あいもとももの体験レポート
── 最終回: オーガニックなオレゴン・ワイン ──

Framboise
今月のワイン

Lewman Vineyard Pinot Noir 2006
Salem, OR
価格$35
「Lewman Vineyard」にて購入
■Lewman Vineyard
http://web.mac.com/happylife777/


 ワイン好きだと公言する私に、この1年の間で3、 4人の友人が声をそろえて薦めてくれたのが、オレ ゴンはセーラムにあるLewman Vineyardのピノ・ノ ワール。しかし、生産量が100ケース程度というこ ともあり、なかなか市場のマーケットでは手に入り ません。なんでも東京の有名レストランへも卸して いるとのこと。そんな話を聞けば聞くほど、どうし ても味わってみたくなり、先日ワイナリーへおじゃ ましてきました。

ブドウ畑を見わたすことのできるガラス張りの 明るいテイスティング・ルームでいただいた、年度 の違う3種類のピノ・ノワールは、どれも化学肥料は 一切使わずに丁寧に育てたブドウからできたオー ガニック・ワインです。オレゴンの豊かな自然が産 み出したさわやかなブドウの香りと優しい味のワ インと共に、至福の時間を過ごさせていただきまし た。とてもうれしかったのは、ここはアメリカ人の だんな様と日本人の奥様のふたりで切り盛りされ ているワイナリーだということ。奥様から日本語で じゃんじゃんワインのお話を聞けたのです!

この日は、テイスティングした中でいちばん気に 入った2006年のピノ・ノワールを1本購入しました。 するりと飲めそうなほど柔らかい飲み口なのです が、少しずつ舌の上で転がすようにして飲むと、ピ ノ・ノワールらしいコクを味わうことができます。 また、こちらのワイナリーでは、ピノ・ノワールのブ ドウを使った手作りジャムも販売しておられます。 ワイン用のブドウから作られたジャムだなんて、な んだかとてもぜいたくな気分になりますね。

さて、2年間にわたったこの連載も、今月をもっ て最後となりました。ワインは個人によって好みも 違うし、その日の体調や気温なんかにより、同じワ インでも感じる味わいが変わることもあります。難 しいと言えばそうなのかもしれませんが、だからこ そもっと知りたいワインの世界。私はただのワイン 好きであり、ワインの専門家でもなんでもありませ んが、「デイリーに気持ちよく飲める、幸せな気分で 酔える」ということを前提に、私の主観でお気に入 りのワインを紹介させていただきました。この連載 が皆さんのワイン選びの際に、少しでもお役に立つ ことができていれば幸いです。

またいつかどこかでお会いする日まで!
ChoCho:
オレゴン州ポートランド在住。ビールも甘いカクテルも好きだが、仕事から帰宅後にまったりと家で飲みたいと思うのはいつもワイン、という主婦兼OL。毎日飲むものだから安くておいしいワインが理想的と、ブランドや銘柄にこだわらず、気取らず気持ち良く飲めるワインを日々探し求めている。またワインと一緒に食べたいおつまみレシピも研究中。