▲司郎さんの著書『Shiro : Wit, Wisdom and Recipes from a Sushi Pioneer』は、紀伊國屋書店などでも購入可能 ▲ほどよい甘さで深みのある味わいの卵。1貫$2.50ノースウエストに江戸前ならぬシアトル前ずしを浸透させた加柴司郎さんによる、老舗すし店の「しろう寿司」。昨年は内装をリニューアル、司郎さんの妻である書道家の律子さんの書を壁に描くなど、和風モダンな空間に生まれ変わった。また今年1月には著書『Shiro : Wit, Wisdom and Recipes from a Sushi Pioneer』を出版。全編英語の本作には、司郎さんの人生が凝縮されているだけでなく、シアトルにおけるすし文化の歴史やノースウエストの食材についても語られており、これを読んで来店するアメリカ人も増えたそうだ。日本文化の紹介と普及に尽力した司郎さんの業績を称え、今年4月にシアトルで開催された「シアトル桜祭・日本文化祭」の際には、総領事表彰も受賞した。 そして最近、新たなニュースが加わった。これまで同店では、司郎さんを筆頭に、鈴木安孝さん、汲田航太郎さんらが板場に立っていたが、日本から新たに高井 潤さん、中澤大祐さんという職人が入店。中でも大祐さんは、今春アメリカで公開された映画「Jiro Dreams of Sushi」の舞台となった、銀座の名店「すきやばし次郎」の出身で、彼自身もこの映画に出演している。名店の味をシアトルでも、と卵焼きはエビのすり身が隠し味の大輔さんのレシピを導入するなど、メニューにも変化が加わった。 日米問わずプロ・スポーツ選手の来店も多い同店、これからの観光シーズン、日本からのゲストをもてなすにもオススメ。 (取材・文/ヘッセ惠子) ■ Shiro’s Sushi 2401 2nd Ave., Seattle, WA 98121 TEL : 206-443-9844 営業時間:5:30 p.m.~10:30 p.m. 休み:祝日 www.shiros.com ▲すし職人も国際色豊かになる中、日本人の職人がこれだけそろうのも貴重。(手前、左から)司郎さん、安孝さん、(奥、左から)航太郎さん、大祐さん、潤さん | ▲パリっとした食感で骨まで食べ尽くせるカレイの唐揚げ($7.50) |
*情報は2012年6月時点のものです。 |
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