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ヨーロッパスタイル グルメ
ベルギー、リエージュ風のカリふわワッフルにニッコリ
Sweet Iron Waffles▲すべてのワッフルはこのベルギー製ワッフル・メーカーで作られ、できたてを熱々のうちに提供
Sweet Iron Waffles▲オーナーのエイドリアンさんと、娘のダニエルさん
高校卒業後、家族と共にベルギーからニューヨークへ移住したエイドリアンさん。アメリカで食べたワッフルにショックを受け、いつか本物のワッフルをアメリカに紹介できたら、との思いが膨らんだ。やがて新しい家族を持ち、その子供達も巣立った2009年の秋、若いころの夢を子供達の後押しで実現させたのが、この店だ。
娘のダニエルさんとベルギーへ渡り、技術を学ぶと同時に道具なども入手。ずっと弁護士の仕事をしており、店の運営についてはわからないことだらけだったが、スタッフに恵まれ、さまざまなアイデアを得て開店へと漕ぎ着けた。毎朝、生地から作り、2時間寝かせてから、ベルギー産パール・シュガーを載せて、鉄製のワッフル・メーカーへ。高温で焼き上げるので、シュガーでコーティングされた表面はパリッ、中はふっくらと仕上がる。粉やバターはもちろん、各種トッピングもナチュラルな素材にこだわっている。3月から持ち帰り用の冷凍ワッフル販売やケータリングも開始し、4月にはユニバーシティー・ディストリクトでワッフルやサンドイッチを売るスタンドをオープン。「毎日が新しくて、楽しい。こんなおいしいワッフルは初めてと言われるのがいちばんうれしい」と、エイドリアンさんは微笑む。

Sweet Iron Waffles Sweet Iron Waffles Sweet Iron Waffles
▲ワッフルは、伝統的なチョコレート・ディップ($3.49)などのほか、バナナ・ブリュレ($3.99)、ブリー・アンド・バジル($4.99)といったオリジナル、また季節のフルーツを使ったメニューも用意
Sweet Iron Waffles
1200 3rd Ave., #110, Seattle, WA 98101
206-682-3336
営業時間:7:00 a.m.〜3:00 p.m.(土・日曜8:00 a.m.〜4:00 p.m.)
休み:なし 
www.sweetironwaffles.com
 
南フランスを思わせる店内で家庭料理をカジュアルに
Thomas Street Bistro▲優しい味に心がほっとする、イタリアン・チキン・リゾット($19.99)
Thomas Street Bistro▲チキン・ペスト($19.99)。有機飼料で放し飼いにされている鶏肉の軟らかさ、そして自家製ペスト・ソースとパスタの組み合わせは絶品
Thomas Street Bistro▲天気の良い日には、通りに面したテラス席で食事を楽しみたい
Thomas Street Bistro▲リサイクルの家具や不ぞろいのグラスが居心地の良さを演出
2007年からキャピトル・ヒルの住宅街で営業する、知る人ぞ知る隠れ家的存在で人気のある南欧風料理の店。オーナー・シェフのアダムさんは南フランス出身で、スペインやキプロス島でレストラン経営とシェフの経験を持ち、アメリカでも数々のヨーロッパ系レストランで働いてきた。こぢんまりとした店内は、フランスにあるビストロのようにおしゃれだが、何も気取る必要はなく、友達の家へ行くような雰囲気でくつろげる。自慢の料理は、なんと言っても3コース・ディナーだ。メイン・ディッシュを注文すると、自家製スープにデザートが付いて$20前後。さらに毎日3:00 p.m.〜5:00 p.m.のハッピー・アワーでは、同量で$7.50と驚きの価格に! こだわりのメニューには地元のナチュラルな食材が使われ、その季節ならではの味覚が週替わりで登場。予約の際に減塩やベジタリアンといったリクエストをすることも可能で、パーティーにも対応する。オーナー自らメニューに合うように厳選したハウス・ワインは、やはり週替わり。ワイン・リストの中には、シアトルで市販されていない、このレストランだけで味わえるレアな1本も。木〜日曜の6:00 p.m.からは、ジャズのライブ演奏があり、いつものディナーがより華やかになる。

