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ホームメイド
自分で作ることで、楽しさとおいしさがグ〜ンと増すのがホームメイドの良さ。
そこで今回は、食べ物やクラフトなど、ビギナーでも挑戦できるものを厳選してご紹介。
達人レシピも付いているので、ぜひチャレンジしてみて!(取材・文 / 編集部)

自家製梅酒
手打ちうどん
手作りパン
手作り豆腐
自家製和菓子
手作りカード
ビーズ・アクセサリー


自家製梅酒
梅酒自宅で簡単に作れて、日本人が大好きな果実酒が梅酒ではないでしょうか。20年くらい前から作り始めたのですが、きっかけは庭に植えてある梅の木に実がなったことから。それ以来、ほぼ1年おきに作っています。梅酒は暗くて涼しいところに保管するので、うちの場合は台所の床下へ。作った年を書いたラベル付きのガラス瓶がいくつも並んでいます。

シアトルに住む娘もこの梅酒の大ファンで、帰国時にはわざわざ2リットルのペットボトルに入れて持って帰るほど。重いのに、と思いますが、娘曰く「濃厚でまろやかな味がお母さん流でいい」そう。

梅酒は疲労回復、食欲増進に効果的と言われています。初夏に作り始めれば、3カ月程度で飲み頃になりますから、残暑に向けての“栄養ドリンク”として楽しめますよ。また、梅は約1年たってから取り出すのですが、その頃から味にコクとまろみが増してきます。

【 達人プロフィール 】
加藤 美和子さん Miwako Kato

達人東京都在住、主婦。自宅の庭になった梅を「使わないのはもったいない」と梅酒作りを始めて20年。氷水で割って、砂糖を少し加えた梅酒をお風呂上がりに楽しむのがお気に入り。
【 達人レシピ 】
(材料:1.8 分)
青梅・・・・・・・・1キロ
ホワイトリカー・・(35度以上) 0.54ガロン(1.8リットル)
氷砂糖・・・・・・・1キロ

【 作り方 】

  1. 梅に傷を付けないように一粒ずつ丁寧に洗い、水気をきっちりと拭き取る。へたなどが付いている場合は、爪楊枝などで取り除く。
  2. 水気をしっかり拭き取った広口のビンに梅と氷砂糖を交互に入れ、上からホワイトリカーをゆっくり注ぐ。
  3. ビンの蓋をきっちりと閉めて、冷暗所で3カ月ぐらい静かに熟成させる。
    ※シアトルでは春頃から『宇和島屋』などで、氷砂糖や青梅などの梅酒作りの材料が手に入る



手打ちうどん

うどん13年前にアメリカに移住した際、うどん好きの私はこちらのスーパーで売られているコシのないうどんにがっくり。そこで、知人にうどん粉を譲ってもらって自分で作ってみたら、思ったより簡単にコシのあるうどんができるじゃありませんか! 以来、家族で作るのはもちろん、友人が遊びに来るたびに手打ちうどんを振る舞うようになりました。

自分で作るのはもちろん、人に教えながら一緒に作って食べるのも最高! 年に1回ゴルフ仲間と出掛ける旅行先でも、ホテルのキッチンを借りて手打ちうどんを作るのが恒例。細かいことを気にせずダイナミックに楽しめるので、男同士で豪快にワイワイやるのがいいんです。特に鍋に入れてみんなでつつくと、おいしさも2倍になりますね。

うどん作りはいたってシンプルですが、生地作りには根気がいります。つい水を足して早くこね合わせたくなってしまいますが、ここで→→時間をかけてこねるほどコシのあるうどんになります。また、つるつる感を出すためにコーンスターチを加えるのもポイント。ザルうどんもいいですが、これからはやっぱり鍋。みんなで作った手打ちうどんで食べる鍋は、ホーム・パーティーで大絶賛、間違いなしですよ!


