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2013年11月21日(木)

今日のニュース

 

ボーイング社の次世代大型機「777x」をワシントン州内で生産するよう訴えるため、20日、シアトル・タイムズ紙に掲載された一面広告で使用の写真の飛行機が、実はボーイングの競合社、エアバス社製のA319機であることがわかった。広告の掲載主は州の航空宇宙産業の発展のため活動し、ビジネスや地域のリーダーで構成されている団体、ワシントン・エアロスペース・パートナーシップに所属するシアトル・メトロポリタン商工会議所。同団体の広報担当者は、当惑しており、大変恥ずかしい失敗だと反省のコメントをしている。Seattle Timesの関連記事はこちら

消防車の到着が遅れ、民家が全焼

20日、マカティオの民家が火事があり、住民は無事だったが、家は全焼した。近所の住民によると、煙が見えてから、消防車が到着するまでに約45分かかったという。消防署によると、通報があった際、最も近くにある消防車2台は、別件で出動中だったため、近くにある別の消防署からはしご車を呼んだ。しかし、はしご車が大き過ぎたため、ヘアピンカーブで曲がることができなかったという。また、別の道から到着した消防士たちは、最も近い消火栓が1200feetも離れた場所にあったため、ホースがつながるまで、しばらくは、なすすべがなかった。King 5の関連記事はこちら

レニア・ビーチ高校卒業生に新たな大学進学奨励制度

シアトルにあるレニア・ビーチ高校の今年度以降の卒業生は、家庭の経済状況に関わらず、サウス・シアトル・コミュニティー・カレッジの初年度の学費が無料になることが決った。これは同大学が運営する私設の奨学金制度の1つ、13th Year Promise Scholarship Programによるもので、2008年より導入。シアトル市南部にあるクリーブランド高校とチーフ・シールス高校は、既にこの制度の対象校となっている。低所得者層が多い学校では経済的な理由で進学を諦める生徒も多いが、クリーブランド高校では、この制度導入以前の2~3倍の卒業生が大学進学するようになったという。レニア・ビーチ高校では、昨年の卒業生が進学した割合はたった47%であった。Seattle Timesの関連記事はこちら