シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年6月19日~6月23日(6月4週目)

黒人女性であるチャーリーナ・ライルズさんがシアトルの白人警官2人に銃で撃たれて死亡した事件を受けて、22日(木)夜にダウンタウン・シアトルにて、黒人女性が先導する黒人女性にフォーカスした抗議集会とデモ行進が行われた。数百人が参加したウエストレイク公園での集会では、ライルズさんについて親族が語り、事件に対する独立調査を求めた。警察によると、ライルズさんは18日(日)朝、自宅で強盗未遂があったと通報。駆け付けた警官に刃物を突きつけたため、警官2人が発砲した。また事件発生時、現場のアパートには数人の子供がいた。死亡したライルズさんは妊娠中で、さらに精神的な問題を抱えていたと報道されている。この事件の警官の対応について、多くの市民から批判の声が上がっている。Seattle Timesの関連記事はこちら

UWの調査で、合法花火の危険性が明らかに

6/22/2017 ・Seattle Times

ワシントン大学とハーバービュー・メディカル・センターが行った調査によると、花火の使用で重傷を負った患者のうち、ワシントン州で合法の花火の事故によるケースが最も多かったことがわかった。同病院で2005年から2015年の間に治療を受けた、花火が原因の重傷患者294人のうち、40パーセント近くが、家庭用打上花火など、合法である筒状の花火を使用していた。また調査結果によると、同タイプの花火が引き起こすケガは、違法の花火によるケガと似ていることも判明。患者の平均年齢は24歳で、全体の90パーセントが男性患者。米国消費者製品安全委員会によると、1999年以降、国内では毎年約1万5百人が花火によるケガで救急病棟で治療を受けている。Seattle Timesの関連記事はこちら

ウッドランドパーク動物園でキリンの赤ちゃんが誕生

6/21/2017 ・Seattle Times

ウッドランドパーク動物園は、20日朝に園内でキリンの赤ちゃんが誕生したと発表した。母親のキリンは8歳のTufaniで、父親は4歳のDave。赤ちゃんの性別や身長などは20日の時点では確認されていない。今後1、2週間のうちに母子は屋外に出始めるとみられ、来園者は赤ちゃんを見学できるようになる。現在、飼育小屋で撮影された親子の動画が同動物園のウェブサイトにて公開中。名前については今年の夏にファンドレイジングの一環として、オークションで名付け親が決められる。Seattle Timesの関連記事はこちら

連邦政府、WA州のReal ID法適用開始延長を10月まで認める

6/20/2017 ・KIRO7

アメリカ連邦政府は自動車運転免許証や身分証明書がReal ID法に基づく基準を満たしていないワシントン州に対して、基準に準拠するまでの猶予期間を暫定的に10月まで延長することを承認した。先週、連邦政府はワシントン州へ今年10月10日までの延長を通知しており、さらに猶予期間の再延長が検討されるとみられている。連邦政府はテロリストによる犯罪防止の一環として、偽造書類を防ぐことを目的としたReal ID法を2005年に成立。この法律では、各州が運転免許証を発行するのはアメリカ市民と合法滞在者のみとしている。しかしワシントン州の運転免許証はアメリカ在留資格の証明がなくても取得が可能であり、同法の基準を満たしていないため、連邦政府は身分証明書として認めていない。ワシントン州議会は4月に連邦施設への入館や国内線の航空機搭乗の際に、ワシントン州で通常発行される運転免許証と合わせて、連邦政府が認めた身分証明書を提示することを義務付ける法案を承認し、5月にインスリー知事が署名している。KIRO7の関連記事はこちら

WSPが左車線を走行し続ける車両の取り締まりを強化

6/19/2017 ・KING5

ワシントン州パトロール警察(WSP) は20日(火)〜22日(木)の間、追い越し車線を走行し続ける車両の取り締まり強化を行う。ワシントン州法では、左側の一般車線は追い越し専用と定められており、違反すると136ドルの罰金が科せられる可能性がある。左車線を走行し続けることは、交通の流れを妨げる原因となる恐れがあり、また他の運転者の無謀運転など危険な状態を引き起こしかねないとWSPは話している。同州法に対する違反のため、2016年の間に州警官から停車を求められた運転者数は1万6千人以上に上る。KING5の関連記事はこちら