【 達人プロフィール 】
村本 真人さん Masato Muramoto

達人ベルビュー在住、医師。渡米をきっかけに手打ちうどんを始めて13年。鍋で食べるコシのある手打ちうどんの味に魅せられて、その楽しさを人に教えることに生きがいを感じている。

【 手打ちそば 】
■材料(3人分)
・そば粉…300g
・小麦粉(薄力粉)… 75g
・卵白…180g(たまご約5個分)
・打ち粉(薄力粉)…適量
・トッピング(きざみのり、ネギなどお好みで)…適量

■ 作り方
  1. そば粉と小麦粉を均一に混ぜ合わせ、卵白を数回に分けて少しずつ加えながら揉むようにこねる。
  2. ひとつの塊になったら、生地につやとコシが出るまで5〜10分程こねる。
  3. たっぷり打ち粉をした台に生地を載せ、麺棒で2mmくらいになるよう均等に伸ばす。
  4. 打ち粉をしながらびょうぶだたみに折り、2mm幅に切る。うどんより幅が細いので、切るときは崩れないように慎重に。
  5. たっぷりの水を沸騰させて麺を入れる。もう一度沸騰したら差し水をし、2分ほどゆでてそばの固さをみてザルにあげる。
  6. 冷水で手早く洗ったら完成。
    ※つなぎに卵白を使うのがポイント
【 達人レシピ 】
(材料:3人分)
小麦粉(中力粉)・・・・・・・・・・・・・・・300g(3カップ)
※中力粉がなければ薄力粉150gと強力粉150gを混ぜて代用可
水(またはぬるま湯)・・・・・・・・・・・・・145cc
食塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1杯
コーンスターチ(または片栗粉) 大さじ1と1/2杯
打ち粉(薄力粉)・・・・・・・・・・・・・・・適量
トッピング(きざみのり、ネギなどお好みで)・・適量

【 作り方 】

  1. 水に食塩を加えてよく溶かす。

  2. ボールに小麦粉、コーンスターチ、食塩水を入れ混ぜ合わせる。ボソボソになってきたら、力強くこね合わせ、鏡餅のような形に生地を整える。初めはボソボソで混ぜにくくても、水を足したりしないで根気よくこね続けること(ビニール袋に入れて足でペタペタ踏みながらこねるという裏技もアリ)。

  3. 生地をビニール袋に入れて2時間ほどねかせる。

  4. 打ち粉を振った台の上に生地を取り出し、麺棒で軽くトントンたたきながら厚さを均等にする。均等になったら麺棒で3mmほどの厚さになるまで縦・横に押しのばす。この時、縁を薄くしすぎないよう注意。後で切りやすいようにできるだけ長方形に近い形に伸ばしていく。

  5. 伸ばした生地に打ち粉をたっぷりまぶし、びょうぶ状に折りたたむ。折り目の間にも十分打ち粉をして、生地がつかないようにする。

  6. 包丁で約2mmの細さに切る。包丁を前に押し出すようにして、力強く1回でざっくり切るのがコツ。ある程度切ったら、束ねてねじっておく。

  7. 麺の重さの5〜10倍の水を沸騰させ、麺を入れる。麺が底に焦げ付かないよう時々箸でかきまぜ(まぜすぎに注意)、麺が浮き上がったら中火にし、柔らかくなるまでゆでる。

  8. ゆであがったら冷水でさっと洗う。



バン

パンアメリカでも日本で食べていたようなリッチなパンが食べたいとの思いから始めたのですが、今ではすっかりパン作りにハマってしまいました。オーブンから取り出した時に、こんがり焼けたふわふわのパンを見るのが楽しくって!口に入れると思わず「おいしいー!」と叫びたくなってしまうほど、焼きたてのパンの味は格別です。

今回ご紹介するメイプル・ブレッドは、普通のホワイト・ブレッドを作っている時に、そばに置いてあったメイプル・シロップを入れて焼いてみたのがきっかけで誕生しました。オーブンの中から漂ってくる甘い香りは本当に最高! もちろん焼きたてが一番ですが、次の日でもふわふわなところが気に入っています。

パンの焼き上がりは生地作りの善し悪しで左右されるので、水分の微調整やこね具合、発酵時の室温管理など、細かいところに気を配ることが大切。自分でアレンジしてオリジナルのパンが作れるというのも魅力のひとつですが、やはり誰かに食べてもらって、「おいしかったよ」と言われることほどうれしいことはないですね。今度はどんなパンを作ろうかな、とあれこれ考えるだけでウキウキします。

