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アメリカのおすすめ電化製品

お気楽主婦ナナコのおすすめアメリカ日用品

第1週 ナナコ的“お役立ち度ナンバー・ワン”電化製品

夫婦揃ってドラッグストア大好きな我が家ですが、ダーリンがまっしぐらに向かう棚は、ナナコとは別の場所。アプライアンス(=電化製品)のコーナーです。ドラッグストアで扱っている安い価格帯の製品は、なかなかどうして、侮れない充実度。主使用者じゃない人が「おもしろそう」という観点で選んできたものが多いので当たり外れはありますが、それもまた楽し、といういことで、今月は、ナナコの独断と偏見によるアプライアンスお役立ち度をご紹介していきましょう。

ナナコが「アメリカでの生活で役に立ってるなぁ」と思うものの横綱は、ミニチョッパーです。容器の中に食材を入れてスイッチ・オン。ガーッという音とともに刃が回転して、みじん切り一丁上がり! 刃に絡み付くものや容器の壁にベタッとくっつくものは不向きだとか、小刻みにスイッチのオン・オフを繰り返したほうがムラなく刻めるとか、頭に置いておくべき注意事項はありますが、使い方次第で大活躍します。

一番よく使うのは挽肉を作る時。食の安全性に過敏ではないナナコも、『Fast Food Nation(邦題:ファストフードが世界を食いつくす)』という本を読んで、アメリカでの牛肉の精肉プロセスには疑問を抱きました。ナナコだってO-157や狂牛病はコワい。ところがそう思う一方、お肉についてのレポートを読んだせいで、「そう言えば、久しぶりにハンバーガーが食べた~い」という気持ちがムクムクと沸いてきちゃったところが、食い意地の悲しさ。で、ミニチョッパーの出番です。半解凍した塊り肉から筋や脂の部分を取り除き、包丁でざくざくとひと口大にカット。そしてミニチョッパーに放り込みます。凍っているので刃にくっつくこともなく、お好みの粗さの挽肉がすぐできちゃう。$10もしないミニチョッパーのおかげで、「アメリカで挽肉を買うのは気が進まない、でも食べたい」というジレンマを解決できたと大満足のナナコでありました。塊り肉を手のすいた時にまとめて処理して小分け冷凍しておくと、いろいろ使えて便利ですよ。

また、ミニチョッパーで餃子や肉まんの中身を作ることもあります。この手の食べ物は、日本にいたらでき合いで済ませているところでしょうが、ここは選択肢の少ないアメリカ。ナナコは手作りする機会が多いのです。

次回は、大関・小結クラスのアプライアンスについてお話しします。

第2週 ナナコ的“なかなか使える”電化製品

日本にいる時にはほとんど使わなかったのに、アメリカでは必需品という道具のひとつが缶切り。ワンタッチで開けられるようにしてあげようなんていう細やかな心遣いは日本的なのでしょうか。

「プルタブがない~。缶切り、どこだっけ?」。缶切りを引っ張り出してはみたものの、流通過程でサバイバルするためなのか、缶は妙に頑丈。こんなところで体力を使うなんて想定外だわ、という不平を解決してくれたのが電動缶切り機。これは楽チンです。何だ、たくましそうに見えるアメリカ人だって缶を開けるのに楽をしたくないわけじゃないんだ。安いものなら$7程度。それで済むなら、アメリカ仕様の缶だってノー・プロブレム。各種ソースにシロップ漬け、生では手に入りにくいアジアの食材など、お料理に使うもののバラエティーも広がります。

頻度はそれほど高くないけれど、日本でも使いそうなもののひとつは電動泡立て器。卵白を泡立てるのに、知り合いのアメリカ人の方はフォークで済んでしまうというから驚き。『大草原の小さな家』シリーズで読んだことはあるけど、ほんとにできちゃうんだ~。でもナナコの場合、シフォン・ケーキや卵白をたくさん使った軽いクッキー(アメリカではまず見かけないラング・ド・シャ、ときどき食べたくなるんですよね)を作るのに、電動泡立て器が必需品。安い電動泡立て器でも数段階のスピード調節ができますから、泡立て加減も思いのまま。しっかり角の立ったメレンゲも楽々作れます。

ケーキやクッキーのお伴にはおいしいコーヒーを。ちょっと高級な豆をその場で挽いてコーヒーをいれれば、わずかな手間で心の豊かさが倍増。ちょっと騒々しいけれど、電動コーヒーミルは持っていれば結構使います。

ポリ袋を熱でシールするヒートシーラーも便利。ハンディー・タイプのものならお手軽です。食べかけのポテトチップスの大袋、しばらく使わなさそうな乾物の袋など、簡単に密封できます。

