シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2015年3月2日~6日(3月第1週目)

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キング郡の発表によると、郡内における児童期の肥満率が2010年から2012年の間に17%減少し、統計を取り始めた2004年以来、最も大幅な低下となった。2010年に始まった2年間の肥満予防プログラムが功を奏した結果と郡は評価している。同プログラムに参加したシアトル、ノースショア、ハイライン、レントンなどの7学区では、栄養学の専門家の協力により、生徒は学校が提供する昼食で、より健康的で低カロリーのメニューが選択できるようになった。これらの学校区では、肥満率減少が顕著だったが、プログラムに参加していない学区での肥満率は横ばい状態であった。シアトル学校区の関係者によると、肥満率低下の反面で、味付けや量の理由で学校給食を食べなくなった生徒もおり、食べ残しの量や、昼食に充分な時間があてられているかどうか、調査を実施していると話している。King5の関連記事はこちら

山地の雪不足で、夏の電力供給不足を懸念

3/5/2015 ・King5

自然資源保全局が出した最近の積雪量に関する報告によると、山地での雪不足の影響で、夏の水力発電量への影響が懸念される。ワシントン州西部では、発電に必要な雪解け水の量が例年の50%以下まで減少すると見られ、特に、カスケード中央部では例年の10%、オリンピック山脈では6%に留まる見込み。一方、コロンビア川上流のカナダでは積雪量が例年の110%で、同河川のダムで発電を行う電力卸売り事業所のBonneville Power Administration(BPA)では電力の安定供給が見込まれている。BPAからの電力供給量はTacoma Powerで全体の55%、スノホミッシュ郡公共事業管轄区では80%。Seattle City Lightが発電を行うカスケード山脈北側のダムでは、水量は例年の70%から80%と予想されている。また、Puget Sound Energyは貯水池数カ所で、水源となる積雪量が例年の39%と、かなり少なくなっている。King5の関連記事はこちら

WA州最低賃金値上げ法案、下院を通過

3/4/2015 ・King5

ワシントン州議会下院では3日(火)、州の最低賃金を時給12ドルまで引き上げる法案について投票を行い、賛成51票、反対46票で承認された。今後は、上院において同法案が審議される。4年をかけて、50セントずつ段階的に値上げを行う同法案については、低所得労働者のために民主党議員が推し進めている。一方、共和党議員は、値上げによる事業者の利益減少、また物価上昇と求人数減少の懸念から法案に反対。現在、ワシントン州の最低賃金は時給9.47ドルでアメリカ国内で最も高い。King5の関連記事はこちら

シアトル警察がボディカメラで撮影の映像をオンラインで公開

3/4/2015 ・King5

シアトル警察は今週よりYouTubeにて警官が着用しているボディ・カメラで撮影された映像の公開を始め、国内外から注目を浴びている。映像公開の目的は市民からの信頼回復であるとし、将来的には毎日映像を更新していくことを計画。警察の透明性と同様に、市民のプライバシー保護の重要性を考え、犯罪と関係のない人物の顔にぼかしを入れて、個人が特定できないように配慮している。もし、市民が情報開示の正式要請をすれば、さらに鮮明な映像を閲覧できる。King5の関連記事はこちら

Car2Goがシアトルで利用できる車両台数拡大開始

3/3/2015 ・King5

シアトル市内ではカーシェアリング・サービスのCar2Goが、3日(火)より車両250台の追加導入を開始し、合計750台まで拡大させる。これに伴い、同サービスは顧客が利用終了後に駐車できるエリアの制限を設けた。シアトル市議会は今年1月にカーシェアリング・サービスに対し、稼動許可する車両台数を1社当たり最大750台、市全体で3,000台まで拡大することを承認。シアトルでのCar2Goの会員数は6万3千人以上で、アメリカ国内で最も多い。King5の関連記事はこちら

ワシントン州のガソリン価格、1週間で28セント上昇

3/2/2015 ・King5

アメリカ自動車協会(AAA)の報告によると、3月2日(月)時点でワシントン州での1ガロン当たりのガソリン販売平均価格が1週間で28セント増加し、2.72ドルとなった。過去1カ月間では59セントの価格上昇で、アメリカ国内の平均価格よりも59セント高い。地域別では、ベリングハムで2.95ドル、シアトル・ベルビュー・エベレット地域で2.89ドル、タコマでは2.89ドルなどとなっている。King5の関連記事はこちら

ビル・ゲイツ氏、2年連続で世界長者番付1位

3/2/2015 ・Seattle Times

アメリカの経済誌「フォーブス」は2日、2015年度の世界長者番付を発表し、マイクロソフトの共同創業者で、ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同会長のビル・ゲイツ氏が2年連続1位となった。ゲイツ氏の資産は昨年760億ドルと発表されたが、同誌によると、今年は792億ドルに増加した。過去21年間でゲイツ氏が世界長者番付の1位になるのは今年で16回目。また、2位となったのはメキシコの大手通信企業を所有するカルロス・スリム・ヘル氏、3位はアメリカの投資家、ウォーレン・バフェット氏。Seattle Timesの関連記事はこちら