【 達人プロフィール 】
濱路 真実子さん Mamiko Hamaji

達人ワシントン州在住、学生。“世界でたったひとつの、心のこもったお菓子&ご飯作り”をモットーに、材料選びから完成、試食までとことん手作りを楽しむ。


【 洋なしジャム 】
ジャム■ 材料
・洋なし…2個
(種と皮を除いたもの約350g)
・ワイン(White Zinfandel) …大さじ2杯
・砂糖…60g

■ 作り方

  1. 洋なしをすりおろす。実が柔らかければ、フォークなどでつぶしてもよい。
  2. すりおろした洋なしとワインを鍋に入れて、少し強めの中火にかける。
  3. 5分ほど煮詰めたら砂糖を加え、弱火〜中火にして更に10分ほど煮詰める。
  4. とろみが出てきたら火から下ろし、冷ませば完成。
    ※洋なしの熟れ具合や好みに合わせて、ワインや砂糖の量を加減しよう

【 達人レシピ 】メイプル・ブレッド
(材料:3斤分)
水(または牛乳)・・・・・200cc
卵・・・・・・・・・・・・Lサイズ1個
砂糖・・・・・・・・・・・大さじ4杯
バター・・・・・・・・・・大さじ4杯
メイプル・シロップ・・・・大さじ4杯
強力粉(Bread Flour)・・450g
塩・・・・・・・・・・・・小さじ1/2杯
ドライイースト・・・・・・小さじ1と1/2杯
打ち粉(強力粉)・・・・・適量
溶き卵(ツヤ出し用)・・・適量

【 作り方 】

  1. ボウルに強力粉、砂糖、メイプル・シロップ、ドライイーストの順に重ねるようにして入れ、少し離れた位置に塩を入れる。
  2. 牛乳を電子レンジで30秒ほど加熱し、卵を加えて混ぜる。それを1のボウルに注いで菜箸で混ぜ、馴染んだら手で混ぜる。
  3. 生地がひとつにまとまったら打ち粉をした台に取り出し、手の平で台にこするようにして軽く伸ばす。
  4. 伸ばした生地にバターの半量を載せ、生地をちぎるようにしてバターとなじませる。残りのバターも同様に生地に混ぜ合わす。
  5. 生地の端をつかんで台に打ち付ける。これを約20分間繰り返す。
  6. 表面がなめらかになって弾力が出たら、閉じるように丸め、閉じ目を下にしてボウルに入れる。濡れ布巾を被せて、約2倍の大きさになるまで発酵させる(約50分)。
  7. 打ち粉をした台に生地を取り出し、げんこつで叩いて空気を抜く。生地の中に空気が残ると、焼き上がった時に空洞ができてしまうので要注意。
  8. 10等分してひとつずつ丸め、閉じ目を下にして型に入れる。この時、手で押してそれぞれの高さを揃える。また、焼き上がった時に取り出しやすいように、型にオーブン・シートを敷くといい。
  9. 濡れ布巾を被せて“暖かい所”で1時間ほど2次発酵させる。“暖かい所”とは30℃以上の場所が目安。電気ストーブで室温を調節したり、低温で熱したオーブンに入れたり、湯煎を張って温めても良い。
  10. ハケで表面に溶き卵を塗り、350(180)で予熱したオーブンで約20分焼けば完成。



豆腐

豆腐40年前に夫の転勤でアラスカへ渡ったのですが、その当時は日本食レストランがなく、日本食を恋しがるお客さまをもてなすために家庭で豆腐作りを始めました。やるなら本格的に!と岡山県にある実家近くの豆腐屋さんに習いに行ったりもしたんですよ。それから試行錯誤を繰り返し、家庭でも作れる今のレシピにいきつきました。

豆腐作りは大豆の種類や成分によってニガリの量を調節したり、固さを見極めたり、ちょっとした経験が必要。約40年作っている私でもたまに失敗することがあります。でも固すぎたら厚揚げに、柔らかすぎたら煎り豆腐やがんもどきにすればいいのだし、たとえ失敗しても手作りの豆腐は大豆の旨みが凝縮していて、市販の豆腐の数十倍おいしい! 添加物を使わないので安心して食べられるし、何といっても“本物”を食べる楽しみがあります。だから私はここ数十年、市販の豆腐は買っていません。

