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観光客で賑わうサンファン島。キャンプ場などの施設も充実
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| かわいいカフェやアイスクリーム屋が立ち並ぶフライデー・ハーバー |
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目を凝らしてオルカを探す
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ついにオルカを発見!
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シアトルもそろそろ秋の気配が感じられ、夏の間にやり残したことがあるのではないかと焦ってきた私。やり残したことと言えば、かねがね見たいと思っていたオルカ(=Killer Whale、和名はシャチ)をまだ見ていないこと……。そこで、レイバー・デーの3連休を利用して、野生のオルカが出現することで知られるサンファン島へ行って来た。
サンファン島は、サンファン諸島の島々のうちのひとつで、そのほかにオーカス(Orcas)島、ロペス(Lopez)島、シャウ(Shaw)島などがある。オルカと少年の友情を描いた映画「フリー・ウィリー」の舞台となったことでも有名だ。
シアトルからサンファン島へは、フェリーや飛行機などいくつかの交通機関が運行しているが、私と友人は、アナコーテスから毎日出航しているワシントン州フェリーに車ごと乗り込んでいく方法にした。終着地であるサンファン島のフライデー・ハーバー(Friday Harbor)には、おそらく私と同じように残り少ない夏を楽しみに来たであろう多くの人々で賑わっていた。
到着後、さっそく旅のメインであるホエール・ウォッチング・ツアーの予約に向かう。フライデー・ハーバー周辺には、ホエール・ウォッチング・ツアーを行っている会社がたくさんあるが、私たちは「Whales Guaranteed! or your next trip is FREE」という看板に心を惹かれ、それを掲げていた「San Juan Excursions」のツアーで行くことに決定した。実は、私達は小さい犬を2匹連れており、気温が高かった当日は車に置いておくこともできず、係員にその旨を相談した。通常はツアー参加者が45人以下で、犬がきちんとしつけされている場合のみ、1グループにつき1匹だけ連れていけるという。当日は参加者が60人もいた上、私達の犬は2匹という致命的な状況だったが、犬達を抱きしめながら(彼らは空腹でおとなしかった)「お願いします!」と懇願し、一緒に連れていけることになった。
さて、係員の指示通り、1時にフェリー乗り場に集合し、いよいよホエール・ウォッチング・ツアーが始まった。私たちのフェリーは97人収容可能の中型船で、ふたりのガイドが船やツアー途中で出合う野生動物達の説明を船内放送で行ってくれる。オルカ出現スポットへ向かう途中には、水中からぽこっと頭を出したアザラシなどを見ることができた。
ツアー開始から約2時間が経過。が、オルカが現れる気配はまったくない。3時間半のツアーですでに2時間が経過していたので、今回はオルカを見ずにそろそろUターンかな、と思っていたのだが、Uターンどころかフェリーはどんどん沖へと進んでいく。そして約1時間が経過した頃、「いたぞ!」というガイドの声とともにみんながデッキへと走っていった。ワクワクしながら水面を見てみると、いたいた! 2、3頭の群れが私たちのフェリーに向かってやって来る。生まれて初めて見た野生のオルカの大きさと、白と黒の美しい体に感動し、来て良かったとしみじみ思った。
「San Juan Excursions」のみなさんは、どうやらツアーの終了時間が迫ってもオルカを探していてくれていたようで、ハーバーへ帰ってきたのは5時半を回っていた。ツアーを行っている会社にもよるが、ホエール・ウォッチングのシーズンはだいたい4月から9月いっぱいまで。また、サンファン島では、ホエール・ウォッチングのほかにもシーカヤックやダイビング、キャンピングなど、たくさんのアウトドア・アクティビティーが楽しめる。週末だけでも十分満喫できるので、夏が終わる前にぜひ行って、この感動を味わって欲しい。(文・浅川木綿子)
■San Juan Excursions
サンファン・エクスカージョン
TEL:360-378-6636 / 1-800-80-WHALE / 1-888-88-WHALE
ウェブサイト:http://www.watchwhales.com
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