シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2015年9月28日~10月2日(9月5週目 / 10月1週目)

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ベルビューに本社のある携帯通信会社T-Mobile USは1日(木)、同社の信用調査業務を請け負うExperianがハッキング被害に遭い、T-Mobileの顧客1,500万人の個人情報が盗まれたと発表した。セキュリティ侵害は約2週間前に起こったと見られ、現在も捜査が続けられている。漏洩したのは2013年9月1日から2015年9月16日の間に記録された個人情報で、その間に信用調査が必要となったT-Mobileの新規顧客などが影響を受ける恐れがある。盗まれた情報は名前、住所、誕生日、ソーシャルセキュリティー番号、またはIDカード番号など。クレジットカード番号や銀行の口座情報は流出していない。T-Mobile とExperianは、両社から顧客に電話やメールなどで個人情報を確認することはなく、セキュリティ侵害について連絡を受けても、個人情報を知らせないように警告している。影響を受けた可能性のある顧客へはExperianから通知が送られ、また、2年間の無償クレジット監視サービスが提供される。Seattle Timesの関連記事はこちら

オレゴン州で娯楽用マリファナの合法販売開始

10/1/2015 ・King5

オレゴン州では10月1日(木)、娯楽用マリファナの合法販売が始まった。州内にある医療用マリファナ販売店のうち、200店舗以上が娯楽用マリファナ販売の登録を済ませている。販売許可を取得した店舗数店は1日午前0時より開店し、多くの顧客が訪れた。娯楽用マリファナの販売は21歳以上の成人対象で、販売時には身分証明書の確認が行われる。現在のところ販売は、花、種、クローン植物に限定。医療用マリファナ販売店では従来通り、医療用マリファナ使用許可証を保有する未成年の患者にも販売される。その他の規制についてはオリジナル記事に記載。King5の関連記事はこちら

高校銃撃事件の容疑者の父、銃器不法所持で有罪

9/30/2015 ・Seattle Times

昨年10月に発生した、メリーズビル-ピルチャック高校銃撃事件の容疑者の父親であるレイモンド・リー・フライバーグは 29日(火)、シアトルの連邦地方裁判所にて、同事件で使用された拳銃を含む6丁の銃器不法所持について有罪を言い渡された。2002年、ドメスティック・バイオレンスによりチュラリップ部族裁判所より接近禁止命令が出され、銃の購入、所有も禁止されていたが、フライバーグは銃の所有が禁止されていたことを知らなかったと訴えていた。判決宣告時には高校銃撃事件被害者の家族数人が傍聴。それぞれの訴因に対し禁錮刑が科せられる。Seattle Timesの関連記事はこちら

WA州内の大学、15%から20%授業料値下げ

9/30/2015 ・King5

ワシントン大学は30日(水)から今年の授業が開始されるが、今後2年間で授業料が15パーセントが値下げされる。具体的には今年度は5パーセント、来年度は10パーセントの値下げ。プルマンにあるワシントン州立大学でも同様の値下げを実施。州内にある他の大学では20パーセント、コミュニティー・カレッジは5パーセントの値下げを行う。King5の関連記事はこちら

I-405有料車線開通で、他の車線が混雑?

9/29/2015 ・King5

I-405有料エクスプレス・レーン開通初日の28日(月)、朝のラッシュ時の有料車線利用者は少なく、他の車線が渋滞した。ワシントン州運輸局によると、月曜の渋滞は正常で、ラッシュ時に有料車線を利用した場合、約30分の通行時間短縮ができたと話している。28日の平均料金は1.5ドル。料金が75セントの低料金時でも、多くのI-405通行者は料金を支払うことに抵抗を感じていると考えられる。King5の関連記事はこちら

カークランドのアパート敷地内でクマが出没

9/29/2015 ・KiroTV

カークランドのトーテム・レイク・パーク近くにあるアパートの敷地で、27日(日)夜にクマがゴミ箱をひっくり返しているのが目撃された。アパートの住民は再びクマが現れる恐れに不安を抱いており、クマとの遭遇を避けるよう注意を払っている。ワシントン州当局によると、クマは冬眠前の秋には1日中食料を探し回り、活動が活発になる。この1週間前にはピュアラップの住宅地で親子のクマが出没。また、今年始めにイサクアでクマが数百件目撃されたことを受け、今春にはクラハニ地域で州魚類野生生物局がクマ出没に関する集会を行っている。KiroTVの関連記事はこちら

オーロラ・ブリッジでの衝突事故で犠牲者が5人に

9/28/2015 ・Seattle Times

先週24日(木)にシアトルで発生した観光ツアーの水陸両用車、ライド・ザ・ダックと貸し切りバスの衝突事故で、ハーバービュー・メディカル・センターに搬送され重体であった女性(20歳)が27日(日)に死亡したと病院関係者が伝えた。この女性もノースシアトル・カレッジの留学生だった。事故現場では4人が死亡しており、衝突事故での犠牲者数はこれで5人となった。国家運輸安全委員会(NTSB)の27日の報告によると、アトランタに本社があるライド・ザ・ダック・インターナショナルは2013年、第二次世界大戦頃に製造された水陸両用車の車軸に潜在的な問題があるとして、同車両を使用していた会社に修理勧告を通知していた。しかし、事故を起こしたダックは修理されておらず、また、シアトルのライド・ザ・ダックが勧告について認識していたかどうかは現在のところ不明。NTSBは事故原因究明の調査は1年程度かかるとみている。商用車両の規制などを行うワシントン州の運輸関連当局は、全てのダックの車両と運転記録の点検が完了するまで、営業再開をさせない意向である。Seattle Timesの関連記事はこちら