シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2015年2月17日~20日(2月第3週目)

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現在のシアトル学校区を2分割するという法案に関して、19日(木)、ワシントン州下院教育委員会で投票が実施され、賛成16票、反対5票で承認された。今後、この法案は上院で審議される。学区の分割による運営経費増加や、生徒の人種、家庭の所得格差の偏りを軽減することが難しくなることから、先週行われた公聴会では、シアトル学校区、PTA、教員組合などを含む全ての発言者から反対意見が出ていた。King5の関連記事はこちら

シアトル市、駐車料金と罰金による収入が増加

2/20/2015 ・King5

急成長を遂げているシアトル市は、路上駐車スペースが減少しているものの、駐車料金だけで市は年間収入3700万ドルを得ている。シアトルの路上駐車料金は高く、ダウンタウンの一部で1時間4ドル。また、50人の警官が1日19時間、パトロールを行うとともに、駐車監視員を増員して駐車違反をに目を光らせている。2014年1年間の駐車違反の罰金による収入は2180万ドルに上り、10年間で約46パーセント増加。シアトル市長は、これを公共交通機関、道路や歩道の補修などの資金に当てていると話した。一方、一部のドライバーは、路上駐車に対しての警察の過度な取り締まりや、わかりにくい駐車規制標識に対し不満の声を漏らしている。King5の関連記事はこちら

同性の結婚式用花の販売拒否で生花店が法律違反

2/19/2015 ・Seattle Times

ベントン郡チッリランドの生花店がゲイ・カップルの結婚式への花の販売を拒み、訴訟を起こされていた件で、郡上級裁判所の裁判官は、生花店がワシントン州の反差別法と消費者保護法に違反すると裁定を下した。2012年にワシントン州で同性婚が合法化された後、Robert Ingersollさんは同性のパートナーとの結婚式用に、Arlene’s FlowersのオーナーであるBarronelle Stutzmanさんへ花を注文。Ingersollさんは同店の長年の顧客であったが、Stutzmanさんが信仰の理由で同性婚に反対しており、花の販売を断った。裁判では、Stutzmanさんが言論と信仰の自由により行動の正当性を主張したが、裁判官はこれを却下。Stutzmanさん個人と生花店の両方に法律違反が追求されそうだ。州の反差別法と消費者保護法に違反した場合、それぞれの法律に対し最高2000ドルの罰金と、裁判経費の支払いが課せられる可能性がある。Seattle Timesの関連記事はこちら

故障中のトンネル掘削機が修理に向け移動開始

2/18/2015 ・King5

ワシントン州運輸局によると、Alaskan Way高架橋代替トンネル工事で故障のため2013年12月から運転を停止していた掘削機が、17日(火)夜から修理のために建設された竪穴へ向けて再び動きだし、18日(水)午前7時までに約3フィートを掘り進んだ。これに先立ち、Seattle Tunnel Partnersは17日、掘削機移動準備のため、竪穴壁の補強材を部分的に切り取った。掘削機は今後、無筋コンクリ-トを20フィート掘り進む予定で、竪穴へ到達後は先端部を外して、大型クレーンでつり上げて外へ出し、修理を行う。King5の関連記事はこちら

UWが地震早期警報システムを公開

2/17/2015 ・King5

ワシントン大学のPacific Northwest Seismic Network(PNSN)は17日(火)、地震の大きな揺れが到達する少し前に警報を発する地震早期警報ソフトウェアを公開した。このソフトウェアは約2年間かけてPNSNで開発したもので、今回、ボーイング、マイクロソフト、サウンドトランジット、プロビデンス病院などの医療施設や交通機関、公益事業などでも利用可能となった。地震早期警報を受けることで、地震発生前のエレベーターや信号機などの停止や、病院内の警報器作動といった手段で、地震災害から人々を守ることができるようになる。このシステムでは、ワシントン州、オレゴン州全域に設置された240の地震計からデータがワシントン大学に集められ、利用者はコンピュータで警報受けることができる。ただ、震源が足下である場合は警報発令は難しいが、震源地から大きな揺れが到着するまでに数分を要する地震であれば有効だそう。最終的には、現在のアンバーアラートのようにテレビ、ラジオ、携帯電話などの器機を介して利用できるシステムを構築することを目指している。King5の関連記事はこちら

火星移住計画候補者にシアトル在住のプログラマー選出される

2/17/2015 ・King5

オランダの非営利団体「マーズワン」が行う人類の火星移住計画への候補者100人が16日(月)発表され、シアトル在住で、マイクロソフト従業員のCarl LeCompteさん(28)がその1人に選ばれた。同団体は2013年4月に移住希望者の募集を開始し、約20万人が応募。今回2回目となる候補者の絞り込みでは、19歳から60歳の男女各50人ずつが選ばれ、うち33人はアメリカ在住者。最終的には火星移住者として24人が選ばれる。計画では2024年に訓練を受けた最初の4人が地球を出発し、その後2年毎に4人ずつが火星へ移住する。一旦移住すると、参加者は再び地球へ戻ることはできないことになっている。King5の関連記事はこちら