■生活にもっと緑を! 庭やベランダが綺麗で気持ちよくなるコツを、ノースウエスト園芸部長こと小杉晶子さんに教えてもらいます。小杉さんについて »
(2025年11月)
11月、「もうサンクスギビングがやってくる」と時の早さを感じます。この時期、園芸店やスーパーのお花コーナーに「サンクスギビング・カクタス(日本名シャコバサボテン)が売られ始めます。この時期に室内でお花が咲く貴重な植物で、皆さんも、一度は買ったことがあるかもしれません。
しかし、サボテンといっても意外に水やりが必要で、少し気難しさもあるようです。私は何度も挑戦していますが、2、3年が限度でいつも枯らしてしまいます。根腐れで葉が赤くなったり、蕾や葉がパラパラと落ちたりしてしまいます。
ある時、お客さんのご自宅になんと! 大きなサンクスギビング・カクタスの鉢植えがあるじゃないですか! 「キャシー!どうやってこんなに大きく育てたの?」と思わず聞いてしまいました。「特に何もしてないのよ。あのスーパーによく売ってるやつよ」と。なんとまぁ、ゴージャスに枝垂れるように育っています。これを見て、いてもたってもいられなくなって、また新しいシャコバサボテンを買ってしまいました。今度こそ!
「土の表面が乾いたら水やり」「次、乾くまでそっとしておく」の繰り返しで今、2年目。やはり葉がパラパラ落ちますが、新しい芽もたくさん出てきているので、なんとかまぁ、機嫌よく育っているようです。今年は花芽が出てくるかしら…。まるで、気難しい猫のお世話をするようにご機嫌をうかがいながら育てています。

▲サンクスギビングの季節に華やかに咲くカクタス。

▲最近は、いろんな色の品種が出てきています。

▲2年目。3、4個の花が付きましたが、この後枯れさせてしまいました。難しい。

▲キャシーの大株のカクタス。よく咲く年と咲かない年もあるそうです。

▲よく、葉がパラパラと落ちることがあります。水が多過ぎか乾き過ぎです。

▲葉が落ちても、後から小さい芽が出ていれば大丈夫。小さい葉がちょこっと出るとうれしいものです。

Thanksgiving Cactus(学名Schlumbergera truncata)は、窓辺で直射日光が当たらない場所を好みます。ポインセチアと同じ「短日植物」ですが、ノースウエストは冬が暗いので、特別な処理をしないでも2、3年目までは、ちらほら花をつけます。
サウスシアトル・コミュニティー・カレッジで園芸学の学位を取得。現在は、剪定家として庭園や個人の庭の手入れを行う。趣味はバードウォッチング。




