シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2016年9月19日~9月23日(9月4週目)

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シアトル市議会議員と市運輸局からなる専門委員会は今週、市内の一部の地域における有料路上駐車の課金時間延長について話し合いを行った。繁華街であるパイオニア・スクエア、ベルタウン、キャピトル・ヒルの有料路上駐車エリアでは現在、月曜から土曜の午後8時まで料金を徴収している。しかし、市の収集したデータによると、これらの地域ではそれ以降も駐車の需要が高く、将来的な夜の課金時間延長の実施について検討されている。運輸局の関係者は、駐車場の需要が高い地域では、路上駐車の有料化により、目的地に近い場所での駐車がしやすくなると話している。また、需要状況に基づいて料金を毎年変動させることで、ブロックごとの駐車スペースの空き状況を調整することも可能としている。来週月曜にはマレー市長が来年度の市の予算案を発表するが、その際に駐車料金の課金時間延長についても話し合いが行われるとみられる。2015年でのシアトル市の路上駐車料金による収入は3700万ドルだった。KING5関連記事はこちら

グリーンウッドのガス爆発原因調査でPSEの規制違反が明らかに

9/21/2016 ・KIRO7

ワシントン州公益事業・運輸委員会(UTC)は20日(火)、今年3月に発生したグリーンウッド地域での大規模なガス爆発の原因調査の結果を明らかにした。UTCの報告では、ガス供給を行っているピュージェット・サウンド・エナジー(PSE)は2004年に使用を止めたと記録されている事故現場付近にあったガスの取出管に対し、接続を外して密閉する適切な処置を行なっていなかったと指摘。このガス管のある場所へ許可のない者が侵入を繰り返す間に、ガス管に力が加わって破損し、そこから漏れたガスがレストランなどの入る建物に溜まった結果、爆発を引き起こしたとしている。パイプラインの安全性に関する規制へ17件の違反を犯したとして、UTCはPSEに対して正式に苦情を申し立て、また、最高320万ドルの罰金が妥当であると勧告している。この爆発事故では、9人の消防隊員が負傷し、店舗3軒が倒壊している。KIRO7関連記事はこちら

シアトル市議会が時給労働者のシフト勤務に関する条例を可決

9/20/2016 ・KING5

シアトル市議会は19日(月)、小売店や飲食店でシフト勤務し時給で働く従業員が働きやすくなることを目的とした条例案について投票を行い、満場一致で承認した。条例では大手の雇用主に対して、シフト勤務のスケジュールは14日前までに決定する、直前のスケジュール変更が発生した場合は手当を支給する、新しく人員を雇用する前に、既存の従業員に対して追加の時間での勤務を募るなどの規制が定められている。対象となるのは世界中で500人以上を雇用する大手小売店やファスト・フード店、または世界中で従業員500人以上で40以上の店舗を所有するフルサービスのレストランで、2017年7月に施行される予定。同様の勤務時間に関する規制法の可決は、アメリカ国内ではサンフランシスコに続き、シアトルが2番目の都市となる。シアトルでは2014年には全米で初めて最低賃金15ドル/時の法案を可決しており、条例の発案者の一人であるリサ・ハーボルト議員は、市が労働者の権利に関して再び国をリードする街となったとコメントしている。KING5関連記事はこちら

リバタリアン党大統領選候補指名のジョンソン氏、シアトルで集会

9/19/2016 ・KING5

2016年大統領選挙のリバタリアン党指名候補であるゲーリー・ジョンソン氏の選挙集会が17日(土)にシアトルで行われた。ジョンソン氏は自身が好感度の低迷する民主党のクリントン氏、共和党のトランプ氏以外の第3の大統領候補の選択肢であることを訴えた。集会には同党の副大統領候補で、元共和党マサチューセッツ州知事のウィリアム・ウェルド氏、コメディアンでシアトル・サウンダースの共同オーナーであるドリュー・キャリーも参加。会場に集まった支持者の多くはミレニアル世代の男性だった。ジョンソン氏は、大統領候補者討論会に立つことを目指すが、16日(金)には大統領討論会委員会が、規定である全米の世論調査結果で15パーセント以上の支持率が得られなかったことを理由に、ジョンソン氏と緑の党の大統領候補ジル・スタイン氏は、26日(月)の第1回討論会への参加資格がないと発表。しかし、ジョンソン氏は10月に行われる次回の討論会へ参加を狙って活動を継続する。最近のワシントン・ポスト/モンキーサーベイの調査によると、ワシントン州を含めいくつかの州ではジョンソン氏の支持率が15パーセントを超える結果となっている。KING5関連記事はこちら