シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2015年8月31日~9月4日(8月第6週目/9月1週目)

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シアトル学校区の職員によって組織されるSeattle Education Association(SEA)は3日(木)夜、学校区と教員組合間の交渉が暫定的合意に至らない場合、9日(水)にストライキを開始することを投票で決定した。ベナロヤホールに約5,000人以上のSEA会員が集まり、無記名による投票が行われた。賃金の値上げ、生徒の休憩時間の保証、教職員に対する正当な評価、テストの見直しなどについて、学校区と教員組合は5月から20回以上話し合いを行っていたが、1日(火)に決裂したまま交渉が終わった。ストライキ開始が予定されている9日は、同学校区において新学年度の始業日となっている。King5の関連記事はこちら

劣悪環境で飼育されていた動物40匹以上が保護される

9/3/2015 ・King5

シアトル警察と動物管理局は2日(水)午前、ユニバーシティ・ディストリクトのタウンハウスにて劣悪な環境下で飼われていた動物40匹以上を保護した。警察と動物管理局は、屋内で動物の繁殖が行われている可能性があると建物の管理者から通報を受けて現場を訪れ、犬28匹、猫6匹の他、ハムスター、チンチラなどを発見。室内にいた多くの動物がケージの中で糞尿にまみれていたと報告されている。近所ではこれまでも動物の鳴き声が頻繁に聞かれ、動物管理局へ何度か通報がされていた。警察は飼主の違法行為について調査を行っている。シアトル市は室内で飼育できる動物の数を3匹までと上限を定めている。King5の関連記事はこちら

低所得者へのタブ費値上げ分払い戻し、申請者数が伸びず

9/1/2015 ・King5

シアトル市は今年6月からの車両のタブ費値上げに伴い、低所得者へ値上げ分の20ドルを払い戻しするプログラムを実施しているが、手続きに手間がかかることから申請者数が非常に少ない状況にあることがわかった。約51,000人が払い戻しの対象者になると市は推定しているが、約3カ月の間に実際に申請したのはわずか79人で、申請が受理されたのは53人。払い戻し申請手続きの書類は4ページにわたり、申請者世帯の18歳以上全員を対象に個人情報や所得情報を提供することなどが求められる。こういった状況を受けて、市は9月末までに手続きを簡素化することを予定。メトロバスの運営資金不足を補うことを目的としたタブ費60ドルから80ドルへの値上げは、昨年の選挙で住民に承認された。King5の関連記事はこちら

WA州西部の数万世帯で月曜も停電続く

8/31/2015 ・King5

29日(土)に発生した強風の影響で、週末にワシントン州西部の各地で停電となったが、31日(月)早朝の時点で、いまだに63,000世帯で電気供給が停止しているとKing5が伝えた。電力会社別にはスノホミッシュPUDで24,500世帯、ピュージェット・サウンド・エナジー(PSE)で34,000世帯、シアトルシティ・ライトでは5,000世帯以上で停電が続いている。PSEでは30日に、60人の作業員が十数人の倒木除去作業員とともに電力復旧作業に当たったが、31日朝に増員を行った。停電が大規模なため、カナダや他の地域から追加要員として作業員が支援に駆けつけている。各電力会社によると、停電の状況は着実に回復しているが、ワットコム郡、スカジット郡、キング郡北、キットサップ郡での復旧作業完了は9月1日(火)の夕方になると見込んでいる。今回の停電で、ピーク時には約50万世帯が影響を受けた。King5の関連記事はこちら