■生活にもっと緑を! 庭やベランダが綺麗で気持ちよくなるコツを、ノースウエスト園芸部長こと小杉晶子さんに教えてもらいます。小杉さんについて »
(2025年10月)
街路樹が色づいて秋らしくなってきました。日本の紅葉は、とても美しく世界でも有名ですが、ノースウエストの山々はビッグリーフメープルやカラマツなど「黄色ばっかりやん!」と少し残念な秋。
そこで私はモミジの本場、ニューイングランド地方へ紅葉狩りに行ってきました。マサチューセッツ州のモホークトレイルという、車で周って色とりどりの山々を見られる地域。マサチューセッツ州は小さいので街から街へと車で移動しやすいのです。ニューイングランド地方の森といえば、メープルシロップが取れるシュガーメープルをはじめ、オーク、バーチ(白樺)、アスペンと落葉樹林になります。雪に埋まる寒い季節の前に見事な五色の丘陵を見られるのが有名です。
日本のモミジや紅葉する樹々は繊細な感じですが、ここアメリカの紅葉の森は、ダイナミックで広い! パッチワークのように色とりどりになった丘が延々と続き、雄大さをとても感じられます。そんな森に入って歩いてみると、優しい秋の日差しが落葉樹の中を通り抜け、ノースウエストの暗い森とは違う明るい森を堪能できました。ノースウエストでは街路樹でよく使われているレッドメープルが森に自生し、園芸品種として売られているバーチもあちこちに自然に生えていて、不思議な気持ちになりました。
アメリカにお住まいであれば、一生に一度はぜひ訪れてみてほしいほどの圧巻の景色が経験できます。

▲メープルシロップが取れる木シュガーメープル。葉が真っ赤に染まります。

▲五色の紅葉、サクサクと音を立てて森を歩きます。

▲Whitcomb Summitの頂上にあるThe Blue Vista Motor Lodgeからの眺め。360度この景色が見られます。

▲落葉樹が絵画のように見える山々。ハイシーズンは10月です。

▲ノースウエストでは園芸品種のバーチ(白樺)が、ニューイングランド地方では普通の森に生えています。

マサチューセッツ州モホークトレイル(Mohawk Trail)
GreenfieldからNorth Adamsまで山々を抜ける道路。小さい町が点在し、観光名所やカフェもあります。ゆっくり寄り道しながら通ると5、6時間ぐらいです。
サウスシアトル・コミュニティー・カレッジで園芸学の学位を取得。現在は、剪定家として庭園や個人の庭の手入れを行う。趣味はバードウォッチング。




