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アメリカで車を運転する(運転免許の取得、車の購入手続き、事故への対処、交通ルールなど)

アメリカでの運転免許証取得方法(ワシントン州とオレゴン州)、車の購入後の手続き、事故や違反を起こした時の対処、日本人が注意するべきアメリカの交通ルールなど、アメリカで車を運転する前に知っておきたい情報を紹介しています。

※ アメリカの運転免許や車の所有などに関する下記の情報は、テレフォンガイド 2024年度版/生活情報を元に作成しています。

アメリカで車の運転免許を取得する

アメリカで車を運転するには、州ごとに発行された運転免許証を取得する必要がある。他州の免許証や国際免許証でも運転できるが、ワシントン州とオレゴン州では引っ越してから30日以内に州発行のものに切り替える必要がある。他州発行の免許を持っている場合、学科試験や実技試験が免除されることがある。

ワシントン州、オレゴン州とも仮免許は15歳から取得可能。16歳以上から運転免許が取得できるが、16~17歳までと、18歳以上では取得手順が異なる

両州共に非商用の運転免許証は、学科試験に合格して仮免許証を取得し、その後、実技試験に合格できれば取得できる。実技試験を受けるには予約を入れ、試験を受けるための車は自分で用意し、試験場までは免許を持った人と行く。試験の前に、ライトなどの安全装置や、車の損害賠償保険などを確認され、不備がなければ試験が始まる。実技試験はパターンが決まっており、自動車教習所で実技を教えてもらうのも手だ(当サイト「シアトル/自動車教習所」「ポートランド/自動車教習所」を参照)。

リアルID法に準拠した運転免許証

なお、アメリカでは2025年5月よりリアルID法が施行され、アメリカ国内線の搭乗や一部の連邦政府関連施設に入るには、リアルID法に準拠した身分証明証が必要となる。リアルID法に準拠した運転免許証(Enhanced driver license / EDL)に切り替える手続きはライセンス局で行える。ワシントン州のEDLオレゴン州のEDL
取得や料金については各リンクのページで確認を。

ワシントン州での運転免許取得

日本の有効な運転免許の保有者がアメリカ・ワシントン州の運転免許を取得する場合、学科と実技の試験が免除される。ただし、ライセンス局(当サイト「政府・公共機関」「自動車運転免許試験場」のリストを参照)に書類提出、視力検査、手数料の納付などをする必要がある。申請には、日本の運転免許証の提示と、領事館が発行する「自動車運転免許証抜粋証明」が必要。詳細は領事館のウェブサイトと、ライセンス局のウェブサイトを参照すること。

交通法規はウェブサイトで確認でき、日本語版もある。模擬試験が受けられるウェブサイトもある。学科試験と実技試験の料金は会場によって異なる。仮免許(learner permit)の発行は25ドルで、1年間有効。仮免許証を持つと、有効な運転免許を持ち、運転歴が5年以上の人が助手席へ同乗した上での運転が認められる。実技試験は不合格になると次の試験まで一定期間の待機が必要。免許証交付料(標準の免許証)は81ドル(5年間有効)。

オレゴン州での運転免許取得

2022年11月1日より、日本とオレゴン州の間の運転免許試験の一部の相互免除に係る協力覚書に基づき、日本の有効な運転免許の保有者は、学科と実技試験の免除ができることになった。ただし、必要な書類の提出、視力検査、申請手数料の納付は免除されない。手順と詳細は領事事務所のウェブサイトと、ライセンス局のウェブサイトを参照。

運転免許を取得する場合、まずは自動車局(当サイト「政府・公共機関」「自動車運転免許試験場」のリストを参照)で交通法規の冊子をもらい、交通法規を覚える。ウェブサイトからも閲覧可。模擬試験が受けられるウェブサイトもある。

学科や実技試験を申し込むには身分証明書やソーシャル・セキュリティー・ナンバー(SSN)が必要。滞在ステイタスによって提示するものが異なり、現住所の分かる書類などが求められる。学科試験料は5ドルで、日本語での受験も可。学科試験と、視力、色覚の検査に合格すると仮免許証(Instruction Permit)が発行される。仮免許証は発行料23ドルで2年間有効。

