シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年11月6日~11月10日(11月2週目)

アカデミー賞受賞俳優のトム・ハンクスが、初出版した短編小説集「Uncommon Type: Some Stories」についての講演を行うため、来月12月にシアトルを訪れることが明らかになった。10月に発売が開始されたばかりの同小説集は、タイプライターをテーマに17のストーリーで構成されており、ハンクスが2年をかけて執筆した。講演は12月6日(水)午後7時半より、Marion Oliver McCaw Hall内のSusan Brotman Auditoriumにて開催される。入場料は一般が75ドルから(書籍1冊を含む)、学生は10ドルだが10日(金)朝の時点で売り切れとなっている。KING5の関連記事はこちら

シアトルの学校に通う生徒、16人のうち1人がホームレス

11/9/2017 ・Seattle Times

ホームレス家族などの政策研究を行うニューヨークの Institute for Children, Poverty and Homelessness(ICPH)が8日(水)に発表した報告によると、2015年 – 2016年の学年度にシアトル学校区に在籍していたホームレスの生徒数は3612人で、およそ16人のうち1人が定まった住居を持っていなかった。この数は2012年と比較して55パーセント増えており、増加率はアメリカ国内でも高いレベルとなっている。最もホームレスの生徒が多かった学校はガーフィールド高校で136人、続いてワシントン中学校で106人。上位10校は市の南部と中心部に位置している。Seattle Timesの関連記事はこちら

シアトル市長選挙、ジェニー・ダーカン氏の当選が確実に

11/8/2017 ・KING5

7日(火)夜、同日に投票が締め切られた一般選挙における1回目の開票結果が発表され、シアトル市長選挙ではジェニー・ダーカン氏の当選が確実となった。開票された約10万5千票のうち、ダーカン氏は60.62パーセントにあたる64174票、対抗馬のキャリー・ムーン氏は39.38パーセントの41683を獲得。今年の市長選挙は近年において最も競争が激しいと言われており、また91年ぶりにシアトルで史上2人目の女性市長が誕生することでも注目されていた。またダーカン氏の当選が決定すると、レズビアンを公表している人物として初のシアトル市長となる。新市長の就任は通常、選挙実施後の翌年1月に行われるが、前シアトル市長のエド・マレー氏が任期途中の9月に辞職したため、今回は選挙の結果が認証される11月28日(火)に就任となる。ダーカン氏はシアトル出身でワシントン大学で学位を取得、2009年10月から2014年9月の間、オバマ政権下で米連邦検事(管轄区域はWestern District of Washington)を務めている。KING5の関連記事はこちら

スターバックス・ロースタリーにイタリアの高級ベーカリーがオープン

11/7/2017 ・KIRO7

スターバックスは7日(火)、シアトルのキャピトル・ヒルにあるスターバックス・リザーブ・ロースタリー・アンド・テイスティング・ルームにイタリアの高級ベーカリー・カフェ「プリンチ(Princi)」をオープンしたと発表した。コルネッティ、フォカッチャ・サンドイッチなど、焼きたてのパン、焼き菓子、サンドイッチやサラダなど、100種類以上のメニューが提供される。スターバックスは昨年7月、ミラノに5店舗、ロンドンに1店舗を営業していたプリンチとの提携を発表。シアトルにてアメリカ国内初出店を果たした同ベーカリーは今後、上海、ミラノ、ニューヨーク、東京、シカゴにオープン予定のスターバックス・ロースタリーでもメニュー提供を行う。KIRO7の関連記事はこちら

今週、WSPが居眠り運転による事故防止を強化

11/6/2017 ・KIRO7

ワシントン州パトロール警察(WSP) はインスリー知事が先月布告した「Drowsy Driving Awareness Week」である5日(日)から12日(日)の間、居眠り運転や飲酒運転による事故防止に向けてのパトロールを強化している。WSPによると、アメリカ国内では居眠り運転が原因の衝突事故が年間10万件以上発生しており、ワシントン州では2011年から2015年の5年間、死者が出た衝突事故が64件、また重傷者が出た衝突事故は308件起こっている。WSPは運転中疲れたら、車を止めてコーヒーを飲んだり、休憩したりするよう呼びかけている。KIRO7の関連記事はこちら