Thomas Street Bistro
421 E. Thomas St., Seattle, WA 98102
206-323-0914
営業時間:3:00 p.m.〜10:00 p.m.
休み:なし 
www.thomasstbistro.com
 
シアトルの海を眺めながら本格フレンチを堪能
Maximilien▲女性が喜ぶこと間違いなしのロマンチックな空間。5月は母の日に向け、イベントを企画中とのこと
オーナーのウィリーさんとアクセルさんは共にフランスでレストラン・ビジネスに携わり、エグゼクティブ・シェフのクリスさんもまた、フランスで16歳から料理に打ち込み、全米各地の有名レストランを渡り歩いたという実力派。フランスの伝統的な技を駆使し、魚介、肉、野菜といった地元の新鮮な食材を、極上のフレンチへ次々と変身させていく。シアトルにフランス料理店は数あれど、オーナーもシェフもフランス人というのはまれだろう。
食事のメニューは毎月2回入れ替わり、約60本そろうワインは一部を除き、ほとんどがフランス産。店内にはフレンチ・ミュージックが流れ、窓から見えるピュージェット湾の夕景も素晴らしく、フランスへの旅行者になった気持ちで過ごせる。かと言って、フォーマル過ぎないカジュアルな雰囲気なので、フレンチだからと肩肘張らなくても大丈夫。ハッピー・アワーも月〜金曜5:00 p.m.〜7:00 p.m.、土曜8:00 p.m.〜10:00 p.m.に実施され、$4のムール貝から$12のフォアグラまで充実のフード・メニューが提供されるほか、カクテルやワインが割安に。火曜はワインが半額、日曜には朝のブランチと夜の$35コース料理を用意。パイク・プレイス・マーケット内というダウンタウンの好立地で本格的な味を気軽に楽しめる、うれしいレストランだ

Maximilien▲オレンジ・デミグラス風味のダックのコンフィ($27)は、ナイフを入れると、ほろほろと身が骨から離れる軟らかさで、パリッとした皮も存在感を主張。フォアグラ入りでは$34
Maximilien▲舌の上でとろっと滑る肉厚のスモーク・サーモンを、ミルフィーユ仕立てにブリオッシュや生クリームでサンドした前菜「ナポレオン・ド・ソモン」($12)は見た目も麗しい
Maximilien▲白トリュフのオイルで香り付けされた、「コキーユ・サンジャック」と呼ばれるホタテ貝のクリーム・ソースがけ($28)。濃厚なソースには黒トリュフも入り、プリプリしたホタテの身に絡まるとたまらないおいしさ
Maximilien
81A Pike St., Seattle, WA 98101
206-682-7270
営業時間:11:30 a.m.〜10:00 p.m.(金・土曜11:00 a.m.〜、日曜10:00 a.m.〜9:00 p.m.)
休み:なし 
www.maximilienrestaurant.com
 
ヨーロッパの街にあるような普段使いのデリを再現
Michou▲「選ぶ楽しさを味わって欲しい」と常に豊富なメニューをそろえる、ラルフさん、則子さんオーナー夫妻
Michou▲表面の焼き目が食欲をそそるパニーニ($5.50)は、チポトレ・マヨネーズでロースト・チキンを和えた「シエラ・チキン」が看板メニュー
Michou▲イタリアで「アランチーニ」と呼ばれるライス・コロッケ(1個$2.50)は、日本人にもおなじみ
Michou▲サラダはアーモンドやコーンの入った「ファーロ」($6.99/パウンド)が売れ筋。どれも自家製ドレッシングが利いている
「元々、友人との集まりや教会で料理を振る舞うのが好きだった」。イタリア人のラルフさんと結婚後、家族代々のレシピを受け継いだ則子さんは、料理への興味、そして小さくても自分の店を持ってみたいという夢から、3年前に前オーナーから店とレシピを引き継いだ。オーナー・シェフとして、サラダ、スープ、サンドイッチ、ペイストリーなどヨーロッパの味を提供し、ランチ時には行列のできる人気店へと成長させた。食材は地元のものを中心に、イタリア産のトマト・ソースやオリーブ油も使い、人工添加物は一切なし。サンドイッチに用いるパンも同店オリジナルで、注文を受けてからグリルするパニーニは30種のレシピから毎日14種、サラダなどの総菜は35種も! 「たくさんあり過ぎて選べない」と言われるのが、則子さんはいちばんうれしいのだとか。量り売りなので数種類を少しずつ買う人も多い。評判のプルド・ポークと大麦のスープなど50種のレシピのうち4種がそろう日替わりスープ($3)も、すぐに売り切れてしまうそう。ドルチェも充実。リコッタ・チーズ入りの揚げ菓子「ゼッポレ」(4個$1.50)や、イタリアン・ドーナツの「バンバローニ」($1.50)は、どこか懐かしい味がして、日本人の口にも合う。電子レンジで温めるだけの持ち帰り用パスタも要チェック!

