シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2014年5月8日(木)

今日のニュース

 

キング郡東部では、公有林で違法にキャンプ生活をするヘロイン乱用者が増加して問題となっている。この地域は、今年3月にキング郡保安警察からスノコルミー警察へ管轄の変更があったが、それ以来およそ40のキャンプを確認し、ホームレス・キャンプの問題が同警察の現在の優先課題となっている。キャンプ場では使用済みの注射器やし尿やその他の危険物が見つかっており、スノコルミー警察はこの状況が森林を訪れるハイカーなどに及ぼす危険性を懸念している。また、キャンプでは周辺の商店や民家などから盗まれたものも見つかっている。警察は、違法行為を発見した場合はそのキャンプを撤去するとしている。King 5の関連記事はこちら

タコマ市、レインガーデンで水路を浄化

タコマ市は12年間、雨水の汚染レベルを監視し、水質汚染対策に力を入れている。雨水浄化のためにレインガーデンなどさまざまな計画を試験的に実施しており、これまで10年以上にわたって高濃度のヒ素や農薬が検出されてきたタコマに流れる水路、Thea Foss Waterwayの浄化も前進を遂げている。最近行われた調査ではその汚染レベルが90%まで下がった。14ヶ所あるレインガーデンのスポンサーはまだ少なく、市は企業や団体に寄付を募っている。タコマ市の雨水浄化における取り組みは国内外から注目されている。King 5の関連記事はこちら

シアトルの海岸でスニーカーを履いた状態の足が見つかる

シアトルのPier 68付近の海岸で6日(火)、ヒトの足部分が白いスニーカーを履いた状態で見つかった。キング郡検視局は、足の身元特定のためにスニーカーの写真を公開した。New Balance製のこの靴は2008年4月に発売開始されている。靴は男性用だが、足の持ち主の性別と年齢などは現在不明。警察によると、地域の海岸からは2007年以来同じように靴を履いた身元不明の足が十数件発見されているが、そのうちのいくつかは行方不明者のものだと判明した。海洋学者は、腐乱死体では足首などの関節が外れて、ばらばらになることがよくあるという。King 5の関連記事はこちら

民間団体が古い浮き橋の再利用計画を明らかに

レイク・ワシントンに架かる州道520の浮き橋をエリオット湾のマリーナに再利用するという新しい計画案を民間団体が明らかにした。この計画は浮き橋のポンツーンの2個をエリオット湾のピア50近くに設置し、マリーナを保護するというもので、都市における海事環境への一般アクセスの向上を目指し自治体への働きかけを行う団体のUrban Public Waterfront Accessが提案している。新しい浮き橋の建設を行っている関係者は、現在のところポンツーンの再利用について決断は下していないようすだが、他からの引き合いもあるという。同団体は計画の実現にむけ、先ず、支持者の署名集めから始めるつもりだ。King5の関連記事はこちら