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アメリカのキッチン掃除・お手入れグッズ

お気楽主婦ナナコのおすすめアメリカ日用品

第1週 拭くだけの簡単お掃除方法

キッチンって、意外と人目につきますよね。親しいお友達とちょっとお茶を飲む、ホーム・パーティーの準備や後片付けを手伝ってもらう、なんて時に、ドキッとしたこと、ありませんか?

キッチンは油や食べ物カスという独特な汚れにさらされる上に、水や熱も扱う場所ですから、手を抜くと汚れがこびりついてしまいます。使ったら即お掃除するのが一番ですが、料理や洗い物を終えた後でまたひと仕事というのは面倒なもの。だから今回は、普段のお掃除で楽にササッと使えるものをご紹介しましょう。

キッチンの簡単な掃除は、食器用洗剤(中性洗剤)でだいたいできてしまうのですが、洗剤で拭いた後に水拭きしなくちゃなんて考えて億劫になるくらいなら、専用のものを買ってもいいと思うんです。例えば、カウンターの表面をスプレーして拭くだけの洗剤。Counter Top SprayとかSurface Cleanerといった名前の商品がたくさん出ています。Lysolの「Antibacterial Kitchen Cleaner」には除菌効果もあります。ステンレスやタイル、プラスチックやホーローなど、守備範囲は広いのですが、丈夫な表面をしてない木や大理石(御影石なら大丈夫でしょうけれど)などだと、シミになったり変質したりするかもしれませんから、液が染み込みそうな素材の時は目立たないところで試すのを忘れずに。

もっと楽をしたいなら、ウェット・タイプのクリーニング・シートもいいですね。Windex Glass And Surface WipesやOrange Clean Kitchen & Bathroom Wipesが売れ筋です。厚手でしっかりしたシートがいいか、ウェット・ティッシュのように気軽に使えるものがいいか、好みで選んでみましょう。

蛇口やシンクなど、ステンレス部分がピカピカしていると、それだけでも清潔な印象がアップしますよね。マイクロ・ファイバー製のクロスを使えば、軽い力でキレイにできます(ミトン形のもありますが、まあこれは好きずきかしら?)。洗剤を使わず拭くだけだし、使った後のクロスは洗って繰り返し使えるので、1枚持っていても損はないと思いますよ。

次回は、もう少し頑固な汚れを落とす場合について。

第2週 頑固な汚れを落とすのに役立つおすすめグッズ

料理の後にこまめに拭き取っていても、揚げ物なんかをすると油は意外に広く飛び散ります。ふと気付くと、壁や換気扇の周りに黄色っぽくねっとりした固まりが付着していることがありますよね。電子レンジの中なども、いつのまにか結構汚れてるし。油は、時間が経つとくっつき合って性質が変わり、落ちにくくなります。しかも、この変化は熱が加わると余計に起こりやすくなる。はぁ~、キッチンの宿命とも言うべき汚れですね。

こういう汚れには、さらさらした油を水になじませるだけの中性洗剤ではちょっと力不足。しっかり絡まり合った油をほぐすために、溶剤やアルカリが必要になってきます。Formula 409 Daily Kitchen Cleaner Deep CleaningとかPine-Sol All Purpose Cleaner And Disinfectantというのを試してみましょう。

「食べ物を扱うキッチンに強い洗剤は使いたくない」という方もいるかと思います。それなら、重曹(ベーキング・パウダー)を水に溶かしたものか、アンモニア水をキッチン・ペーパーに染み込ませ、湿布のように汚れに貼り付けて油汚れをゆるませてから、中性洗剤で掃除するという手もあります。ただ、専用の洗剤ほどのパワーはないような気がしますが。

洗剤以外でナナコがオススメするのは、日本でもブームになったメラミン・スポンジ。軽く湿らせて消しゴムのように汚れをこすり落とすもので、アメリカではMr. Clean Magic Eraserという名前で売られています。こすると表面処理がはがれてしまう素材や凹凸の多い場所には不向きですが、タイルの壁やホーローのレンジ周辺、カウンターの表面、キッチンに置いている冷蔵庫やトースターの外側など、たまにこれでお掃除すると、面白いほどピカピカになります。油の固まった汚れだけじゃなく、レンジの焦げ付きなんかもよく落ちます。

レンジの五徳や受け皿など、外して洗える部品の油汚れは、食器洗い機にお任せしちゃうという方法もありますね。パワーだけでお掃除するのは疲れちゃいます。笑顔をキープするために(?)、いろんな手を駆使してなるべく楽チンに済ませましょう。

