰に分泌される
2. 加齢やストレスによって肌のハリが衰えていき毛穴が目立つ
 
10代、20代の人のTゾーンや額、鼻周辺に多く見られるのが、毛穴に皮脂や角質が溜まってできるものです。中には毛穴の中に白い脂のようなものが見える状態もあります。そこに紫外線を受けると酸化して黒ずみへと進行していきます。
 
一方、30代以降に多いのは、加齢により肌がたるむことから目立ってくる毛穴です。鼻や鼻側のほおに見られますが、こちらは乾燥に気を付けることが特に重要です。

基本は洗顔、そして保湿

毛穴の汚れをしっかり取り除き、キレイな状態に保つことが大切! 最近では、汗に強いコスメが多いので、肌に優しく毛穴の深部からメイクや汚れを落としてくれる洗顔料を選ぶこと。また、毛穴が締まっている状態で洗顔をしても、毛穴の中の汚れは取れません。蒸しタオルを2分ほど顔に載せて毛穴を開かせるという手間を掛けてみてください。洗顔の際に最も重要なことは、ゴシゴシ擦ってキレイにするのではなく、力を入れず優しく洗い、よくすすぐことです。
 
たるみ毛穴の原因は、角質層の水分不足、つまり乾燥です。マイルド・ピーリングを使用して肌表面の角質を整えたり、たっぷりと化粧水を使用したり、ナイトクリームで保湿ケアをすることで毛穴が目立たなくなってくるでしょう。

毛穴対策に効果的なのは

ビタミンCは過剰な皮脂分泌を抑え、毛穴の開きを予防し、たるみ毛穴の原因であるコラーゲンの減少をくい止めてくれます。マイルド・ピーリングで古い角質を除去すると共に、ターンオーバーを正常化させ、肌表面の角質を整えることも大切です。コラーゲンやヒアルロン酸などが入った保湿効果の高いコスメを使用することも有効。また、正しい食生活や生活習慣を心掛けましょう。

第8回 シミ&美白

シミはどうしてできるのでしょう? また、できてしまったシミはどうすればいいのでしょう? 今回は、シミと美白についてお話ししましょう。

シミの原因

結論から言えば、シミの原因の約8割は紫外線と言われています。ですから、紫外線対策をまず怠らないのが基本です。大量の紫外線を浴びると、メラノサイト(色素細胞)が活性化し、たくさんのメラニンができます。通常メラニンはターンオーバーにより、アカとなって剥がれ落ちますが、紫外線を多く浴びると体の中に活性酸素ができます。そのことでメラニンを排出しにくくなり、表皮の奥にとどまった物がシミ(色素沈着)になってしまうのです。このほかにも、メラニン増加の原因はストレスやホルモン・バランスにもあります。

美白化粧品

そこで注目なのが美白化粧品で、いろんな種類の物があります。例えば、できてしまったメラニンの色を薄くするもの(プラセンタエキス、ビタミンCなど)や、メラニン色素の生成を抑えるもの(エラグ酸、アルブチン、コウジ酸など)です。美白化粧品は、紫外線を浴びて活性化されたメラノサイトに作用するので、本来の肌以上に白くなることはありません。UV化粧品と美白化粧品を上手く使うことは、シミを作らない美しい肌への第一歩でしょう。

業界注目の成分、フラーレン

フラーレンとは、ダイヤモンドと同じ炭素の同素体。強力な活性酸素除去力を持ち、化粧品や医学業界で今一番注目されている成分です。フラーレンは、活性酸素をスポンジが水を吸うように吸収し、無害化します(原料名:ラジカルスポンジ)。その強力な抗酸化作用は、アルツハイマーやパーキンソン病など、活性酸素との関係を疑われる病気の治療薬としても実績があることでも証明済みです。
 
また、大人の肌にとって細胞死を防ぐことは重要で、その点、フラーレンの細胞死抑制率はビタミンCの100倍以上と言われています。従来の美白化粧品は、メラノサイトとチロシナーゼの2方向からのアプローチをしていましたが、フラーレン配合のものは、さらに活性酸素除去という3つ目のアプローチを同時に行うことが可能になったのです。
 
この成分が入った化粧品の目印として、フラーレン・マーク(サッカーボールのようなものにRSと記入)があります。これがパッケージなどに記載されていると、高配合と思っていいでしょう。効果的とされる量のフラーレンを使用している製品だけが使用許可されるマークとなっています。

第9回 フレッド・シーガル・アポシア

今月からBeautyPassportのスタッフが、日本未入荷、アメリカならではのユニークなコスメ、美容グッズを毎週紹介します。

さかのぼること2005年7月の吉日、私はロサンゼルスはビバリーヒルズ近郊にある、「フレッド・シーガル・アポシア」というコスメのセレクトショップに行きました。そこで手にしたものはボディーシャンプーのはずが……。
「何これっ!? 本当にボディーシャンプー? ありえねぇー!」
 
そうです。なんとこれ、匂いを嗅いでみるとカスタードクリームそっくりの香りなんです。そのままパンケーキにかけてしまいそうな、さらにはゴクゴク飲み干してしまいそうな、そんなシロモノが「ジャクア・シャワー・シロップ」でした。そしてもうひとつはこれ。
「うわーっ、このパッケージ、超かわいくねぇ?」

そして、これまた匂いがたまりません! カリフォルニアの青い空とピッタリの、さわやかなラベンダーの香りがする「ゲット・フレッシュ・ソイ&シア・バター・ハンド・トリートメント」です。自分自身、手が荒れやすく、いわゆる乾燥肌なので、毎日ハンドクリームを塗っているのですが、今まで使っていた日本のクリームは、まぁ、いわゆる無臭に近い感じですよ。

でも、アメリカのボディーケア商品ってなんでこんな匂いが良いんだろう?

