シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年5月1日~5月1日(5月1週目)

ワシントン州西部では4日(木)午後から激しい雷雨に見舞われ、国立気象台によると同日夜までに、ルイス郡からカナダ国境にかけて約2500回もの落雷を記録した。悪天候は5日(金)朝まで続き、場所によっては雹や突風、1インチ以上の大雨となった。この影響で木や電柱が倒れるなどの被害が各地であり、またサーストン郡やスノホミッシュ郡などでは数千世帯での停電が報告されている。サーストン郡のノース・サーストン学校区やタムウォーター学校区など複数の学校では5日、嵐による被害を理由に学校が休校や始業時間を遅らせるなどの措置を取っている。KING5の関連記事はこちら

シアトルの数カ所で発砲事件、負傷者4人、死者1人の被害

5/4/2017 ・Seattle Times

3日(水)から4日(木)朝にかけてシアトルの数カ所で発砲事件が発生し、負傷者合計4人、死者1人が報告されている。3日の午前12時過ぎ、ワシントン大学北側の19th Ave. NE の5200ブロックで発砲があったと緊急通報があり、警官が駆け付けたところワシントン大学に通う21歳の女性が複数の銃弾を受けて地面に倒れていた。女性は病院に搬送されたが、命に別条はない。警察は現場近くで発生した強盗事件と関連がある可能性があるとみている。また同日3日の午後6時頃に、シアトル南部において発砲があったと911通報があり、 Rainier Ave. S. と S.College St. にあるベーカリーの駐車場で、女性が車の中で銃で撃たれて死んでいるのが見つかった。また、ベーカリー店内で銃撃により負傷していた男性1人が病院へ運ばれた。同店の従業員は、2人は顧客であると話している。同じ頃、この現場から約1.5マイル南のRainier Ave. S. と S. Genesee St. で別の発砲事件が報告されたが被害者は出ておらず、警察によると、この2つの事件の関連性ははっきりしていない。翌日4日午前3時半頃には、セントラル・ディストリクトのMartin Luther King Jr. WayとS. Charles St. で運転中の夫婦が撃たれ、女性は軽傷、男性は重傷を負った。4日朝現在、いずれの事件も容疑者は見つかっておらず、警察は捜査を行っている。Seattle Timesの関連記事はこちら

シアトルのID地区に高層ビル?市が建物の高さ制限変更を検討

5/3/2017 ・KING5

シアトル市議会は2月にユニバーシティ・ディストリクト、また4月にダウンタウンとサウスレイクユニオンでの建築物に対する高さ制限変更を承認したばかりだが、市の都市計画委員会は6月にインターナショナル・ディストリクトでも高さ制限変更が承認されるよう、話し合いを進めている。承認されると、新しく建設される住宅建物の高さ制限は現行の65フィートから150フィートに引き上げられ、開発会社は規定の割合で手頃価格の賃貸住宅を提供するか、もしくは住宅政策であるMHAプログラムの資金として、建物の床面積に応じて規定の料金を市に支払うことが義務付けられる。地元ではこの規制変更について、手頃価格の住宅が増えることを歓迎すると同時に、多様な文化が集まるインターナショナル・ディストリクト独自の特色やこれまでに築き上げられたコミュニティーが損なわれることへの懸念の声もある。市は歴史上重要なエリアでの高さ制限は変更せず、その他のエリアで約10階建ての住宅建物が建てられるように検討していると話している。KING5の関連記事はこちら

メーデーの抗議運動、シアトルで5人が逮捕

5/2/2017 ・KING5

シアトル警察は、1日(月)にダウンタウンで行われたのメーデーの抗議活動において、5人を逮捕したと発表した。狩猟ナイフの違法所持や、他の抗議者に向けての投石などで逮捕者が出たものの、けが人などは警官を含め報告されておらず、全体的に例年よりも平和的に抗議運動が行われた。シアトルのマレー市長は、市長在任中に行われたメーデーの抗議運動で中では今年は最も規模が小さく、また予想していたよりもかなり参加者が少なくて驚いたと話している。警察によると、労働者と移民の権利を訴える「El Comité May Day March for Worker and Immigrant Rights」への参加者は1500人。他にも複数の団体により抗議運動が行われ、ウエストレイク・パークではトランプ大統領の支持者と反支持者の2つの抗議グループの間で罵り合いが始まり、警察が割り込む場面もあった。一方、州都のオリンピアでは、同日に行われたメーデーの抗議集会で、参加者が警察に向けて投石するなど暴徒化し、警官9人が負傷。9人の逮捕者が出た。KING5の関連記事はこちら