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ふわとろな豆腐お好み焼き

2011年3月掲載
作ってあげたいハズご飯
アメリカ人のパートナーにおいしいご飯を作ってあげたいと思っても、
食文化の違いにとまどい、献立に頭を悩ませたことはない? 
このコーナーでは和の食材を意識しつつも、アメリカ人にも受け入れてもらえやすいメニューをご紹介
 
 
 
レンコン 

フライパンひとつでささっと作れるので、忙しい日のご飯としてよくわが家で登場するのがお好み焼きです。豚玉のほか、エビやイカのシーフード玉ももちろん好きなのですが、ここ最近は豆腐のお好み焼きがうちの定番になりつつあります。
お肉星人のわが夫は、ベジタリアン料理には全く興味ないのですが、この豆腐お好み焼きは例外! 「お肉なしでこんなにもボリューム感があって満足でき、おいしく食べられる料理はない」と毎回食べる度に感激してくれます。市販のお好み焼き粉ではなく、少量の小麦粉で代用でき、主な材料は豆腐と卵と野菜だけという、お財布にも優しいメニュー。さらにカロリーを抑えて食べたい時は、お好み焼きソースとマヨネーズの代わりにポン酢をかけていただくのもオススメ。表面はクリスピー、中はふわふわでとろっとした食感は、何枚も食べたくなるおいしさです。

 
 
 
材料 作り方
 

(小さめのお好み焼き4枚分) 
豆腐(Firm)1パック(15オンス)
小麦粉大さじ6
2個
100ml
顆粒かつおだし大さじ2

紅ショウガ(普通のショウガで代用可)

60g
キャベツ160~200g
青ネギ4~5本
サラダ油適量
お好み焼きソース適量
マヨネーズ適量
かつお節適量

 

①ボウルに豆腐を入れて木べらなどでつぶすようにして混ぜる。

②①に小麦粉、顆粒かつおだし、卵、水を入れてよく混ぜる。

③みじん切りしたキャベツ、紅ショウガ、青ネギを別のボウルに入れて混ぜ合わせる。

④焼く直前に②と③の4分の1ずつを混ぜ合わせ、熱して油を引いたフライパンにそっと入れる。4~5分中火で焼き、こんがりと焼き目が付いたらフライ返しなどでひっくり返し、さらに4~5分焼く。(残りも同様)
※面倒かもしれませんが、焼く直前に混ぜたほうが、べたっとせずきれいに焼き上がります。とても軟らかい生地なので、小さめに焼いたほうが裏返す時に簡単です。

⑤両面しっかりと焼けたら表面にお好み焼きソースを塗り、お好みでマヨネーズやかつお節をかけてでき上がり。

 

chochoのお気に入り紙カップ

私のように働く主婦にとって、平日の夕飯作りは時間との戦い! 6:00 p.m.ごろ帰宅したら、大急ぎで食事の準備に掛かり、大体7:00 p.m.には食卓に着けるよう心掛けています。以前と比べると大分効率良くお料理できるようになってきたのですが、最近の強~い味方は、夫にクリスマス・プレゼントでもらったフードプロセッサーです。今回のお好み焼きのキャベツや青ネギも、包丁を使わずフードプロセッサーにお任せ。ほんの数秒で野菜のみじん切りが完了してしまうのだからありがたいです。

ChoCho:
オレゴン州ポートランド在住。日本食=お寿司しか知らなかったアメリカ人の彼と、やっぱり和食がいちばん!な私が2005年に国際結婚。ふたり共おいしいと思える、純和風でも洋風でもない「うちの味」を目指して日々研究中。本誌で2009年3月号まで2年にわたり「いつもワインのある暮らし」を執筆
www.youmaga.com/restaurant/wine/)。