仮免許証を持つと、21歳以上で有効な運転免許を持っている人が助手席へ同乗した上での運転が認められる。実技試験料は9ドルで、免許証交付料は60ドル(8年間有効)。

車の運転免許証の更新

ワシントン州、オレゴン州とも有効期限が切れる1年前から運転免許証の更新ができる。

ワシントン州での運転免許更新

ワシントン州の更新料(標準の運転免許証)は55ドル(6年)か73ドル(8年)。有効期限から60日以上過ぎて更新すると遅延料10ドルが課される。条件を満たしていればオンラインでの更新も可能。アメリカ連邦政府のリアルID準拠の運転免許証であるエンハンスト運転免許証(EDL)は97ドル(6年)か129ドル(8年)。

オレゴン州での運転免許更新

オレゴン州では、自動車管理局から送られてきた更新通知に従い、管理局に出向いて更新する。更新料は40ドル。リアルIDの運転免許証を選ぶ場合は30ドルの追加料金がかかる。

自動車登録(車を購入した後の手続き)

ディーラーから車を購入した場合、自動車登録(Registration)、または所有権証明書(Certificate of Title)の作成はディーラーが行う。個人取引での購入、または他州から引っ越して来た場合は、手続きを自分でする。その際、製造年によっては走行距離開示(OdometerDisclosure)の提出も必要だったり、州外で登録されていた車には検査(VIN Inspection)が必要など、購入した車の年式や車種、登録されていた州によって手続きや手数料は異なる。手続きに遅延があると遅延料が科される場合もある。

ワシントン州での自動車登録

ワシントン州に他州から引っ越したら30日以内に自動車登録をし、有効期限の年・月が記されたステッカーをナンバー・プレートに貼る。最寄りの自動車管理局で申し込み、年間登録料(Basic License Fee)や手数料、税金などを支払う。車の年式やどの州で登録されていたかによって必要な書類や手数料は異なる。詳細は、ウェブサイトで確認を。また、交通局のGood To Go!に登録すれば、州内の有料道路での割り引きが受けられ、支払いも便利だ。

オレゴン州での自動車登録

オレゴン州での自動車登録は、自動車管理局で申請書(Application for Title and Registration)を提出する。アメリカ国内の他州から引っ越しから30日以内に手続きを行うこと。ウェブサイトでは申請書が入手でき、一般的な乗用車であればオンラインでの手続きも可能。所有権(Title)の登録は101ドル~、車両登録(registration)は2年間有効で126ドル~で、それぞれ製造年など条件により変動する。ナンバー・プレートは1枚25.50ドル。他州で登録されていた車は、車の検査(VIN Inspection)を受ける必要がある。検査料は7ドル。当サイト「排気ガスの検査」も参照のこと。

監修(ワシントン州):松田栄蔵/Apex Auto

車の名義変更の手続き

ワシントン州

ワシントン州では、同州で登録した車を売却した人は5日以内に売却報告書(Report of Sale)を自動車管理局に提出するかウェブサイトから、売却の事実を報告する。個人から車を購入した人は、10日以内に所有権譲渡の手続きを行い、新しいナンバープレートを手に入れる。その際には所有権証明書(Vehicle Certificate of Ownership (Title) Application)と、車両売渡証(Vehicle Bill of Sale)の提出が必要で、車種や年式、住む地域によって追加で提出するものは異なる。手続きには8~10週間程度かかり、購入してから10日を過ぎて手続きをすると遅延料が課される。

オレゴン州

オレゴン州では、売却した人は10日以内に売却報告書(Vehicle Bill of Sale)を提出するか、ウェブサイトから、売却の事実を報告する。個人から車を購入した人は、30日以内に所有権(Title)の登録、車両登録(registration)が必要

※問い合わせ先は「政府・公共機関」の「シアトル/自動車登録所」または「ポートランド/自動車登録所」のリストを参照。
監修(ワシントン州):松田栄蔵/Apex Auto

