シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年10月23日~10月27日(10月4週目)

シアトル・キング郡公衆衛生局は26日(木)から29日(日)の4日間、シアトルのキーアリーナにて医療サービスの無料提供イベントを開催する。100以上の関連機関と協力して、内科、歯科、眼科を含む診察や治療が行われ、各種検診、ワクチン接種なども実施。4日間で4000人以上が合計400万ドル近くに相当する医療サービスを受けられる。ホームレスや経済的に医療サービスを受けるのが困難な市民のためのイベントだが、受診資格の制限は特に設けられておらず、身分証明書や在留資格の証明書の提示は不要。待合場所となるシアトル・センターのフィッシャー・パビリオンは毎日午前12時半にオープン。午前5時から受診のための整理券が先着順に配布され、午前6時半より受付が開始される。イベントの詳細はこちら。KING5の関連記事はこちら

Mt. レーニアの入園料が70ドルに?国立公園局が値上げ検討

10/25/2017 ・KING5

アメリカの国立公園局はマウント・レーニア国立公園、オリンピック国立公園を含む人気の国立公園17カ所の入園料を2018年に値上げすることを検討しており、24日(火)から11月23日(木)の30日間、一般から値上げについての意見を募っている。提案されている値上げはピーク・シーズンの5カ月間のみ適用で、一般車両1台が70ドル、オートバイは50ドル、自転車や徒歩では1人30ドルが設定されている。オフ・シーズンは現行の入園料と同額となる。マウント・レーニア国立公園とオリンピック国立公園における現在の一般車両での入園料は25ドルで、値上げが実施されると入園者は現在の3倍近くの料金を支払うことになる。国立公園局が値上げを検討している理由は、やり残している公園のメンテナンスやインフラ整備計画を進める資金が必要なためで、年間7000万ドル近くの収入増を見込んでいる。KING5の関連記事はこちら

シアトル市で3万2千本以上の使用済注射器が回収される

10/24/2017 ・Seattle Times

シアトル・パブリック・ユーティリティー(SPU)は、2016年8月から実施している使用済みの皮下注射器を回収する試験プログラム「Sharps Collection Pilot Program」で、15カ月間に3万2千本以上を回収したと報告している。ほどんとの注射器は市内9カ所に設置された回収箱に入れられていたが、5365本は住民からの報告により、道路や公園などを含む公共施設に放置されていたものを拾って回収した。捨てられている注射器を見つけた場合、市民は電話、市が運営しているウェブサイト「Find It」、またはアプリ「Fix It 」を利用して市に報告することができる。SPUの関係者はこのプログラムでアンケート調査などを実施し、注射器が頻繁に破棄されている場所を調べたり、地元コミュニティーからの声を聴くことができて成果が得られたと話している。同プログラム導入をSPUと推し進めたリサ・ハーボールド市議会議員は、多くの薬物乱用者を治療につなげるために、まだやるべきことがたくさんあると話している。SPUの声明文によると、シアトル市は放置されている注射器への苦情対応と使用済み注射器回収箱の設置の両方を実施したアメリカ国内初の市。Sharps Collection Pilot Programの予算は2018年12月まで組まれている。Seattle Timesの関連記事はこちら

アマゾンの第2本社、238の自治体が誘致提案

10/23/2017 ・KING5

アマゾン・ドット・コムは23日(月)、先月発表した北米での第2本社新設について、238の自治体から誘致の提案があったことを明らかにした。同社は9月7日(木)に、北米に50億ドル以上をかけて最大5万人が勤務できる、シアトル本社と同等規模の拠点の建設を検討していると発表。その後10月19日(木)まで州や市といった自治体からの誘致提案を募っていた。第2本社が置かれる地域では大きな経済効果が期待出来ることから、発表当初から多くの自治体が関心を示していた。ワシントン州でもタコマ市など複数地域が誘致合戦に加わっている。建設予定地は来年2018年に発表される予定。KING5の関連記事はこちら