ダーリンが気に入っているのはDIY用品。レーザー光線で水平をチェックするツールとか、壁の中に入っている梁の場所を教えてくれるツールとか。まだ活用しているのを見たことはありませんが、性能には満足している様子。いつの日か、役に立ってくれるでしょう。

次回は、残念ながら我が家ではうまく使いこなせなかったアプライアンスについてお話しします。

第3週 求む!上手な使い方アドバイス

ダーリンがうれしそうにお買い上げしてきた電動ナイフ。おお、これが噂の! アメリカ人に話したら、即座に「あ、ターキー切るヤツでしょ?」という期待通りの反応が返ってきました。どういうわけか「電動ナイフ=ターキー」という絵柄ができ上がってるんですね。我が家ではロースト・チキンを代役に立て、電動ナイフの登場です。パンパカパーン! スイッチ・オン! ふーん。刃の動き方が何だか意外。ギザギザと小刻みに前後するんですね。肉を切るという目的と、ノコギリ状の刃の前後運動という組み合わせに、そこはかとない違和感を覚えるナナコ。でも、ダーリンはウキウキとチキンを切りに掛かります。彼の頭の中には薄く均一なスライスがイメージされている様子。結果は……ボロボロにくずれたお肉。そして計算違いにうろたえるダーリン。あの、“にこやかに、鮮やかに、誇らしげにターキーを切り分けるお父さん”のイメージが広く行き渡っているにもかかわらず、我が家で発生した間違いの原因はつかめないまま、電動ナイフはお蔵入りになりました。

電動バサミもダーリンがうれしそうに買ってきたアイテム。では、早速試し切りを。刃が小刻みにチャキチャキと動き、スーッと真っ直ぐに切れていく。これは面白い。次は曲線。右ターン。美しく決まりました。続いて左ターン……あれ? 刃が引っ掛かってしまいました。もう一度。また失敗です。そう、ハサミって左右対称じゃないんですよ。という事実に納得はしたものの、出番はそれきりとなってしまった電動バサミでした。残念。

スモーカーのいる我が家向けだと思って買ったのは、煙の捕集機能付き灰皿。フタを開けるとファンが回って煙を吸い取ってくれるのです。わかった欠点は、タバコを灰皿に置いている時くらいしか煙を吸い取れないこと。ファンの音が予想以上に気になること。付いているフィルターがかなりさびしいできだったこと。タバコをつけっ放しで灰皿に置いている時間の長い人以外には大きなメリットがなさそうだという結論に達しました。ファンが付いている分、大きくて目障り感がありますしね。

買ったモノをしまい込んでおくのは本意じゃありませんので、こうすれば上手に使えるよ、というアドバイスがあればぜひお知らせくださいね。よろしくお願いします!

次回は、これから試してみたいアプライアンスについてお話しします。

第4週 まだ使ってないけど興味津々の電化製品

まだ買うには至っていないけれど、店頭でちょくちょく見入ってしまう電化製品もいくつかあります。ひとつはワッフル・メーカー。パンケーキはよく作りますから、これがあれば、ナナコの好物、格子模様にシロップが絡んだふんわりワッフルも作れるでしょう。ホットサンド・メーカーと理屈は同じだから、失敗することもなさそう。正直、なぜまだ買っていないのかよくわかりません。日本でタコ焼き板を買った時には何のためらいもなかったのに。やっぱりベルギー文化より大阪文化のほうが身に付いているのでしょうか?
 
そして、卓上ホットプレート。カセットコンロの出番が減っては可哀想だという気持ちがあってまだ踏み切れずにいます。でも、横長のタイプ、気になるんですよー。お好み焼きが2枚一度に焼ける。作りながら焼きソバを食べるとか、焼肉をするとか、パンケーキを焼くとか、使い道はほかにもたくさんあるでしょう。カセットコンロほど高さがないので、鍋ものと違ってプレート上での作業の多い焼きモノにはこっちのほうが使い勝手が良さそうです。でも、日本で出てる卓上IHプレートにも引かれるし。なかなか踏み切れません。

今の生活ではそれほど必要性が高くなく、手作業で済ませてしまっている分野に目を向けると、電動の回転ブラシはタイルの目地の掃除なんかに良さそうだし、ミシンは日本に置いてきちゃったから、ハンディー・タイプの簡易式ソーイング・マシンがあると裾かがりに便利かもしれないなぁ。

キッチン用品、お掃除用品、ファンやヒーター、DIYツールに美容用品と、盛りだくさんなアイテムが目白押しのアプライアンス・コーナーは、見るだけでも楽しい。コスト・パフォーマンスのいい製品も多いですから、欲しい電化製品があったら、スーパーや専門店だけじゃなくてドラッグストアもチェックしてみることをオススメします。

さて。お手軽アプライアンスについてのお話は今回でひとまずおしまい。 来月はバスタイムを楽しむためのアイテムについてお話しします。

(2006年1月掲載)