シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年7月24日~7月29日(7月4週目)

シアトルに本社があるコーヒーチェーン大手のスターバックスは27日(木)、傘下にある紅茶専門店Teavanaが業績不振のため、2018年に379の全店舗を閉鎖すると発表した。スターバックスは、現在アメリカとカナダでショッピングモールを中心に店舗展開するTeavanaを2012年に買収。ピュージェット湾地域には6店舗ある。閉鎖の影響を受ける従業員約3300人は、スターバックスの店舗での再雇用の機会が与えられる。またTeavanaの商品は引き続きスターバックスや食料品小売店で販売される。Seattle Timesの関連記事はこちら

シーホークスの試合チケット、31日より発売開始

7/27/2017 ・KING5

シアトルを本拠地とするNFLチーム、シアトル・シーホークスの今シーズンの試合チケット(シングル・チケット)が31日(月)午前9時より、センチュリーリンク・フィールドで発売される。球団によると、購入のためにチケット販売所前に並ぶのは同日午前7時以降可能で、午前6時からは球場の駐車場が無料で利用できる。チケット購入のため、前日夜から販売所の外に泊まり込む行為は許可していない。チケットの価格は65.50ドル。今年のシーズンチケットは、既に売り切れとなっている。KING5の関連記事はこちら

駐車中のセミトレーラーへの衝突事故で高校生3人が死亡

7/27/2017 ・KING5

26日(水)午前4時ごろ、リンウッドのAlderwood Mall Pkwy. 沿いに駐車してあった荷台車セミトレーラーへ車が衝突し、車に乗っていた4人のうち3人が死亡する事故が発生した。同日午後には死亡者全員がミルクリーク市にあるHenry M. Jackson高校の生徒であったことが明らかになった。生き残った1人はCascade高校の女子生徒(15)で、容態は良好であると報告されている。警察によると、事故当時セミトレーラーはトラクターと連結されておらず単体で、法律で定められた方向に駐車されていなかった。衝突した車はセミトレーラーの下に潜り込み、車体は激しく損傷。26日午後の時点で警察は事故原因の調査中だが、車のスピードの出し過ぎが事故を引き起こした可能性も考えられると話している。KING5の関連記事はこちら

アメリカ国内で最も住みやすい大都市、シアトルが2位に

7/26/2017 ・KING5

ワシントンDCを拠点とする金融情報ウェブサイトWalletHubが24日(月)付けで2017年の「アメリカ国内で最も住みやすい大都市」を発表し、シアトルが総合評価で2位にランキングされた。国内62都市に関する調査結果が公表されており、多様な角度から5つの評価カテゴリーを設け、住宅価格、生活費、失業率や世帯年収、公立学校制度、犯罪率など50項目について調査を行っている。シアトルは経済、教育と健康の2カテゴリーで1位となったが、アフォーダビリティでは50位。総合評価で1位に選ばれたのはバージニア州バージニア・ビーチ。3位はペンシルベニア州ピッツバーグ、4位はカリフォルニア州サンディエゴとなっている。KING5の関連記事はこちら

薬物注射施設導入禁止の住民発案に7万件近くの署名集まる

7/25/2017 ・KING5

医療専門家が監視し、過剰摂取による死亡事故を防ぐ薬物注射施設を禁止するキング郡の住民発案(イニシアチブ27)推進派が24日(月)、これに賛同する署名7万件近くをキング郡書記官へ提出した。今年1月、郡に設置されている鎮痛薬オピオイドの乱用対策特別委員会が出した薬物注射施設2カ所を開設する勧告を郡衛生委員会が満場一致で承認しており、またコンスタンチン郡長、マレー・シアトル市長もこれを支持。現在、2017年末までにシアトル市内とそれ以外に1カ所ずつ、アメリカ国内で初となる薬物注射施設の開設が計画されている。同施設は薬物の過剰摂取による死亡率減少に効果的で、中毒者を必要な専門サービスにつなげる役割を果たすと言われている一方、施設の開設により地域におけるオピオイド乱用の流行を促進する可能性を懸念する声も上がっている。提案されているイニシアチブを郡の住民投票にかけるには 47443件以上の有効な署名が必要だが、集まった件数はそれをはるかに上回っており、支持者は施設開設予定前に行われる11月の選挙で投票が行われるよう働きかけている。KING5の関連記事はこちら

運転中に携帯電話を手に持つことを禁止する州法が施行

7/24/2017 ・KING5

運転中にスマホやタブレットなどの携帯端末を手に持つことを禁じるワシントン州法が23日(日)より施行された。Driving Under the Influence of Electronics (E-DUI)と呼ばれる同法律では、信号待ちで停止している際の携帯電話使用も違法とされている。またダッシュボードなどに端末を置いて動画を見る行為も違法。携帯電話を手に持っての911緊急通報、卓上ホルダなどクレードルに置かれた携帯電話のナビゲーション機能や音声認識機能の起動など、最低限度の指による操作は認められている。違反した際に科せられる罰金は、初めての場合136ドル、5年以内の2回目の違反では235ドル。また違反の事実は保険会社へ報告される。KING5の関連記事はこちら