Michou
1904 Pike Pl., Seattle, WA 98101
206-448-4758
営業時間:9:00 a.m.〜6:00 p.m.
休み:なし
 
トルコ産オリーブ油が決め手のヨーロッパ家庭料理
The Olive and Grape▲エフェス・ピルスナー($5)やトルコ・コーヒー($3)を片手に、現地にいるような気分でくつろげる
The Olive and Grape
半年前、イタリア系トルコ人のパオラさんがグリーンウッドにオープンしたトルコ&イタリア料理の店。パオラさんの故郷、イズミルを描いたという壁画が異国情緒たっぷりだ。料理にはオレンジ色に輝く極上のトルコ産オリーブ油が使われ、店頭で買うことも可能。シェフ、アンドレアさんはイタリアのローマ出身で、祖母や母から伝わるレシピを用いて作る自家製のニョッキやティラミスは、文句なしの人気メニューだ。日曜にはトルコ風ジャムなどを取り入れた、ヨーロピアンなブランチも提供。また、5月末まで、フードやドリンクがお得になるハッピー・アワーを毎日3:00 p.m.〜6:00 p.m.、金・土曜9:00 p.m.〜閉店に実施するほか、木曜のフリー・デザートなど曜日ごとのお楽しみも。毎週土曜6:30 p.m.〜9:30 p.m.には、ヨーロッパ各地の音楽を聴けるライブ演奏もある。

The Olive and Grape▲トルコと言えばシシカバブ! 10時間マリネしたラム肉の串焼きは、前菜で$8。ピタパンでくるみ、クミン、レッド・オニオンと一緒に口へ運ぼう
The Olive and Grape▲メゼ(前菜)3種のサンプル。手前から時計回りに、レッドペッパーやザクロが入った甘めのムハマラ、オリーブの実の塩気がワインに合うタプナード、そして、ひよこ豆をペーストにしたフムス。ハッピー・アワーでは各$3〜$4に!
The Olive and Grape▲ニョッキ($17)は、煮詰めた赤ワインが利いた牛肉のラグー・ソース&パルミジャーノ・チーズで食すのが本場イタリア流。ノースウエストらしいサーモン・クリームのチョイスもあり
The Olive and Grape
8516 Greenwood Ave. N., Seattle, WA 98103
206-724-0272
営業時間:11:00 a.m.〜9:00 p.m.(金・土曜〜11:00 p.m.、日曜10:00 a.m.〜)
休み:月曜 
www.theoliveandgrape.com
 
ドイツ風の甘さ控えめペイストリー&パンがずらり
Kaffeeklatsch▲イタリア風のフォカッチャ($3.50)やサンドイッチ($6)も用意。奥はドイツで朝食用に出される小振りのパン、ブレートヒェン(各$1)
Kaffeeklatsch▲オーナーのブライアンさん、アネットさんは交際歴2年の国際カップル
レイク・シティーに住むブライアンさん、アネットさんのカップルが今年1月に地元で開いたコーヒー・ショップ。アネットさんはドイツのベルリン出身で、16年前にシアトルへやって来た。元々パン作りが趣味というブライアンさんが、彼女のお気に入りのドイツ伝統パン&スイーツを店内の厨房で焼く。貴重なドイツの味を求め、わざわざ遠くから通う人もいるそう。「ドイツ人は甘いものが得意ではない」というアネットさんの好みで、どの品も甘さが抑えられ、ヘビーなアメリカン・スイーツに飽き飽きしている健康志向の層にも受け入れられている。地元ロースター、シアトル・コーヒー・ワークスによる豆を使ったエスプレッソ・ドリンクも充実。ちなみに、ここのオーナーもドイツ人だ。キッズ・コーナーやオムツ替えシート付きのトイレもあり、子連れで訪れるにもぴったり!


