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コトネアスターのススメ

生活にもっと緑を! 庭やベランダが綺麗で気持ちよくなるコツを、ノースウエスト園芸部長こと小杉晶子さんに教えてもらいます。小杉さんについて » 

(2025年12月)

さぁ、師走に入りました。クリスマスの飾りは終わったでしょうか? 園芸店やホームセンターでは、たくさんのクリスマスの飾りが売られてきましたね。本物のモミの木や、シーダーの枝を使ったガーランド、素敵ですよね。クリスマスリースもジュニパーやスプルース、斑入りのヒイラギなどゴージャスなリースも売られています。大きなクリスマスリースだと結構なお値段もします。

クリスマスの飾りは、針葉樹の枝と赤い実とリボンがあれば、ご自宅でも簡単に作れます。針葉樹は、ノースウエストならどこでも生えていますよね。あとは、赤い実。

そこで、おすすめの赤い実がコトネアスター。あんまり大きくならない灌木で、10月から1月頃まで赤い実をつけます。植物自体は、とても強く、日当たりの良い場所であれば、ほぼ放ったらかしで育ちます。鳥が落とした糞から勝手にお庭に生えてくることも多々あります。せっかくなので、抜かないでそのままにしておきましょう。もちろん、植木鉢でも育てられますし、日本では、「ベニシタン」という名で盆栽としてもよく扱われます。

お庭にひとつあれば、毎年、クリスマスやお正月の飾りに使えてとっても便利です。葉っぱも小さいので、飾り付けの邪魔にならないですし、リース以外にもフラワーポットのアクセントに挿したり、暖炉の上に置いたりするだけでクリスマスの雰囲気が出ます。


クリスマスオーナメント
▲針葉樹の葉と赤い実と松ぼっくりがあれば、すぐにクリスマスオーナメントが作れます。
クリスマスリース
▲リースをぐるぐる巻いて作るのがちょっと面倒ならティアドロップ・スワッグ風に。まとめるだけで作り方はシンプルです。


コトネアスター
▲とても強い灌木で、育つ場所を選びません。
鉢植えにコトネアスターの枝
▲玄関先の鉢植えも、コトネアスターの枝を挿すだけでクリスマス仕立てになります。


べニシタン
▲日本では、「べニシタン」として盆栽に仕立てられることもあります。
コトネアスターの白い花
▲春先は小さい白い花が咲きます。



コトネアスター(学名cotoneaster/和名ベニシタン)
日当たりが良い方が花も実もたくさんなりますが、半日陰でも十分に育ちます。乾燥に強く、夏の間も水やりなしでどんな土でも育ちます。横へ広がって育つので、ときどき枝を切ってください。

●文・小杉晶子

サウスシアトル・コミュニティー・カレッジで園芸学の学位を取得。現在は、剪定家として庭園や個人の庭の手入れを行う。趣味はバードウォッチング。

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