シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年2月13日~2月17日(2月3週目)

オンライン不動産サイトNestedが行った住宅の賃貸物件に関する最近の調査結果によると、シアトルはアメリカ国内で5番目に最も賃貸料が高い街となった。調査は世界72都市などを対象に行われており、賃貸住宅市場に出ている物件を元に算出したデータでは、シアトルにおける単身者の1月当たりの賃貸料は1,288.76ドル。一番高額だったのはサンフランシスコで、ニューヨーク、ボストンがそれに続いている。また、同調査の世界規模での調査結果では、国内で上位に入っているボストンとシアトルは外されているが、この2都市を含めた場合、シアトルは世界で9番目に賃貸料が高い街になると地元ニュースメディアのKING5は伝えている。KING5の関連記事はこちら

マーサー・アイランド市、HOVレーン特別利用許可停止を巡りWSDOTを提訴

2/14/2017 ・Seattle Times

マーサー・アイランド市議会は13日(月)、同市民に与えられているI-90のHOVレーン利用に関する特別許可停止を巡り、ワシントン州運輸局(WSDOT)とサウンド・トランジットを相手取り訴訟を起こすことを投票で決定した。島外とのアクセスはI-90に限定されているため、現在マーサー・アイランドの市民は相乗りでない場合でもHOVレーンを利用することが特別に許可されている。しかしライトレール拡張線工事に伴い、今年夏より既存のHOVレーンが閉鎖され、閉鎖中は特別許可も停止される。また市は、工事のために4車線のIsland Crest Wayからのランプを失うことで、付近の渋滞を招くことも懸念している。市の関係者は訴訟について、ライトレールに反対しようとしているのではなく、交渉する場を得ようとしていると話している。Seattle Timesの関連記事はこちら

シアトル・シンフォニーが3度目のグラミー賞受賞

2/12/2017 ・Seattle Times

世界で最も権威ある音楽賞であるグラミー賞授賞式が12日(日)に行われ、シアトルを拠点に活動するオーケストラ、シアトル・シンフォニーがクラシック音楽カテゴリーで最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞を獲得した。受賞作品は同交響楽団が手掛ける、フランス人作曲家アンリ・デュティユー氏の作品集シリーズ第3作目「Dutilleux3」。今回3度目のグラミー賞受賞となるシアトル・シンフォニーは昨年、同シリーズ第2作目に収められた、オーガスティン・ハーデリッヒ演奏によるバイオリン協奏曲「L’Arbre Des Songes」で最優秀クラシック・インストゥルメンタル・ソロ賞を受賞している。今回、Dutilleux3で指揮を務めるルドヴィク・モルロー氏とシアトル・シンフォニーは、最優秀アルバム技術賞クラシック部門でもノミネートされていたが、受賞を逃している。Seattle Timesの関連記事はこちら