次回は、アメリカのキッチンならではのお掃除について。

第3週 オーブンのお掃除方法

日本では、電子レンジと兼用の小さいオーブンしか持っていなかったナナコ。アメリカのキッチンに最初から付いているデカデカとしたオーブンには、感動と気後れを覚えたものです。はぁ~……。これならクッキーも一度に山ほど焼けるし、特大サイズのピザだって焼ける。(やったことないけど)七面鳥の丸焼きもできる。オーブン料理は、放りこんでおくだけだし、周りも散らからない。料理の見栄えはゴージャス! お菓子以外にもどんどん活用したいですよね。

でも、お肉や魚を料理すると、オーブンの中は激しく汚れます。普段はオーブンの扉を閉めて見て見ぬふりもできますが(笑)、いざ掃除となると、あれほど感動したオーブンの大きさがネックに。潜り込むようにして掃除するなんて、考えただけでも気が重いです。しかし、ここはアメリカ。楽だからオーブンを使うのに、その掃除が面倒だなんてはずはありません。

オーブンのダイヤル周りを見てください。Cleanという表示があれば、洗剤はいりません。手も汚れないし力もいりません。オーブンの中を空にして、つまみを指示通りにセットすれば、オーブンが勝手に高温で汚れを焼き飛ばしてくれちゃうんです。お掃除中は、安全のために扉がロックされています。掛かる時間は3、4時間といったところでしょうか。汚れを焼くことで煙が出るので、火災報知機が鳴らないように換気には気をつけましょう。

セルフ・クリーニング後のオーブンが充分に冷めたら、中をチェック。見違えるくらいきれいになっているでしょ? ちなみに、レンジの鉄製の五徳に頑固な焦げ付きがある場合は、セルフ・クリーニングの時にオーブンに入れてしまえば、一緒にきれいにできちゃいますよ。

不幸にしてセルフ・クリーニング機能がついていない場合は、Easy-Off Oven Cleanerというオーブン専用クリーナーがあります。とてもよく落ちるそうですが、強いアルカリが配合されているので、使う時はゴム手袋を忘れずに。

次回は、シンクのお掃除について。

第4週 シンクのお掃除

シンクに積もりつもっていく汚れは水アカの類。ステンレスが曇ったり白っぽくなったりしてきます。普段は、食器に使うようなクリーム状のクレンザーで軽く磨けば大丈夫ですが、ちょっと頑固な汚れ用には、ナナコはCLR Cal/Rust/Lime Removerという市販品を買いました。一般的に、油汚れや焦げ付きにはアルカリ、水回りの汚れには酸が効きます。だから、油汚れにベーキング・パウダーを使うのに対して水回りにはお酢が使えますが、お酢はニオイが強いので……。このCLR、白い汚れ(水の中のカルシウムなどが蓄積したもの)がひどい時や、ホーロー製のシンクに鉄サビが移ってしまった時なんかにいいそうです。もちろん、キッチン以外の水回りにも使えますよ。

アメリカのシンクには、ディスポーザーが付いていることが多いですよね。便利ではあるものの、ニオイが気になったり詰まったりすることもあります。詰まりを防ぐには、当たり前ですが一度に入れ過ぎないこと。そして、粉砕中はもちろんのこと、終わっても数分は、小指くらいの太さで水を流し続けたほうがいいそうです。卵の殻や(頑丈なディスポーザーなら)チキンの骨までと、随分硬いものも処理できるそうですが、弱点は繊維の多いもの(タマネギ、とうもろこし、バナナ、ごぼうなどの皮)や、絡みつくもの(肉の脂身やご飯、麺類など)。詰まってしまった時には、プランジャー(柄の先にゴム製のカップが付いているもの)が役立ちます。トイレっぽいものばかりじゃなくて、小ぶりで色あいのかわいいものも売ってます。

気をつけて使っていても、細かいゴミがたまって目詰まりしたり、生ゴミ臭くなったりすることも。そんな時には、発泡してお掃除してくれる小袋タイプのDisposer Careという専用クリーナーがあります。でも、目詰まりや臭いを撃退するのに一番手軽なのは、氷を数個入れて水を流しながらディポーザーを回すという方法。目からウロコでしょ? ぜひ一度お試しあれ!

さて来月は、アメリカでお買い得なスキンケア製品についてお話しします。ではまた。See you!

(2005年7月掲載)