シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2015年11月16日~20日(11月3週目)

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アメリカ食品医薬品局(FDA)は19日(木)食用動物としては初めて、遺伝子を組み換えたサケの販売を認可した。サケの開発を行ったのはマサチューセッツ州にあるバイオテクノロジー企業で、遺伝子組み換え技術により成長ホルモンを活発にして、通常の約2倍のスピードでサケを成長させる。FDAは審査の結果、遺伝子組み換えサケが食品として安全であると認めた。販売時には遺伝子組み換え表示は義務付けられず、サケの養殖はカナダとパナマの2カ所に限定される。大手小売店のターゲット、セイフウェイ、トレーダー・ジョーズでは、遺伝子組み換えサケを販売しないと発表している。また、シアトルの漁業関係者らからは、環境や食品安全面での不安や、将来的な雇用への影響など、FDAの承認について批判の声が上がっている。King5の関連記事はこちら

マウント・ベーカーやウィスラーでスキー場開き

11/19/2015 ・King5

ワシントン州のマウント・ベーカーとブリティッシュ・コロンビア州のウィスラーにあるスキー場が例年より早く19日(木)にオープンした。通常、ワシントン州では感謝祭、またはそれ以降にスキー場開きが行われる。昨年は暖冬のため、関係者は雪不足に悩まされた。マウント・ベーカー・スキー場は19日午前9時から今シーズンの営業を開始。積雪量は35~63インチと報告されており、少なくとも7機のリフトが稼動。ウィスラーでは、ウィスラー・ビレッジ・ゴンドラとクリークサイド・ゴンドラの運転が午前8時半から開始し、5機のリフトが稼動する。さらに、クリスタル・マウンテンでは20日(金)にオープンを予定している。King5の関連記事はこちら

ピュージェット湾地域で暴風での大規模な停電続く

11/18/2015 ・King5

17日(火)に発生した暴風の影響で、ピュージェット湾地域を中心に大規模な停電や倒木、また土砂崩れなどの被害が出た。電力会社によると17日には一時37万世帯以上で停電があったが、復旧作業により18日(水)午前9時45分には16万世帯まで回復。一部地域では復旧までに数日を要するとみられる。いくつかの学校では停電のため、18日に休校などの措置が取られた。また、スノホミッシュ郡モンローでは車が倒木の下敷きになる事故で男性が死亡するなど、この暴風雨で3人が死亡。その他、Hwy. 2のスカイコミッシュとデセプション・フォールズ間の土砂崩れをはじめ、倒木、洪水による通行止めも複数報告されている。天気は回復したが、18日もスノコルミー、スノホミッシュ、スカジットなどで洪水警報が、キング郡などでは洪水注意報が引き続き発令されている。King5の関連記事はこちら

WA州知事がシリア難民受け入れ継続を表明

11/17/2015 ・King5

パリでの同時多発テロ事件を受けて16日(月)、アメリカ国内では20人以上の共和党系州知事らがシリア難民受け入れ拒否を表明したが、インスリー知事は同日、ワシントン州では引き続き同国からの難民を受け入れる意向を明らかにした。知事が発表した声明では、ワシントン州は出身地や宗教に関係なく迫害からの保護を求める難民の受け入れを継続するとしている。オバマ政権は9月にシリア難民1万人を受け入れる方針を打ち出しているが、パリでのイスラム国によるテロ実行犯の1人がシリアからの難民を装いフランスに入国してたため、アメリカ国内では難民受け入れの安全性について議論が起こっている。King5の関連記事はこちら

今週初め、WA州西部で強風、山岳部で積雪の予報

11/16/2015 ・King5

国立気象局によると、ワシントン州西部では16日(月)午後から17日(火)にかけて大雨や突風、山岳地帯では積雪となる大荒れの天気が予想されている。海岸沿いや北西部の内陸では強風注意報が発令されており、最大風速55mphの突風を伴う20~35mphの強風が吹き荒れる見込み。さらに、別の前線の影響で17日朝から午後にかけ、最大65mphの突風を伴う30~45mphの強風が予報されている。先週末の雨で地盤が緩んでいるため、倒木や土砂崩れが起こりやすく、停電などの被害が出る恐れもある。カスケード山脈などの山岳地帯では16日夜遅くまでに1~2フィート、また17日も5~8インチの積雪が予想されており、付近の交通に影響が出る可能性がある。King5の関連記事はこちら