また、手作りの豆腐を友人や知人におすそわけすると、みんな想像以上に喜んでくれるので、それがまた私の喜びにもなる。要するに豆腐作りは、私の体も心もハッピーにしてくれるってわけね。だから多少時間がかかっても、また作ろうという気になっちゃうの。

みなさんも一度や二度の失敗にめげず、何度もチャレンジしてみてください。わからないことがあれば、電話でお答えしますよ。

【 達人プロフィール 】
池上 泉さん Ikenoue Izumi

達人ワシントン州在住。“健康的に生きる”を提案・実践する非営利団体『シアトル自然の会』の代表、兼主婦。会報誌の制作や講演会の企画・運営のほか、さまざまなグループの依頼で豆腐作りを教えることも。最近はホームページを立ち上げるべく、コンピューターの勉強も開始。豆腐作りの質問や『シアトル自然の会』の問い合わせは池上さんまで 206-542-8011


■ 材料と作り方
  1. ごぼう、にんじん、ひじき、油揚げ、水で戻した干ししいたけ、こんにゃくなどを細かく刻み、ゴマ油をひいたフライパンで炒める。

  2. 1をしょうゆ、みりん、ダシ汁(またはお湯で溶いたダシの素)で味を付け、お皿などに取り出しておく。

  3. サッと洗ったフライパンに再びゴマ油をひき、おからを中火でよく炒める。おからがパサパサすぎる場合は、干ししいたけの戻し汁やダシ汁を少々加える。

  4. しょうゆ、みりん、ダシ汁、かつおぶしで味を整え、適当な大きさに切ったネギを加える。

  5. ネギに火が通ったら、2の野菜を混ぜ入れて完成。
【 達人レシピ 】
(材料:約8丁分)
大豆・・・・・・5カップ
ニガリ・・・・・大さじ1杯
お湯・・・・・・1カップ
水・・・・・・・7、8カップ

【 豆腐作りに必要な道具 】

  • 布(A)…サラシ、または『フラワー・サック』という布を2枚。キッチン専門店などで購入可能
  • 13×10インチくらいのプラスチック桶(B)…底と下半分に約2インチ間隔で直径1/4インチほどの穴を開ける。なければ深めのザルでも代用可能
  • 16クォート以上の大鍋…ステンレス製がベスト
  • 柄の長いしゃもじ…鍋の底まで届く長さのもの
  • トング…熱いおからを絞る時に使用
  • 重し…レンガや容器に入った水など
  • 重しを載せる板…プラスチック桶よりひと回り小さいまな板、またはディナー・プレートなど

【 作り方 】

  1. 大豆を洗い、たっぷりの水に1晩浸しておく。抜けた殻は取り除く。
  2. ミキサーに入れ、大豆の上5cmくらいまで水を加え(分量外)、ハイ・スピードでミキシングする。水の分量はミキサーがスムーズに回転するくらいという適当さでOK。
  3. 2をステンレス製の鍋に入れて、さらに7、8カップの水を加えて薄め、中火にかける。上に浮き上がってくる泡やおからを時々しゃもじで混ぜながら、沸騰するまで気長に煮る。底は必ず焦げてしまうもので、ここで焦げを取るように底から混ぜると豆乳に焦げた匂いが移ってしまうので注意。また、沸騰するとあっという間に吹きこぼれるので、目を離さないように。
  4. 大きめの桶か鍋に濡らした布(A)を1枚敷き、3を移し入れる。布の四方を持ちながら、トングなどを使ってぎゅーっと絞り、おからと豆乳にわける。ちなみに、布におからを入れたまま放置すると、目詰まりを起こして次回使えなくなるので、すぐに水で濯いでおくこと(その後、洗濯機へ)。
  5. ニガリを1カップのお湯で溶かし、その8割くらいを4の豆乳に注ぎ、均等になるようにしゃもじで混ぜる。5分ほど待って、ヨーグルト状に硬化してきたらベスト。まだミルク状の部分があれば、残りのニガリを加えて混ぜる。
  6. 穴を開けた桶(B)に、もう1枚の濡らした布(A)を敷き、おぼろ状態になった5の豆腐をお玉などですくいながら移す。豆腐を包み込むように四方の布を畳み、その上に板と重しを載せて水分を切る。約15分が目安だが、途中で確認すること。豆腐を揺すってみてプルンプルンしていたら上出来。
  7. 豆腐の上にまな板を置いてひっくり返し、水をたっぷり張ったシンクに滑り込ませるようにして移す。適当な大きさに切れば完成。
    ※ニガリ(Tofu Powder)は『宇和島屋(ベルビュー店)』などで手に入る。