排気ガスの検査

アメリカでは多くの州で車の排気ガス検査(エミッション・テスト)が義務付けられています。州によりルールが異なり、検査が必要な車両の製造年、検査を受ける頻度や料金も違う。ワシントン州では排気ガス検査は廃止されている。

ワシントン州

ワシントン州のクラーク、キング、ピアス、スノホミッシュ、スポケン地区では、車種や年式によっては排気ガスの検査を受ける必要があったが、2020年1月より終了となった。

オレゴン州

オレゴン州では、ポートランドまたはメドフォード地区では自動車登録に先立って排気ガスの検査(DEQ Emissions Test)が必要。検査に合格すると証明書(Certificate of Compliance)が発行されるので、それを自動車登録時に持参する。検査料はポートランド地区が25ドル、メドフォード地区が20ドル。

※問い合わせ先は当サイト「ポートランド/自動車排気ガス点検所」参照。


アメリカの自動車保険

ワシントン州、オレゴン州などアメリカでは、自動車保険の加入が州法で義務付けられている。通常、アメリカの自動車保険は、アメリカ国内(プエルトリコを含む)及びカナダで有効。メキシコでは補償されない。保険で補償されるのは事故に関してのみで、消耗品やメンテナンスに関しては適用外。一般に総合パッケージ(Full Coverage)に含まれている補償は次の通り。

①対人賠償責任保険(Bodily Injury Liability)

自動車事故を起こした際、他人に与えた生命及び身体的危害に対する賠償責任を補償。

②対物賠償責任保険(Property Damage Liability)

自動車事故を起こした際、他人に与えた物的損害に対する賠償責任を補償。

③搭乗者傷害保険(PIP:Personal Injury Protection)

自動車事故によって生じた自分を含む搭乗者の医療費などを補償。

④無保険車傷害保険(Uninsured and Underinsured Motorists)

加害者が無保険ドライバーであるなど、対人対物賠償金を得られない自動車事故の際、自分の医療費や、車両修理代などが補償される。

⑤衝突車両保険(Collision)

衝突事故によって生じた自分の車両損害が補償される。保険金は免責金(Deductible)を差し引いて支払われる。

⑥包括車両保険(Comprehensive)

火災、ガラス破損、落下物、盗難など衝突事故以外で損害を受けた場合に生じた自分の車両損害が補償される。保険金は免責金を差し引いて支払われる。

そのほか、レッカー費用(Towing)、車両修理中のレンタカー費用(Rental Reimbursement)などさまざまなオプションがある。アメリカでは州によって法律や制度に違いがあるので、、詳細は保険会社に確認を(「シアトル/保険」または「ポートランド/保険」のリストを参照)。複数の保険会社に見積もりを出し、比較すると良い。保険料は、住む地域や車種、クレジット・ヒストリー、年齢、性別、継続保険歴、事故や違反歴などの諸条件により異なるほか、各種割引が受けられる場合もある。

個人自動車保険は、そのまま旅先などで借りたレンタカーにも適用される場合がある。そのほかの補償については保険会社により適用が異なるので旅行前に確認を。個人自動車保険で車両保険(Comp and Collision)に入っていない場合は、レンタカー会社窓口で補償制度を利用するのもいいだろう。出張など仕事で使うレンタカーは、個人名義の自動車保険では補償されない。

監修:諏訪 均/Ogishima & Associates

アメリカで車の事故・違反を起こした場合の対処

アメリカで車の事故に遭ってしまったら、まずは安全な場所に駐車し、負傷者がいる場合は911で救急車を呼ぶ。自分が被害者でも加害者でも、「I’m sorry」「OK. Don’t worry」などと低姿勢な態度は取らないほうが得策。相手とは、名前と住所(身分証明書で確認)、電話番号、免許証番号、ナンバー・プレート番号、車種と色、年式、VINナンバー、保険情報とその問い合わせ先(保険会社名、ポリシー番号、電話番号、有効期限、被保険者番号を保険証を見せてもらって確認)などを交換する。

