シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2021年2月15日~2月19日(2月3週目)

大寒波の影響でワシントン州のコロナワクチン供給に遅れ

2/19/2021・KING5

アメリカ国内での大寒波の影響で、新型コロナウイルス・ワクチンの輸送に遅れが出ており、ワシントン州でも今週供給分の約90パーセントの到着が遅れている。このため、州が運営するケネウィックとスポケーンの大規模なワクチン接種会場は一時閉鎖、リッジフィールドの会場では2回目の接種に限定している。シアトル・キング郡保健局によるとキング郡では19日(金)から今週末のワクチン接種に影響が出る模様で、予約の変更などが発生している。保健局は2回目のワクチン接種予約がキャンセルになった場合、同じプロバイダーで予約変更をするよう呼びかけている。KING5の関連記事はこちら


セイリッシュ海の南部定住型オルカに子どもが誕生

2/18/2021・KING5

絶滅危機にあるセイリッシュ海の南部定住型オルカ(Lポッド)に子ども1頭が誕生していたことが、研究員により確認された。オルカ・ネットワークは17日(水)にソーシャルメディアで、Surprise!と呼ばれるオルカ(L-86)が新しい子ども(L125)と泳いでいるのを目撃したと報告。L-86にとって4頭目の子どもとなるL125は、サイズ、体型から健康状態は良好とみられており、南部定住型オルカの数は75頭となった。オルカの子どもは誕生後、生き残れるのは半分ほど。昨年9月にはJポッドに2頭の子どもが生まれている。KING5の関連記事はこちら


シアトル市内の一部で路上駐車料金の変更実施

2/17/2021・KING5

シアトル市は17日(水)より、市内の店舗や施設などビジネスへの顧客のアクセスを向上するため、一部地域で路上駐車料金の変更を実施する。インターナショナル・ディストリクトの一部では午前中の料金を50セント/時間へ値下げ。またバラード、インターナショナル・ディストリクト、デニー・トライアングル、ファースト・ヒル、パイン-パイク、サウスレイクユニオンの各地域の一部では最大1ドル/時間、または1.50ドル/時間に変更される。他の地域での料金(50セント/時間)は変更されない。新型コロナウイルス・パンデミック前のシアトル市内の1時間あたりの時間路上駐車料金は50セントから5ドルだった。KING5の関連記事はこちら


危険手当支給義務の影響で、QFCがシアトルの2店舗閉店へ

2/17/2021・KING5

シアトル市では2月より大手食料品チェーン店に対し、コロナパンデミック下で働く従業員へ1時間4ドルの危険手当支給が義務付けられているが、クロガー傘下のQFCはこの影響で4月に市内2店舗を閉店すると16日(火)に発表した。閉店するのはキャピトル・ヒルとウェッジウッドの店舗で、赤字店舗である上、危険手当支給によるコスト上昇で経営の継続が難しくなったとQFCは話している。また同店によると、新型コロナウイルス対策により経営コストは22パーセント上昇。シアトル市の同店従業員の時給は平均約20ドルで、危険手当が上乗せされる。閉店する店舗の従業員は、希望に応じて社内での異動が検討される。KING5の関連記事はこちら

雪解けでワシントン州西部の市街地などで洪水の恐れ

2/16/2021・KING5

シアトルでは13日(土)に8.9インチの雪、またピュージェット湾地域南部ではそれ以上の記録的な降雪量があったが、ワシントン州西部の低地では気温が上昇して雪が雨に変わり、雪が溶け始めた。雪や氷のため雨水排水管が詰まると、市街地などで洪水となる恐れがある。16日(火)朝の時点で雪が降り始める標高は2500フィートまで上昇し、州西部各地の最高気温は華氏40台が予報されている。またスノコルミー・パスでは、複数の衝突事故と雪崩の危険のためノースベンドとエレンズバーグの間で、I-90全車線が15日(月)午後4時から少なくとも16日正午まで閉鎖が予定されている。KING5の関連記事はこちら