和菓子

豆腐和菓子作りを始めたきっかけは、かつて流行していた鈴木その子さんのダイエット法。洋菓子よりヘルシーということで和菓子を奨励していたのですが、通信販売で買うのは高かったので、自分で無添加の和菓子を作るようになりました。始めてみると、食品でありながら粘土細工のような和菓子作りの虜になってしまって。季節感を表現しながら、“雅に遊べる”ところに惹かれています。

和菓子にはたくさんの種類がありますが、今回は京都のお寺や茶事でよく食べられる『味噌松風』を紹介します。名前からして、どこかうら寂しさが漂う初秋のお菓子で、モッチリした生地と味噌の風味、ごまのプチプチ感のハーモニーが絶妙の逸品です。特にほうじ茶との相性はバツグン! 身近なところで材料が手に入り、作り方も比較的簡単なので、和菓子初心者でも気軽に作れますよ。ポイントは小麦粉を加えた後、混ぜ過ぎないこと。また、ゴマではなく、ケシの実にしても美味です。

一見すごく手間がかかりそうな和菓子作りも、種類によっては簡単にできるものもあり、練習して上手になっていくと楽しさも増します。もちろん、お客様を手作りの和菓子でもてなすのも喜ばれます。


【 達人プロフィール 】
グルム ちかさん Chika Groom

達人シアトル在住、主婦。ホーム・メイドの和菓子を作り始めて10年。最近、初めて『竹筒水ようかん』を作り、竹の緑とようかんの薄紫の鮮やかさにうっとり。和の色彩の豊かさに感激し、あらためて和菓子作りの魅力を実感。

【 達人レシピ 】味噌松風
(材料:約6人分)
味噌松風白味噌(できれば低塩)・・・50g
砂糖・・・・・・・・・・・・80g
水・・・・・・・・・・・・・100g
小麦粉(薄力粉)・・・・・・160g
ベーキング・ソーダ・・・・・3g
卵白・・・・・・・・・・・・ 卵2個分
砂糖・・・・・・・・・・・・100g
白ごま・・・・・・・・・・・適量

【 作り方 】

  1. 鍋に白味噌、砂糖、水を入れて煮溶かし、粗熱を取る。
  2. 1に振るった小麦粉と、少量の水で溶かしておいたベーキング・ソーダを加え、サックリと混ぜる。
  3. 卵白に砂糖を加えて7〜8分立てにし、2に加えてサックリと混ぜる。
  4. 3を長方形の型に流して白ごまを散らし、310(160)に温めていたオーブンで約20分焼く。
  5. 焼き上がったら端を切り落とし、残りを等分に切り分けて盛り付ける。



バン

パン子供の頃から工作、特に紙を使ったものが好きだったので、カードを手作りするようになったのは自然の流れ。手作り歴は、かれこれ20年以上ですね。

カード作りは“何かを作り出す”という純粋な喜びを与えてくれますが、大人になるにつれて“リラックスさせてくれるもの”や“自分の創造性を表現する手段”にもなってきました。椅子に座ってデザインを考えながら材料や道具をいじっていると、気持ちが落ち着くんです。

デザインのアイデアはいろいろあり、折り紙で折った飾りを付けたり、型抜きパンチでカードを切り抜く時も。以前、クリスマス・カードを作った時には、ツリー用のオーナメントを手作りし、それをカードに付けて送りました。また、紙も用途によって使い分けていて、特に日本→→に住んでから大ファンになった和紙は、デザインの豊富さや質感の良さはもちろん、丈夫なので重宝しています。

