シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2014年5月1日(木)

今日のニュース

 

メーデーの5月1日(木)、労働者の抗議運動の予想されるシアトル市内の街路では、警察や中小企業らが最悪の事態に備えて警戒を強めている。過去2年のメーデーは抗議行動が暴力行為へと発展し、昨年はキャピトル・ヒルで店舗の窓ガラスが割られるなどの破壊行為があり、17人が逮捕されている。今年は、移民と労働者の権利を訴える数千人の人たちが、午後3時にSt. Mary’s Churchからウエストレイク・パークまでをデモ行進する。また、シアトル・セントラル・コミュニティ・カレッジとYouth Detention Centerでは、午後6時頃から反資本主義団体らによる非許可のデモ行進が予定されている。警察は、デモ運動をする権利は認めるが、他人への暴行や器物破損などの行為に対しては厳しく対処するとしている。King 5の関連記事はこちら

シアトル市長、メーデーに最低賃金引き上げ案について発表

シアトル市内でメーデーの労働者抗議デモ行進が行われる本日、5月1日、マレー市長は、最低賃金の引き上げについての提案を発表する模様。今回のデモは移民と労働者の権利を訴えて行われるが、最低賃金時給15ドルのキャンペーンも含まれている。マレー市長は昨年の選挙で最低賃金を時給15ドルへ引き上げることを公約に掲げ当選したが、引き上げの方法について経営者や労働者から、異なった多くの意見に直面している。ワシントン州の現在の最低賃金は時給9.32ドルで、米国内で最も高い水準となっている。King 5の関連記事はこちら

オソの地滑りリカバリー・センター3カ所が閉鎖

オソでの地滑りで被災した人たちのためのリカバリー・センターが、5月10日に閉鎖することになった。閉鎖されるのは、オソ消防署、Arlington Department of Public Works、Darrington Ranger District Officeの3カ所。連邦緊急事態管理局(FEMA)によると、被災者からの相談受付は、ヘルプラインを通じて継続される。King 5の関連記事はこちら

州西部の6校、校舎が地滑りに遭う危険性高い

自然災害の研究と対策を行う公共工事管理事務所は30日(水)、州内の学校に対する危険緩和計画を明らかにした。その計画によると、州内には地滑りの被害にあう危険性が高い学校が28校あり、うち6校はワシントン州西部の学校という。斜面に建てられたシアトルのクィーン・アン小学校はその1つ。シアトル・パブリック・スクールは、生徒、教職員、家族らの安全を最優先にしているとして、300ページに及ぶ報告書をまとめて、これからも全ての建物の検査と監視を継続していくと、コメントした。King5の関連記事はこちら