シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2014年11月17日~21日(11月第4週目)

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ワシントン州西部では21日(金)に激しい雨と風、また21日から22(土)日にかけて山間部で大雪の恐れがあると気象局が予報を出した。シアトルでは21日の日中から夜の間に1/4インチから1/2インチの降雨になる可能性がある。21日午前6時の時点では、スティーブンズ・パス付近でHwy. 2が凍結。また雨氷も降っており、凍結路用のタイヤ装着勧告が発令された。さらに、21日の日中に3インチ、夜に11インチ、22日に4インチ程度の大雪になる恐れがある。スノコルミー・パスでは21日に約1インチ、夜に2インチ程度、22日には場所により、積雪が6インチから7インチに及ぶ可能性があり、大雪に備えるよう注意が呼びかけている。Seattle Timesの関連記事はこちら

シータック空港に爆発物探知犬が新たに配備

11/21/2014 ・King5

シアトル・タコマ国際空港では利用客が増える感謝祭を前に、米国国土安全保障省運輸保安局(TSA)が爆発物探知犬を新規配備して警戒に当たっている。特別に訓練された犬はセキュリティ検査地点に配置されており、通過する利用客の手荷物から爆発物構成物質などの匂いを嗅ぎ分けることができる。刃物など機内持ち込みが禁止されている品物については、TSA職員がこれまでと同じく手荷物検査でチェックする。TSAは、セキュリティ検査を迅速に通過するために、厚着をせず、機内持ち込み禁止品を所持していないか検査前に確認しておくことを勧めている。King5の関連記事はこちら

ウッドランドパーク動物園がゾウの飼育展示終了を発表

11/20/2014 ・Seattle Times

シアトルのウッドランドパーク動物園は19日(水)、ゾウの展示・飼育を終了することを明らかにした。約1エーカーの土地と小さなシェルターを3頭が共有する、狭く古い飼育環境に対して、同園は何年もの間批判を受けていたが、8月に40年以上飼育されていたアフリカ・ゾウが亡くなってからは、批判が一層強まっていた。動物園が立ち上げたゾウ特別委員会は、半年間調査を行った結果、展示施設と頭数の拡張を推奨していたが、動物園側は現実的でないと判断。ゾウは群れを作る動物のため、残りの2頭のアジア・ゾウが、より健全な環境で生活できるよう、アメリカ動物園水族館協会認定の別の動物園に移される。移転は2015年春頃の予定。ウッドランドパーク動物園ではこれまで93年間、ゾウが展示されてきた。Seattle Timesの関連記事はこちら

乳幼児の指先切断事故でGracoがベビーカーをリコール

11/20/2014 ・Kiro TV

ベビー用品を製造販売するGracoは、自社の折りたたみ式ベビーカーによる指の切断事故を受け、ベビーカー11種類のリコールを発表した。乳幼児が折りたたみ可動部分のヒンジに指を挟み、指先が切断されるなどの事故がこれまで11件報告されている。リコール対象モデルは、2000年8月1日から2014年9月25日までに製造販売されたAspen, Breeze, Capri, Cirrus, Glider, Kite,LiteRider, Sierra, Solara, Sterling, TravelMate。製造日とモデルは、後輪の上部のパイプの白いシールで確認できる。リコール対象商品は、北米で470万台、カナダで202,000台、メキシコで10,300台販売。同社は対象商品には対して、問題の可動部分ヒンジにかぶせるカバーを提供している。詳細と問い合わせは、www.gracobaby.comのHelp Centerもしくは、1-800-345-4109まで。Kiro TVの関連記事はこちら

電子たばこ販売について州が規制強化を検討

11/19/2014 ・King5

たばこに似せた吸引器である電子たばこを使用する未成年の増加が懸念されているが、インスリー州知事は子どもへの販売規制強化を望んでいる。州の法律では18歳以下の子どもへの電子たばこ販売を禁止されているが、州知事は保健局や立法関係者とともに、来年の立法期に向け規制強化を盛り込んだ法律改正案を作成していると広報担当者が伝えた。規制が強化された場合、販売の流れが把握し易くなるように、小売店に対して特別許可取得の義務付けをする可能性がある。また、学校内での吸引機補充品の販売禁止、包装の警告表示、子どもに安全なパッケージの義務付けなどの議案が検討されると見られる。前会期では、子どもが簡単に購入できないよう、吸引器への課税について審議されている。現在、電子たばこには消費税以外の税金は課せられていない。King5の関連記事はこちら