第1回~9回:文・Mamiko/Tokyo Beauty Products, Inc.

第10回 リップ・フュージョン・カラーシャイン

皆様はじめまして、キャサリンです。皆さんは唇に塗ることで唇をふっくらさせるリップ・プランパーをご存じでしょうか?
 
日本ではそこまでメジャーなアイテムではないようですが、アメリカでは大人気。アンジェリーナ・ジョリーのようなふっくら唇になれる、とっておきのコスメなのですが、中でも「リップ・フュージョン」はかなり人気のブランドのようです。確かにカラーもアイテム自体も、バリエーションが豊富です。今日は、まず「カラーシャイン」という色付きタイプの中から1アイテムをご紹介しますね。
 
最初、このシリーズを見た時に一番目立っていたのが「SEXY」 。ぎょっとするくらい赤い……。「こんな派手な色じゃあ、普段使いは無理だよなあ」とちょっと引き気味だったのですが、それが意外や意外。実際使ってみるとそうでもないのです。色って見た目だけではなかなか判断できないんですよね。


▲こちらが実際手に取ってみた色の感じ。容器に入った状態よりも透明感がありますよね?

▲これを唇に付けるとこんな感じです

通販でお買い物する際に一番困るのが、お試しできないこと。私は以前から海外コスメが好きだったので、よく海外通販や個人輸入を利用していたのですが、確かに、色ものを買う時はチャレンジでした。実際問題、手元にやって来るまで、本当の色みがわからない。う~ん、それってどうよってことで、今回はできる限り本物に近い色みをお伝えしていきたいと思っています。
 
写真を見てもわかる通り、思ったほど真っ赤って感じではないですよね? キャンディー・カラーで……、そうですね~、小さいころ、よく食べていたゼリーっぽいお色です。おいしそうな色に柑橘系の香りですが、使用感は少々刺激あり。ジンジンした感じが少し残ります。それを感じなくなるころには、唇ふっくらですよ。でも、人相変わっちゃうくらい激しく唇がふくらむということはありませんのでご心配なく~。私は「カラーシャイン」の中でこの色が一番お気に入りです。

第11回 リップ・フュージョンXL

コンバンハ。コンシェルジュのキャサリンです。
さてさて、みなさん、夜のスキン・ケアはどういった物をお使いですか?  私は、メイクを落とした後にローション、美容液、クリームといった感じなのですが、最近もうひとつ加えたスキン・ケア・アイテムがあります。
 
「リップ・フュージョンXL」。名前から察する通り、リップ・フュージョンの進化版。リップ・プランパー効果もさらにアップした、なかなか素敵なアイテムです。もちろん、「リップ・フュージョン」シリーズと同じくリップ・メイク・アイテムとして使っていただいてもOK。ボリューム・アップ効果は、これが一番あると思います。色は透明なので、どんなカラーの口紅にも合わせられて便利。逆に下地として使っても有効です。
 
このXL、唇のボリューム・アップのほかに、実はリップ・トリートメント効果がかなり高く、寝ている間のリップ・ケア・アイテムとして最適なのです。従来のリップ・フュージョンの2倍のコラーゲンとヒアルロン酸が入っていて、翌朝の唇はふっくらぷるん。唇の縦ジワが気になる方にもオススメなアイテムです。ニコール・リッチーやアシュリー・シンプソンなど、ハリウッド・セレブも愛用者だそうですよ。
 
美はトータル・ケアで完成するもの。目元のケアをしてあげるように、唇だって、ちゃんとケアしてあげましょう。あなたの美人度、きっと増しますよ~。

第12回 バス&ボディー・ワークス

「ビバリー・センター」というショッピング・モールは、「メイシーズ」と「ブルーミングデールズ」の有名デパートほか、約160の専門店が入っている巨大モール街。ここでの気になるショップが「バス&ボディー・ワークス」。ここは、日本に入っている「ボディー・ショップ」っぽいお店で、オリジナルの香りにこだわったボディー・ケア用品が多数並んでいます。カラーも豊富で、見てるだけでも楽しいんですが、ハンド・ソープなどは使用感もなかなかです。実は、こちらのショップ、オリジナ・ルラインだけ扱っているわけではなく、他社ブランドも数多く扱っています。「ミュラド」のようなドクターズ・コスメなど、ブランド数も豊富で、コスメ好きには楽しいショップです。
 
「ジャクア」の商品では、シャワー・シロップ「トスカーナ・オレンジ」が人気のようでした。オレンジの香りが心地良く、リラックスできるアイテムです。香りもとってもフルーティー。さすが、本物の香りにこだわって造っているだけありますね。

第10回~12回:文・BeautyPassportスタッフ

※情報は2010年以前の時点であり、店舗情報、商品、価格など変更されている場合があります。