シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年7月3日~7月7日(7月1週目)

6日(木)夜、シアトル発北京行きの飛行機で乗客がフライトアテンダントに暴行したため、同機がシータック空港へ引き返し、乗客の身柄を警察が確保する出来事があった。デルタ129便は同日午後5時過ぎにシータック空港を離陸し、その約45分後、ファーストクラスに座っていた男性(23)が、フライトアテンダントに対し乱暴を働いた。デルタ航空によると、他の乗客数人が男性を制止するのを手助けし、男性は機内で拘束された。同機は午後7時10分ごろシータック空港に戻っている。この事件でフライトアテンダントと乗客1人が負傷し、病院に搬送された。シータック空港の関係者は、FBIが事件について調べているが、国の安全に対する脅威となるものではないとみていると話している。男性は7日午後に裁判所に出廷する予定。デルタ129便は7日(金)に北京に向かって再出発した。KING5の関連記事はこちら

WA州知事、家族の出産や介護時の有給休暇制度に署名

7/6/2017 ・Seattle Times

ワシントン州のインスリー知事は5日(水)、 家族が病気や出産などの時に有給休暇を保障する家族休暇法に署名した。同州法の実施は2020年に開始される予定で、勤務時間が820時間以上の労働者が対象。本人、または家族の出産、養子縁組による育児、あるいは病気の時に12週まで、また育児と介護の両方が必要な場合は、合計16週まで有給休暇取得が可能となる。さらに妊娠により健康状態が悪化した場合、2週間追加で有給休暇が取得できる。休暇中に支給される金額は給与に応じて週1000ドルまでで、給与がワシントン州の平均金額を下回る労働者は、収入の90パーセントまで支払われる。現在同様の家族休暇制度を認めている州はカリフォルニア、ニュージャージー、ロードアイランド、ニューヨークで、ワシントン州は第5番目の州となる。Seattle Timesの関連記事はこちら

シアトル・センターで帰化式典、新米国市民500人以上が出席

7/5/2017 ・KING5

アメリカ独立記念日の4日(火)、シアトル・センターにて執り行われた帰化式典に新たにアメリカ市民となったワシントン州在住の移民500人以上が出席し、国への忠誠を誓う宣誓を行った。カナダやシリアなど70カ国近くからの移民が新市民として式典に参加。最も多かった出身国はフィリピンで40人、そしてインド38人、ベトナム32人、メキシコ30人、カナダ25人と続く。同式典にはトールマン連邦判事、マレー・シアトル市長、インスリー・ワシントン州知事、コンスタンチン郡長なども出席した。KING5の関連記事はこちら

タコマ近くでアムトラックが脱線事故

7/3/2017 ・KING5

2日(日)午後2時半頃、ピアス郡タコマ市から南西に位置するチェンバーズ・ベイ・ゴルフコース近くのスティラクームで、アムトラック・カスケード列車が脱線事故を起こした。列車はオレゴン州ユージーンからカナダのバンクーバーへ向かっている途中で、267人が乗車していたが重傷者は出なかった。アムトラックによると、15両編成の列車のうち4両が脱線。事故発生後、乗客は避難し、代替バスによりタコマの駅まで輸送された。また列車は水際で脱線したため、燃料が海へ流出した場合に備えて汚染防止用ブームが設置されたが、燃料漏れは発生しなかった。翌日3日(月)も列車の撤去作業や事故原因についての調査が実施される。KING5の関連記事はこちら