シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2014年11月24日~26日(11月第5週目)

今日のニュース
ニュース・トップページ  最近のニュース一覧  過去の記事

ワシントン州運輸局は、11月26日(水)から30日(日)までの感謝祭の帰省ラッシュの予想を時間ごとにグラフにして公開した。交通渋滞緩和のため、州道のほとんどの工事は26日正午から停止されるが、I-5のベリングハムとカナダとの国境間、オリンピアとタコマ間、Hwy.2のレベンワースとスティーブンズ・パス間、I-90のスノコルミー・パス付近では混雑が予想される。旅先から家路に戻る30日は、カナダ間国境やフェリー・ターミナルで通常よりも待ち時間が長くなる見込み。幹線道路部分の交通状況予想データ画像は、オリジナル記事に掲載。King5の関連記事はこちら

SPDのボディカメラ試験導入、プライバシー問題懸念の声も

11/26/2014 ・King5

シアトル警察(SPD)は12月から、警官12人にボディカメラの試験導入を開始するが、プライバシー問題への懸念が浮上している。家庭内暴力に遭った被害女性のサポートを行うYWCAのJune Loveallさんは、ボディカメラでの撮影はプライバシー侵害となる恐れがあり、被害者にとっては更なる精神的ストレスとなり得るとコメント。また、生命の危険にある犯罪被害者の情報公開を免除する州の法律はあるものの、Loveallさんは何らかの原因で被害者の情報漏洩が起こらないか心配している。一方、ボディカメラの製造会社、Vievuを設立した元警官のSteve Ward氏は、”市民は警官が何をしているのか見たがっている。また、法廷証言や責任追跡にもカメラボディは必要”と話した。シアトル警察は今もなおビデオ情報公開請求時の開示プロセス改善に取り組んでおり、12月19日には、ソフトウェア・プログラマーなどを招いた開発プロジェクトを予定。8月のミズーリ州での黒人青年銃殺事件をきっかけに、警察のボディカメラ装着が注目されているが、シアトル警察は2016年までに警官1000人以上への導入を予定している。King5の関連記事はこちら

ワシントン州西部、感謝祭も激しい雨の天気予報

11/26/2014 ・King5

1日以上続いた激しい雨のため、25日(火)にワシントン西部の幾つかの河川で洪水警報が発令された。マウントレニア国立公園では洪水のため、南西に位置するNisquallyの入り口を閉鎖したが、26日朝には開放された。26日(水)には雨足は弱まるものの、27日(木)の感謝祭には再び激しい雨になると予報されている。特に27日午後から夜にかけて雨量が多くなるとみられ、河川では再び増水する恐れがある。さらに、風速15マイル/時から30マイル/時の強風、また最大45マイル/時の突風をともなう、あいにくの天気となりそうだ。28日(金)から週末にかけて天気は回復し、気温は低くなるもよう。25日に発令された洪水警報はStillguamish River、Snoqualmie River、Puyallup River、Cowlitz Riverで、26日朝の時点でも解除されていない。King5の関連記事はこちら

シアトル市、カーシェアリングの拡大を目指す

11/25/2014 ・Seattle Times

シアトル市議会はカーシェアリング・サービスに参入する企業の増加を促すため、市が許可する車両台数を3,000台まで拡大することを検討している。交通委員会会長であるTomRasmussen市会議員は、市内全域で展開するカーシェアリング・サービス会社1社につき、最大750台まで許可できる法令案を24日(月)に提出した。Rasmussen議員は、カーシェアリング専用駐車エリア設置についても検討すると述べた。審議は12月9日の委員会で始まると見られる。シアトル市内において許可車両350台で始まったCar2Goは、需要が高く、サービス開始から約1年で500台まで増加、利用エリアも拡大している。2016年には利用できる車両は2,000台まで増加すると予想されている。Seattle Timesの関連記事はこちら

白人警官による黒人青年射殺事件の不起訴、シアトルでも抗議運動

11/25/2014 ・King5

8月に発生したミズーリ州ファーガソンでの白人警官による黒人青年射殺事件について、24日(月)、大陪審が警官の不起訴を決定したことを受け、アメリカ国内の各地で抗議運動が起こった。ダウンタウン・シアトルでは不起訴発表後、200人以上がウエストレイク・センター前に集まってダイ・インなどの抗議行動を行い、シアトル・セントラル・カレッジまで行進した。抗議運動に備えてウエストレイク・センター付近では事前にフェンスが張られ、シアトル・セントラル・カレッジは夜間の授業を中止した。同日10時過ぎ、デモ参加者が7th Ave. とMadison St. 付近でI-5に入ろうとし、警察はペッパースプレーや閃光弾を使いで食い止めようとしたが、数人がフリーウェイ上に侵入。このため一時的に北行き全車線が閉鎖された。この日のシアトルでの抗議行動でけが人は出ていないが、5人が逮捕されている。ミズーリ州での黒人青年射殺事件は黒人住民と警察間の人種差別問題に対する緊張を高めるきっかけとなり、ファーガソンでは事件直後から、激しい抗議行動が続き、一部暴動に発展していた。King5の関連記事はこちら

シアトル市、交通渋滞緩和にセンサー技術の信号機導入検討

11/24/2014 ・King5

シアトル市議会は24日(月)、交通状況により制御される信号機をMercer St.に設置する資金について投票を行う。 クイーンアン、サウス・レイク・ユニオン、シアトル・センターなどへの主要道路であるMercer St.は何年もの間、慢性的な交通渋滞が問題となっている。市は約2年間で100万ドルの予算をこの渋滞緩和策に投入する予定で、新しい信号機導入はその一環として議案に上げられた。新しいシステムでは、道路に埋め込まれたセンサーで交通量など測定してデータをコンピュータに送り、状況により信号の変わるタイミングを制御する。ベルビューではこの信号機が約5年前に導入され、渋滞が緩和した実績がある。資金調達が承認されれば、新信号機は2016年までに設置され、その後段階に分けて、2017年にDenny Way付近、2019年にサウス・レイク・ユニオンとシアトル・センター付近への導入を検討している。King5の関連記事はこちら

4歳児が誤って3歳児に銃を発砲

11/24/2014 ・King5

スノホミッシュ郡レイク・スティーブンスで21日(金)夜、3歳のMichael Holzworthちゃんが、遊びに来ていた近所に住む4歳の男の子に誤って銃で撃たれる事故が起こった。事故発生当時、被害者の父親であるJon Holzworthさんは別の部屋におり、母親は外出中だった。Michaelちゃんは至近距離から口の中を撃たれたようだが、弾は脳に達しておらず、命に別状はない。Jonさんは銃は鍵のかかった保管庫に入れていたと話している。また、Michaelちゃんの祖母は事故の前日、メリーズビル-ピルチャック高校銃撃事件を受けて教会で配布された事故を防ぐためのガンロックをJonさんに渡していた。警察は近所の男の子がどのように銃を手にして事故が発生したのか、現在捜査を行っている。King5の関連記事はこちら