カナダとの国境でもテロへの警戒強化

11/19/2014 ・King5

イスラム教スンニ派過激派組織イスラム国(ISIS)の台頭や、10月に発生したシリアへの渡航を希望した男のカナダ連邦議会議事堂襲撃などを受け、アメリカ政府はテロ行為への警戒を一層強めている。カナダ国境では毎日合計20人以上がテロ行為関連を含む重罪容疑で逮捕されており、ワシントン州も例外ではない。シアトルから2時間のブレイン市は車によるカナダからの入国者数が全米で3番目に多く、訓練を受けたアメリカ合衆国税関・国境警備局の職員が目を光らせている。同市では1日平均4000台の車がアメリカへ入国するが、そのうち約10パーセントは何らかの問題で審査を受けるという。国境警備局によると、通行量は今後1日平均約6000台まで増加すると予想され、国境通過にさらに時間を要することになりそうだ。関係者はホリデーの多忙な時期を前に準備をしている。King5の関連記事はこちら

ワシントン州で代理教員不足が深刻化

11/18/2014 ・King5

ワシントン州全域で現在、代理教員不足が深刻化している。シアトル学校区全体では1日平均373の代理教員要請があるが、そのうち最大60人分の代りが不足。この問題を解決するため、同学区は元教員に助けを求めたり、代理教員要員として登録している300人に対して現在の状況確認などを行っている。問題の原因について、ワシントン州では代理教員もフルタイムの教員と同じ4年生大学卒の資格が必要であること、また、教員に要求される学級外でのトレーニング増加で代理教員の需要が増えていることなどが挙げられる。King5の関連記事はこちら

鮭を汚染水から守るのにレインガーデンが有効

11/18/2014 ・Seattle Times

ピュージェット湾と都市河川での鮭の死亡数増加について、レインガーデンが解決に役立つという研究結果が明らかになった。ピュージェット湾地域では、車から漏れたオイル、庭に散布される農薬、地面や路面に付着した金属など、日常生活で排出された有毒物質を含んだ雨水が付近の水環境に流れ、鮭の生命が脅かされている。アメリカ海洋大気庁漁業科学センター、ワシントン州立大学、合衆国魚類野生生物局が合同で行った研究によると、シアトルのハイウェイから採取した雨水が入った水槽のコーホー・サーモンは数時間で死んでしまうが、同じ水でも、レインガーデンのように砂利やコンポストから浸み出たものであれば、魚に影響が出ないことがわかった。汚染物質など根本的な原因については現在も調査中。ワシントン州では現在、ピュージェット湾地域に1万2千のレインガーデンを設けることを目指し、自治体に対しても環境を考慮した技術採用を義務付けるストームウォーター許可証発行など、水質汚染防止対策を実施している。Seattle Timesの関連記事はこちら

ワシントン州初となるマリファナのオークション開催される

11/17/2014 ・Seattle Times

15日(土)ワシントン州初となるオークションでの大麻販売が行われた。主催したのはベントン郡プロッサー市で大麻栽培を行うFireweed Farmsで、売り上げ総額は約60万ドルに上った。ワシントン州ケネウィックの新聞Tri-City Heraldによると、ワシントン州酒類管理委員会の関係者が監視する中、州の認可を受けたマリファナ取扱い業者に、総量約300ポンドの大量の大麻を約半ポンドから5ポンド単位でバルク売りした。オークション参加者は、入札前に袋に入った商品を見たり匂いを嗅いだりすることは許されたが、試煙は禁止されていた。Fireweed FarmsのオーナーであるRandy Williamsさんは売り上げのうち、1万4千ドルを地元の学校に寄付するという。Seattle Timesの関連記事はこちら