日米教育が融合した総合学習教室

▲「バイリンガル算数理科実験」のクラス。この日は磁石がテーマ。実際に、持って触って観察して学ぶ

▲「なわとび・体操・ヒップホップ」のクラスでは、楽しく運動し、汗びっしょりに

今年３月に開校したベルビューじゃぱん倶楽部は、国際社会に適応するバイリンガルの子供たちを育てるため、日本式の効果的な指導法も取り入れつつ、日米両方の教育を考慮したバランスの良いカリキュラムと教育環境を提供する、総合学習教室だ。
　
年齢別に、幼稚園児、小学校１年～３年生、小学校４年～６年生のクラスに分かれ、「バイリンガル算数理科実験」や「寺子屋そろばん算数」ほか、日本語の読み書きから、英文法、絵画、体操、音楽教室まで、内容別に現在10以上のクラスがあり、今後もさらに増やす予定だという。

４月から新しいクラスも
４月からは、新しく「３、４才児のための才能発見クラス」が始まった。週２回、火曜日と木曜日午前10時からのこのクラスでは、言語、数量、形、記憶力、社会性、表現力、生活習慣の観点から、右脳と左脳の両方をバランス良く使うアクティビティーを楽しく行う。知的好奇心旺盛な３、４歳児の能力を引き出すのが目的だ。また母親へのアドバイスも提供している。
　
夏には、バイリンガル・サマースクールも開校される。

教室、家庭、地域が１つに
ベルビューじゃぱん倶楽部のクラスは、アメリカ人の子供が通う現地校の施設で行っているため、通常の教室以外にも、理科実験室や図書館、音楽室、体育館、運動場などがあり、充実した設備と広い場所で、総合教育として、のびのびと教えているのも特長だ。５月には、恐竜と化石をテーマにした特別講座も開かれる。随時行われるイベントは、ウェブサイトの「ブログ」に情報が掲載されるので要チェック。
　
クラスを開講するだけでなく、家庭や地域のサポートを目指していることもあり、誕生日会プランは、通常通う子供たちだけでなく、誰でも申し込めるというのもうれしい。恐竜をテーマにした誕生日会や、移動式プラネタリウムでの宇宙体験誕生日会などもあり、楽しそうだ。
　
今回、「『Lighthouse』の記事を見た」と言うと、４月30日（火）まで、入会金（$60）が免除となる。１日体験もある。さらに、大人向けの美術のクラスや児童英語指導者養成コースなどもあるので、まずは問い合わせてみては。

▲各教科を担当する講師陣は、指導技能が高く、それぞれに専門分野を持つ講師ばかり。１クラスは10人以下の少人数制

▲独自のロボット教材を使い、MITの教授が提唱する指導理論を基に、ギアの仕組みなども学ぶ「ロボットサイエンス」