シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年7月31日~8月4日(7月5週目/8月1週目)

カナダのブリティッシュ・コロンビア州で発生している山火事の煙の影響で、ワシントン州内の大気質のレベルが低下している。2日(水)には、大気の状態を監視するPuget Sound Clean Air Agencyはピアス郡、キットサップ郡、キング郡、スノホミッシュ郡の大気質を「unhealthy for sensitive groups(敏感なグループにとっては健康に良くない)」としており、4日(金)までこのレベルが続くとみている。子供、妊婦、高齢者、心臓・肺疾患患者はできるだけ屋内で過ごし、気をつけるよう注意を促している。さらに同4郡に対して2日午後4時より、大気の状態が改善するまでキャンプファイヤーやたき火を禁止するBurn Ban Stage 1を発令。炭を使ったバーベキューも禁止の対象となっており、違反した場合は1000ドルの罰金が科せられる恐れがある。KING5の関連記事はこちら

シアトル市長予備選挙、ダーカン候補がリード

8/2/2017 ・KING5

1日(火)にシアトル市長予備選挙が実施されたが、同日午後8時の時点での開票結果によると、元アメリカ連邦検事のジェニー・ダーカン候補が32パーセント、27579票を獲得し、大きくリードしている。それに続いて市民活動家でアーバン・プランナーのキャリー・ムーン候補が16パーセントの13583票、弁護士のニキータ・オリバー候補が14パーセントの12126票を得ている。11月の本選挙では予備選挙で選ばれた2人の市長候補が戦うことになる。現時点で女性候補3人が上位を占めており、シアトルでは91年ぶりに女性市長が誕生する可能性が出てきた。KING5の関連記事はこちら

カナダでの山火事による煙、WA州の大気質に影響

8/1/2017 ・KING5

ワシントン州エコロジー局は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州で発生している山火事の煙より、ワシントン州内の大気質が悪影響を受ける恐れがあると住民に注意を促している。1日(火)朝の時点で、ワシントン州全域の大気質はメタウ・バレーとダーリントンを除き、ほとんど「good(良い)」とされている。しかし北からの風により、煙が今後数日の間にワシントン州へ流れ込むとみられ、州北部のオカナガン郡やワットコム郡各地では、「good」「Moderate(並み)」「Unhealthy for Sensitive Groups(敏感なグループにとっては健康に良くない)」のいずれかにカテゴリーされると予想されている。今週半ばには風向きが東からに変わり、州中部でも煙の影響が出る恐れがある。また1日の遅くまでにキング郡へ煙が向かう可能性もあると専門家は話している。KING5の関連記事はこちら

今週、ワシントン州西部で猛暑の予報

7/31/2017 ・Seattle Times

ワシントン州西部では今週、猛暑が予想されており、シアトルにあるアメリカ国立気象台は8月1日(火)午後から4日(金)夜までビュージェット湾地域各地に高温警報(Excessive Heat Warning)を発令している。同警報は熱中症など気温の異常高温が原因で体調不良を引き起こす恐れがある場合に、注意を促すために出される。最も気温が上がると予報されているのは3日(木)で、シアトルでは華氏100度近くまで上がるとみられている。記録に残っているシアトル市内での過去最高気温は2009年7月29日の103度。Seattle Timesの関連記事はこちら