アイデアを得るには、できるだけ多くのクラフト・ショップやカード屋さんなどに行って商品やサンプルなどを見て研究するといいですね。メモ帳などにノウハウを書きとめておくのも一案です。また、想像力をフル回転させて、新しいものに挑戦するのも大事ですね。

私にとってハンドメイドは“作り手の真心がこもった、かけがえのないもの”。これからもカードに限らず、いろいろなものを作っていこうと思います。


【 達人プロフィール 】
宮内・S・リンさん Lynn S. Miyauch

達人シアトル在住、公務員。手先を動かすことが大好きで、カード以外にもさまざまな雑貨を手作りしている。カード作りでは熱中しすぎて、時間の経過を忘れてしまうこともしばしば。


小箱■ 材料と道具
和紙……1枚
ミントなどの空き缶……1個
・液体のり ・はさみ

■ 作り方

  1. 上蓋と底の大きさに合わせて、和紙を内側と外側の分、2枚ずつ切り取る。
  2. 缶の周りの長さに合わせて、和紙を帯状に内側と外側の分、2枚ずつ切る。ただし、蓋が閉まるように、外側は蓋が被さる部分を除いた幅にすること。
  3. 切った和紙を丁寧に缶の外側と内側に貼れば完成。
    ※違う柄の和紙を揃えて缶の中と外で模様を変えても素敵。また、ジュエリー類などを入れる場合は、中敷きをフエルトなどの柔らかい素材にすると良い。
【 達人ハウツー 】お花のカード
(材料と道具)
お花のカードカード本体の用紙(水色)・・・・1枚
はと目(花型)・・・・・・・・・・1個
花びら用の紙(ピンク)・・・・・・1枚
茎・葉用の紙(黄緑)・・・・・・・1枚
帯状の飾りの紙(ピンク・黄色)・・少々
・花びら型の型抜きパンチ(大・小)
・ハサミ  ・カッター  ・液体のり

【 作り方 】

  1. カードの扉の中央を四角くカッターで切り抜き、窓を作る。“窓付きカード”を利用しても良い(『Impress』などの雑貨店で手に入る)。

  2. 花びら型の型抜きパンチ(大)で花びらを1枚切り抜き、中央に花型のはと目を付ける。

  3. 黄緑色の紙を茎になるようにカッターで細く切り、ハサミで葉を2枚作る。

  4. 茎の裏側にのりで葉を貼り、その茎を窓の内側に右上〜左下に掛けて置き、のりで貼る。2で作った花を窓の右上にカードの外側から貼る。

  5. 花びらを作った紙の残り(ピンク)を帯状に切り、花びら型パンチ(小)で左右2個所を切り抜く。その時2つの花の間に、1つ分の花の切り抜きを貼るだけの間隔を空けておくこと。

  6. 5の帯と同幅の紙(黄色)を花びら型パンチ(小)で抜き、左右を少し残して切り落とす。5の花の間に貼れば完成。



バン

ビーズ服飾デザイナーという職業柄か、人を飾り付けるのが好きなんです。洋服も作りますが、卓上でできる“省スペース・クラフト”と言えばやっぱりビーズ・アクセサリー。作り始めたらハマってしまい、作品が溢れんばかりになってしまったので、友達への誕生日プレゼントなどにしたらすごくウケて(笑)。人に喜ばれることを知ってからは、趣味が実益を兼ねるようになりました。

手作りビーズ・アクセサリーの魅力は“相手の個性に合わせて作るからすべてがオリジナル”ということ。だから「あの人はこんなビーズを使った、あんな形が似合いそう」っていろいろ考えます。また、10分ぐらいで完成する作品もあり、気軽なところも良いですね。
新しいビーズが発売されるとすぐに欲しくなるし、デパートのアクセサリー売り場などでも、気に入った商品があれば仕上げや処理の仕方などをチェック。ついデザイナーの血が騒いでしまうのですね(笑)。


【 達人プロフィール 】
堀川 和美さん Kazumi Horikawa

達人シアトル在住、服飾デザイナー。ビーズ・アクセサリーを作り始めて3年。作った作品を人にあげて数を減らそうとしても、頼まれてつい作ってしまうので、一向に減らないジレンマに陥っている。ビーズ・アクセサリー・ファンの増加に期待している。


