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日陰の庭のススメ

生活にもっと緑を! 庭やベランダが綺麗で気持ちよくなるコツを、ノースウエスト園芸部長こと小杉晶子さんに教えてもらいます。小杉さんについて » 

(2025年7月)

ノースウエストの一番良い季節になってきましたね。皆さんのお庭やバルコニーにはたくさんのお花が咲いていることでしょう。私がよく質問されるのが、「日陰にどんなお花や庭木が最適ですか?」です。そして「日陰が多過ぎて、そこだけ薄暗く陰気なんです」と続きます。

庭といえば日の当たる場所で色とりどりの花が咲き乱れる様が紹介されますが、日陰の庭もまた違った味わいが作れます。ノースウエストは、苔が生えやすいので、日陰のある一角を苔むした日本風のお庭にすることもできるのです。日当たりの良い庭は、いろんな植物を植えることができて素敵ですが、雑草がとても生え、手入れも大変です。日陰は雑草が生えにくく、落ち葉を掃除するだけできれいな苔庭になることも多いです。

私の家のバルコニーもほとんど日が当たらない場所ですが、「日陰の女王ベゴニア」をプランターに植えて楽しんでいます。ベゴニアは、一重から八重、垂れるものから真っすぐ伸びるもの、そしていろんな色があるのでとても簡単に楽しめる花でもあります。暗い日陰の場所でも明るい色のお花を咲かせてくれて、5月頃〜10月ぐらいまで、長く咲き続けてくれるありがたい花です。

また、お庭の暗い一角に白い班入りのホスタやモミジを植えると明るい感じになります。本格的に和風にしたい方は、石や灯篭、ししおどしなどを置いて楽しむこともできます。


ベゴニア
▲垂れる品種のベゴニアはハンギングバスケットに。日陰で生き生きと咲きます。
プランターのベゴニア
▲プランターのベゴニア。ベゴニアは、葉が大きくてお花が隠れてしまうので、葉をいくつか取ってお花を見えやすくします。
ホスタ
▲斑入りのホスタ。暗い場所に白っぽい植物を植えると、庭が明るくなります。


班入りのモミジ
▲斑入りのモミジ。地植えでも鉢でも育ちます。
日陰でもOKな植物の寄せ植え
▲ヒノキ、ワイルドベリー、苔、スミレ、キニキニック、全て日陰でもOKな植物の寄せ植え。



  • 暗い日陰でも咲く一年草・多年草:ベゴニア、インパチエンス、フクシア、ツワブキ、ホスタ、ユキノシタ、アスチルべなど。
  • 暗い日陰でも育つ庭木:日本モミジ、シャクナゲ、ハナミズキ、椿、サルココッカなど。

●文・小杉晶子

サウスシアトル・コミュニティー・カレッジで園芸学の学位を取得。現在は、剪定家として庭園や個人の庭の手入れを行う。趣味はバードウォッチング。

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