シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2015年9月8日~11日(9月2週目)

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乳児のうちにピーナツを摂取させ、アレルギーを予防するという画期的な研究が今年報告され、シアトル地域でも早速、この予防法を採用する医師が増えつつある。アレルギー性湿疹などピーナツアレルギー発症の可能性が高いと見られる乳児を対象に、医師はピーナツアレルギー・テストを行う。結果が陰性の場合、乳児にピーナツバターやピーナツが含まれる食品を与え、臨床的にアレルギー反応を観察する。医師によると、すでにピーナツアレルギーを発症した子どもにこの予防法は有効ではなく、また、家庭でピーナツアレルギー発症の可能性が高い乳児にピーナツを与えるのは避けるよう警告している。昨年までは危険と言われていた方法であるが、すでにシアトル・エリアの数人の医師がこの予防法を採用している。 King5の関連記事はこちら

ワシントン州でもサルモネラ菌感染者確認される

9/10/2015 ・King5

メキシコから輸入されているキュウリによるサルモネラ感染がアメリカ国内で発生しているが、ワシントン州でも9日(水)までに少なくとも10人の感染者が出ていると連邦衛生当局が発表した。州は、クラーク郡で3人、キング郡、ピアース郡でそれぞれ2人など、6郡での感染を確認している。アメリカ疾病管理予防センターによると、9日の時点で国内30州で341人の感染が報告され、70人以上が入院し、カリフォルニア州とテキサス州の患者2人が死亡している。調査の結果、感染源はAndrew & Williamson Fresh Produceによって流通したメキシコ産キュウリと特定され、患者の多くは7月3日から8月30日の間にキュウリを食べていた。同社はワシントン州の小売店へ直接商品を卸していないが、州内で二次的に販売されている恐れがある。 King5の関連記事はこちら

シアトルで教員のストライキ実施

9/9/2015 ・King5

今年度の授業開始が予定されていた9日(水)、シアトル学校区では教員や職員が学校区との交渉決裂を受けてストライキを開始し、学校は休校となった。交渉の一部は妥結したものの、昇給や授業時間などの要求は未だ合意に至っていない。30年ぶりとなる同学校区でのストライキ実施で、約53,000人の生徒が影響を受ける。学校区は8日(火)、教育長がストライキ中止のための法的措置をとることを投票で承認している。King5の関連記事はこちら

ピュージェット湾のオルカ、ベビーブーム続く

9/8/2015 ・King5

Pacific Whale Watch Associationは7日(月)、ピュージェット湾に生息する南部定住型オルカに雌の赤ちゃんが誕生していたことが確認されたと伝えた。3コミュニティ存在する南部定住型オルカは絶滅の危機に瀕しているが、昨年末より赤ちゃんの誕生が続いており、今回が5頭目となる。オルカは誕生から1年以内に半数が死亡すると言われているが、他の4頭は現在も健康な状態にあると見られている。この赤ちゃん誕生で、南部定住型オルカの生息数は82頭となった。King5の関連記事はこちら