イヤリング&ブレス

ビーズ■ 材料と道具
●イヤリング
Tピン…2本
ビーズ(四角型の中・水色)…2個
ビーズ(四角型の小・シルバー)…2個
イヤリングの金具…1組
●ブレスレット
Tピン…9本
ビーズ(四角型の中・水色)…9個
ビーズ(四角型の小・シルバー)…9個
丸かん(小)…2個
留め具…1個(種類はお好みで)
チェーン…1本
(飾りのビーズ・パーツを通す穴があるもの)
・丸ペンチ
・やっとこ
・ニッパー付きのやっとこ

■ 作り方

●イヤリング
1. 逆Tの向きにしたTピンにシルバーのビーズ、水色のビーズの順で通し、ビーズの頭1/8インチ上の部分をやっとこで曲げる。これを2つ作る。
2. Tピンの曲げた部分を丸ペンチで挟み、手前に曲げて小さな輪を作る。その輪とビーズの間に残りのピンを絡めていく(曲げたところから5/8インチ分の長さのピンを絡めると、一番美しい長さとなる)。
3. 余ったピンをニッパー付きのやっとこで切り落とし、切り口を絡めた部分にきれいに収める。これで飾り部分が完成。
4. イヤリングの金具の輪の合わせ目を開き、3の飾りを通せば完成。
●ブレスレット
1. 留め具、丸カン、チェーンをつなげてブレスレット本体を作る。
2. イヤリングの手順1と同じものを9つ作り、等間隔にチェーンに通す。
3. イヤリングと同様、Tピンの残りを巻き付け、余った部分を切り落とせば完成。

【 達人ハウツー 】イヤリング&ネックレス
(材料と道具)

●イヤリング
ビーズ(小・水色)・・・・32個
〃(小・シルバー)・・・・16個
〃(洋梨型・琥珀色)・・・4個
〃(チェコ型・透明)・・・8個
イヤリングの金具・・・・・1組
Tピン ・・・・・・・・・・16本
丸カン(輪型・中サイズ)・2個
●ネックレス
ビーズ(小・水色)・・・・30インチ分
〃(小・シルバー)・・・・約50個
〃(中・透明)・・・・・・3個
〃(洋なし型・琥珀色)・・3個
〃(チェコ型・透明)・・・3個
Tピン・・・・・・・・・・6本
ペンダント・トップ用の丸カン(中)・・1個
留め具・・1個(種類はお好みで)
ボールチップ(ネックレスの留め具と本体部分をつなぐ金具)・・2個
テグス・・・・・・18インチ×2本
・丸ペンチ
・やっとこ
・ニッパー付きのやっとこ

【 作り方 】 ●イヤリング

  1. 逆Tの向きにしたTピンに、以下の3種類の飾りを作る。
    A シルバーのビーズ1個+洋なし型のビーズ1個を通したもの×4つ
    B チェコ型のビーズを通したもの×8つ
    C シルバーのビーズ1個+水色のビーズ4個+シルバー1個+水色4個+シルバー1個の順に通し、らせん状に曲げたもの×4つ

  2. ビーズA、B、C、それぞれの頭1/8インチ上の部分をやっとこで曲げる。

  3. 曲げた部分を丸ペンチで挟み、手前にひと曲げして小さな輪を作る。その輪とビーズの間に残りのピンを絡めていく(曲げたところから5/8インチ分の長さのピンを絡めると、一番美しい長さになる)。

  4. 余ったピンをニッパー付きのやっとこで切り落とし、切り口を絡めた部分にきれいに収める。これで飾り部分は完成。

  5. できた飾りを丸カンに通し、イヤリングの金具に通せば完成。
●ペンダント
  1. ビーズイヤリングの要領でAを3つ、Bを3つ作り、ペンダント・トップ用の丸カンに通しておく。

  2. 所々にシルバーのビーズを散りばめながら、テグスに水色のビーズを通していき、最終的に15インチ(約38センチ)のひもを2本作る(D)。

  3. 2本をよじって端をボールチップの穴に通し、玉結びをしてボールチップを閉じる。

  4. 留め具を付けて、1のペンダント・トップの丸カンに通せば完成。