目撃者(Witness)がいる場合は、必ず名前と連絡先をメモしておくこと。自分の車の同乗者は、目撃者としては扱ってもらえないので注意しよう。また、その場で警察へ連絡して事故証明をしてもらうか、当て逃げされた場合も警察に事故報告を行っておくと、後々のトラブルを避けられる。ただし、被害額が少ないと事故現場に警察を呼んでも来てくれないことがある。日時、場所、事故状況をできるだけ詳しく記録し、カメラがあれば写真を撮る。

通常、けが、または車が破損した場合は、自分が加入する保険会社に連絡をする。また、加害者が無保険ドライバーだったり、支払いに応じなかったりした際にも、対応する保険に加入していれば、相当する費用が支払われる。

交通違反は罰金制で、違反者には金額と期限、宛て先が記されたチケットが渡される。罪の種類にもよるが

(1)罪を認め、全額を支払う
(2)罪は認めるが釈明を希望
(3)罪を認めない、

と三つの選択肢がある。

(2)は、釈明を行うことで罰金の取り消しや割り引きが受けられるというものだが、(3)の場合は罪がないことを立証しなくてはならない。罰金が高額なら、専門の弁護士を雇うのもいいだろう。(2)と(3)は文書の送付、または裁判所へ出向くことが必要。裁判では無料で通訳を付けることもできる。どの選択にしろ、期限が過ぎるまで放っておくとさらに罰金が課せられることになる。

なお、ワシントン、オレゴン両州では自動車運転中の携帯端末使用に罰則を設けており、信号待ちでの停止中に端末を持つことも違法(911の緊急通報は除く)。

過去3~5年に交通事故・違反歴があると、保険料に影響する。特にアルコール、薬物の影響下での運転(DUI:Driving Under the Influence)歴があると、保険料がかなり上がり、「SR22」(きちんと自動車保険に加入しているかどうか州が監視する制度)が必要になることが多いので、普段から安全運転を心掛けよう。

定期的なタイヤのチェック、オイルとオイル・フィルターの交換、3カ月または3000マイル、そして3万マイルごとの車の点検を怠らないことも大切だ(整備士の問い合わせ先は、「シアトル/自動車整備・修理」または「ポートランド/自動車整備・修理」のリストを参照)。

路上駐車について

道路脇に表示があれば、有料で駐車できる。特に表示がない場所でも、駐車禁止ゾーン(No Stop、No Parkingなど)以外は駐車できる。15分、30分、1時間などと時間制限の表示(Time Zone)があれば、その指示に従う。商用に限定されているゾーン(Truck Load Only、Commercial or Permit Vehicle Load Onlyなど)もあるので、表示をよく確かめること。その道路で決められている時間帯や曜日以外は無料で止められる(地区により、2時間、4時間などの時間制限あり)。

路上駐車時は、支払機で手順に従い支払う。コイン、クレジットカードやデビットカードが使えるが紙幣は使用できない。ワシントン州、オレゴン州共にアプリを通じての支払いも普及しており、シアトルでは「Pay By Phone」、ポートランドでは「Pay By Phone」または「Parking Kitty」で支払いができる。

ダウンタウン・シアトルでの路上駐車

ダウンタウン・シアトルの路上駐車料金は1時間につき0.5~5ドルで、ほとんどの場所で時間によって変動する。

ダウンタウン・ポートランドでの路上駐車

ダウンタウン・ポートランドの路上駐車料金は1.2ドルからで、イベントなどがあれば4ドルになることも。また、ダウンタウン・ポートランドではスマートパーク(SmartPark)と呼ばれる市営駐車場が5カ所あり、駐車時間や時間帯により料金が変動する。提携する375以上の商業施設を利用すると、一定時間の駐車が無料になることもある(店舗により条件は異なる)。

車がレッカー移動された場合

レッカー撤去区域(Tow-Away Zone)に駐車し、万が一、レッカー移動されてしまったら、表示にある番号に電話をし、場所を聞いて引き取りに行かなければならないうえ、レッカー代を支払う必要がある。詳細は各市の担当課で確認を(シアトル・TEL : 206-364-2000、www.seattleimpound.com、ポートランド・TEL : 503-823-0044、https://www.portland.gov/police/divisions/records/towed-vehicles)。

