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2025年6月2日~6月6日のニュース

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シアトル・タコマ国際空港に新しい保安検査場がオープン

6/6/2025

シアトル・タコマ国際空港に、新しい保安検査場(チェックポイント1)が6日(金)朝オープンした。この新しいチェックポイントが設置されているのは、他の保安検査場があるチケットカウンターの出発階ではなく手荷物受取階で、5本の新しい検査レーンが追加された。混雑しがちな出発階の車寄せを避けて、到着階で車を降りてドア4・ドア6からアクセス可能なため、荷物を預けない旅行者には便利な位置にあり、また国際線利用者にとっても主に国際線が発着するSゲートやAゲートへの移動がスムーズに行える場所だという。この新エリアは、アート展示やバリアフリー対応の座席、今後設置予定のコーヒーステーションなどの快適な設備も整い、空港はこの保安検査場により検査の効率向上と待ち時間の短縮を期待している。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州の干ばつ非常事態宣言、対象地域を州西部・中部の郡へ拡大

6/6/2025

ワシントン州環境省(Department of Ecology)は5日(木)、4月に発表していたヤキマ盆地に対する干ばつ非常事態宣言の対象地域を拡大した。新たに追加されたのはスノホミッシュ郡・キング郡・ピアス郡・サーストン郡を含む、州西部および中部を中心とした10以上の郡。同局によると、4月から5月にかけての雪解けが1か月以上早く進行し、また春の降水量も著しく少なく、河川流量が平年を大きく下回っている。夏から初秋にかけて水不足が起こる恐れがあり、農業や生態系への影響が懸念されているが、宣言により対応資金や対策手段をより柔軟に活用できるようになる。8月までは高温・乾燥が続く見通しで、当局は水不足は可能性というよりも現実として、長期的な回復力を構築する必要があると訴えている。KING5の関連記事はこちら


サウンダーズ選手らがクラブワールドカップの賞金分配をめぐりMLSに抗議

6/5/2025

MLSシアトル・サウンダーズは今月14日(土)に開幕するFIFAクラブワールドカップに出場するが、同球団選手らが8日(日)の試合前に「公平な分け前(Fair Share)」などのメッセージが書かれたシャツを着用し、この国際大会の賞金分配に抗議の意思を示している。クラブワールドカップでは、MLSに同リーグ3球団出場に対して総額2,800万ドルが提示(勝ち進むと賞金額が追加)されているが、そのうち選手らに分配されるのは300万ドルの見込み。MLSの団体交渉協約(CBA)により、選手らが受け取れる賞金額は1球団あたり最大で100万ドルに制限されている。MLS選手協会(MLSPA)もサンダーズ選手の抗議を支持し、MLSの姿勢を非難。サウンダーズのシュメッツァー監督は、選手側とリーグ側の両方の立場を理解するとコメントした。試合まであと10日となった4日(水)の練習後、サウンダーズのミッドフィールダー、クリスチャン・ロルダン選手はみんながフラストレーションを感じていると報道陣に話し、また今後の出場辞退については明言を避けつつも、一日一日を見て判断していくと述べた。KING5の関連記事はこちら


ランディ・ジョンソン氏の51番を永久欠番にするとマリナーズが発表

6/2/2025

MLBシアトル・マリナーズは2日(月)、元マリナーズ投手であるランディ・ジョンソン氏の現役時代の背番号「51」を、2026年シーズンに永久欠番にすると発表した。この発表が行われたのは、ジョンソン氏がマリナーズ史上初のノーヒット・ノーランを達成した1990年6月2日からちょうど35年となる日。ジョンソン氏の背番号「51」は、ケン・グリフィー・ジュニア氏の「24」、エドガー・マルティネス氏の「11」、イチロー氏の「51」に続くマリナーズ5番目の永久欠番(MLB全チームで永久欠番のジャッキー・ロビンソン氏の「42」を含む)。イチロー氏の背番号「51」の永久欠番式典は、今年8月9日にTモバイル・パークで行われる予定で、ジョンソン氏の「51」永久欠番の式典の日程は、2026年シーズンの日程が決定した後に発表される。同氏はモントリオール・エクスポズから移籍した1989年から1998年までマリナーズでプレーし、その後アリゾナ・ダイヤモンドバックスなど5球団を経て2009年に現役引退。MLBキャリア通算で303勝166敗、防御率3.29、歴代2位の4,875奪三振を記録した。またサイ・ヤング賞を5度受賞しており、1995年の同賞受賞はマリナーズ所属投手初となった。マリナーズでジョンソン氏と同じ背番号を背負っていたイチロー氏は、今年1月にアメリカ野球殿堂入りが発表された際のインタビューで、球団やシアトルのファンにとって特別な背番号を付けるプレッシャーや覚悟など、51番を受け継ぐことが決まった当時の思いを語っている。KIRO7の関連記事はこちら