Kaffeeklatsch▲アメリカでおなじみのシナモン・ロール($3)も、フロスティングの代わりにクリームが横に添えられ、自分で甘さが調節できる
Kaffeeklatsch
Kaffeeklatsch
▲ベリーが甘酸っぱいブリーチクーヘン($2.25、写真・上)、蜂蜜とアーモンドが優しい味わいのビーネンシュティッヒ($2.85、同右)は、ドイツの代表的な伝統菓子
Kaffeeklatsch
12513 Lake City Way NE, #H, Seattle, WA 98125
206-462-1059
営業時間:6:30 a.m.〜5:30 p.m.(土・日曜8:00 a.m.〜)
休み:なし 
www.kaffeeklatschseattle.com
 
遊び心いっぱいのおしゃれなイタリアン・バールでエスプレッソを
Varro▲「イタリアのライフ・スタイルを、バール文化とおいしい料理を通して楽しんでもらいたい」と語る、オーナー・シェフのリッチさん
イタリアの町中には、バールと呼ばれる、カフェ感覚で利用できるバーが必ずある。4月にオープンしたばかりのこの店は、そんな本場のムード満点。60年代のイタリアを意識した内装が異彩を放ち、同店のコンセプトである「楽しさ」が前面に出た造りになっている。ワインはオーナー・シェフのリッチさん自らが選んでおり、ブラッド・オレンジの果汁が入ったアマーロなど、イタリア風カクテルも勢ぞろい。リッチさんが家に代々伝わるレシピをアレンジしたイタリア家庭料理も絶品で、タパス風の小皿でたくさん味わえる。パスタも手作り!オーガニックな素材にこだわった、ヘルシーで風味豊かな料理は値段も良心的だ。

Varro▲写真は手前から反時計回りに、甘いトマトがアクセントのアルバコア・サラダ($7)、日替わりのブルスケッタ($4)、ラム酒が利いたティラミス($5)
Varro▲イタリアの代表的コーヒー・ブランド、ラバッツァの味をお試しあれ。エスプレッソ・マシンもイタリアのビクトリア・アーデュイノ社製だ
Varro
1542 12th Ave., Seattle, WA 98122
206-324-4400
営業時間:11:00 a.m.〜2:00 a.m.(月曜〜11:30 p.m.、土曜10:00 a.m.〜、日曜10:00 a.m.〜11:30 p.m.) 
休み:なし 
www.varrolife.com
 
英国のアフタヌーン・ティーを気軽に体験
Village Eatery & Tea Company▲2009年7月にオープン。老若男女がリラックスできる落ち着いた内装で、家族連れの姿も目立つ
「アメリカで食べるスコーンはどうして硬くてパサパサしているのか?」とお嘆きのあなたに朗報。しっとりと柔らかい、イギリス風の焼きたてスコーンが食べられる店をボセル・カントリー・ビレッジ内で発見! ロンドン近郊で育ったオーナー、ジャンさんが母から譲り受けたというレシピで作るスコーンは5種あり、各$1.35〜$2で販売。紅茶の茶葉は50種がそろい、イギリス式にカバー付きのポット($4.50〜$6.50)で出してくれる。特別な集まりには、予約推奨というアフタヌーン・ティー($22.95)を。英国の田舎をイメージした店内で、家族や仲間と共にゆっくりとくつろぎの時を過ごしたい。

Village Eatery & Tea Company▲おひとりさまなら、手軽な「ア・スポット・オブ・ティー!」($12.75)はいかが? 紅茶にスコーン、イングリッシュ・ティー・サンド、スイーツが付いてボリュームも申し分なし
Village Eatery & Tea Company▲「帽子を被り、小指を立てて飲む雰囲気は嫌い。気取らない店にしたかった」というジャンさん
Village Eatery & Tea Company
740 238th St. SE, #B, Bothell, WA 98021
425-483-2005
営業時間:11:00 a.m.〜4:00 p.m.
休み:月・火曜 
www.villageeateryandteacompany.com


 

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