駐車場の少ない一部の住宅地

なお、駐車場の少ない一部の住宅地では、市が発行した許可証を得て路上駐車ができる。
シアトル「Restricted Parking Zone (RPZ) Permits
ポートランド「The Area Parking Permit Program (APPP)

parking meter
シアトル市内にある路上駐車用の支払機。クレジットカードも使える

日本人がアメリカで運転する時に注意すべき交通ルール

右側通行

アメリカの車は左ハンドルの右側通行。フリーウェイでは遅い車が右車線を走る。ワシントン州やオレゴン州などでは左車線は追越車線と法律で決められており、追い越しをしないのに継続的に左車線を走行することは法律違反。追越車線を走行する際も、もちろん制限速度を超えてはいけない。

赤信号でも右折が可能

アメリカでは一部の地域を除いて、赤信号の場合でも右折が可能とされている。右折する時は必ず信号の手前で一時停止をして、車や歩行者が来ていないかの安全確認を行う。赤でも絶対に右折しなければいけないというルールではないので、もし、交通量が多くて右折のタイミングがわからない時は無理に右折する必要はない。また、交差点に”NO TURN ON RED”という標識がある時は、赤信号時の右折は禁止されているので、見落とさないように注意が必要。

All Way Stop

All Way Stopの標識がある場所では、停止した順番に交差点内に進入するため、自分が何番目に停止したのか、あらかじめ把握しておく必要がある。同時に停止した場合は、自分から見て右側にある車に優先権がある。アメリカでは信号の停電も珍しくないが、その場合も交差点ではAll Way Stopと同じルールで通行する。

All Way Stop
All Way Stopの標識

カープール・レーン (Carpool Lane / High Occupancy Vehicle Lane)

I-5などの主要なフリーウェイにはカープール・レーン(Carpool Lane)、またはHOVレーン(High Occupancy Vehicle Lane)と呼ばれる、渋滞を緩和するための専用レーンが設けられている。カープール・レーンを使えるのは、2人以上が同乗する自動車、オートバイ、バスだけ。目印は標識もしくは道路に記された菱形のマーク(◇)。1人で運転している車がこのカープール・レーンを走ると、罰金が課せられる。

ワシントン州ではI-5、I-90、I-405、SR520などにカープール・レーンが設けられており、I-405のエクスプレス・トール・レーンSR167のHOTレーンは有料のカープール・レーン。I-405では時間帯によって、カープール・レーンを利用できる同乗者数は3人以上と設定されている。

左折専用車線

アメリカには、左折専用車線が設けられている道路がある。黄色の実線と点線の囲まれた中央分離帯のような車線が道路の中央にあり、左折をするタイミングでこの車線に進入する。対向車線の車がいなくなるのを待つことができるので、後続車が連なることを心配する必要がない。ただし、対向車線から左折をしたい車も、同時にこの車線を使うので、注意して車線に進入する必要がある。

ラウンドアバウト

日本ではまだあまり導入されていないが、アメリカでは信号機の代わりにラウンドアバウト(環状交差点)が設置されている交差点を時々見かける。交差点の真ん中に円形の島があり、反時計回りに進む。すでに交差点に入っている車が優先で、一旦停止するなど邪魔にならないようにラウンドアバウトに進入する。

roundabout
ラウンドアバウト/環状交差点

スクールバスの追い越し

アメリカでは、生徒が乗り降りするために停車しているスクールバスを追い越すと、多額の罰金が課せられるので注意が必要。後続車、対向車とも、バスの「STOP」サインがドライバーから見えるように出ていて、赤いライトが点滅している場合、車は停止することが義務付けられている。道路の中央分離帯のあるなし、また車線の本数など、状況により停止する必要がない場合もあるので、運転する州のドライバーズ・ガイドで確認すること。

スクールバス
スクールバスに設置されているストップの標識

◎ 詳しい交通ルールについては、以下リンクからドライバーズ・ガイド(PDF)をダウンロードして確認できる。


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