シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年12月4日~12月8日( 12月2週目)

ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)のコミッショナー、ゲーリー・ベットマン氏は7日(木)、投資家のデービッド・ボンダーマン氏とハリウッドのプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー氏からの、シアトルにリーグ加盟の新チームを置く申請(expansion application)を認め、内容について検討することにNHL理事会が合意したことを明らかにした。ボンダーマン氏とブラッカイマー氏はシアトルのキーアリーナ改修工事を行うOak View Groupの出資者。シアトルでの新チーム設立の保証はまだないものの、理事会はシーズン・チケットの予約受付を行うことも許可した。ベットマン氏によるとシアトルのリーグ加盟の費用は6億5千ドル。前日の6日(水)には、シアトルのダーカン市長が6億ドルをかけて行うキーアリーナ改修工事計画について合意の署名をしたばかり。キーアリーナは改修後、2020年秋にオープンする予定となっている。KING5の関連記事はこちら

2017年のホームレス人口、キング郡がアメリカ国内で3位

12/7/2017 ・Seattle Times

アメリカ合衆国住宅都市開発省(HUD)が6日(水)に発表した2017年のホームレス人口についての報告によると、キング郡で定まった住居を持たない人の数は推定1万1643人で、アメリカ国内で3番目に多い結果となった。最も人口が多かったのはニューヨークで7万6501人、次いでロサンゼルスで5万5188人。国内全体では前年より1パーセント多い55万4000近くに上ると報告されている。この数字にはテントや車でなどで暮らす路上生活者の他、ホームレス・シェルターなどの施設で生活する人々も含まれている。またキング郡における路上生活者のみの人口は5485人で、昨年より21パーセントと急増。シアトル市とキング郡はホームレス人口増加について非常事態宣言を発令している。Seattle Timesの関連記事はこちら

WA州出生証明書、第3の性追加検討で公聴会開催

12/5/2017 ・KING5

ワシントン州保健局(DOH)は出生証明書の性別欄に第3の性として、男(M)女(F)のどちらでもない中間的な性 ”X” を追加することを検討しており、5日(火)午後1時よりタムオォーターにて公聴会を開催する。また州内の住民からの意見も同局のウェブサイトにて受け付けている。DOHが10月31日(火)に提出した出生証明書の性別に関する変更案によると、大人は自身の性別として”X” を選択する申請ができ、子供でも両親や法的な保護者の同意と医師の診断書があれば第3の性の選択が可能になる。また、個人が出生証明書の性別変更を申請する際の必要条件の変更なども提案に含まれている。オレゴン州とコロンビア特別区ではすでに運転免許証において第3の性を選択することが可能。またオレゴン州とカリフォルニア州では来年より出生証明書で”X” が選択できるようになる。KING5の関連記事はこちら

シアトルのオトゥール警察署長が年末に辞職

12/4/2017 ・KING5

シアトルのジェニー・ダーカン市長は4日朝に行われた記者会見で、シアトル警察署長キャサリン・オトゥール氏が今月31日(日)付けで辞職することを発表した。1月1日(月)からは署長補佐のカルメン・ベスト氏が暫定警察署長を務める。辞職の理由については、個人的な事情によるとオトゥール氏は話している。ダーカン市長は年明けより次の警察署長候補を探し始め、来年春頃までには決定したいとしている。オトゥール氏は2014年6月、シアトルでは女性として初めてとなる警察署長に就任し、警察官およそ1300人の監督を担っている。KING5の関連記事はこちら