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世界のレストランでラム肉を食す

ヘンリーズ・タイワン・プラス

(2012年2月)

台湾料理屋のジューシーなラム・チョップ

インターナショナル・ディストリクトの中華門付近に位置する、ヘンリーズ台湾オリジナル店(504 S. King St., Seattle, WA 98104)と近接した形で、昨年9月にヘンリーズ台湾プラスがオープン。フランス料理のシェフ経験もあるオーナー兼シェフのヘンリーさんが昔ながらの台湾料理を提供している。

台湾料理は中華料理よりもあっさりとしていて、素材を生かした味わいが特徴だ。豊富な単品メニューの中でもラム・チョップ($16.95)はオススメの1品。オーブンで焼かれたラム肉はとても軟らかく、噛むごとに肉汁が溢れ出る。肉のうまみを助長するこんがり焼かれた、たっぷりのニンニクもたまらない。苦手な人も多いラム肉の臭みが無いので、非常に食べやすい。添えられたチャイニーズ・ブロッコリーが、さらに肉そのものの味を際立たせる。

そのほかにも、甘辛い味付けの鶏肉をニラ、ピーナッツと共に炒めたカンパオ・チキン($8.95)は1度食べたらやみつきに。パン・フライド・ヌードル($6.95)はシイタケ、モヤシ、卵が入って、あっさりとしているのに、味はしっかりしているのが印象的だ。そのほか、厚めの皮でモッチモチに焼かれた餃子($5.95)、ナスの甘味が存分に引き出されたナスのガーリック・ソースあえ($7.95)など、日本料理を思い出させるようなヘルシーで繊細な味わいの料理が並ぶ。

加えて、同店の台湾料理はワインとの相性も抜群。フランス料理のテクニックとヘンリーさんが生まれ育った台湾で食べてきた故郷の味。このふたつが台湾料理とワインという新しい組み合わせを生んだ。台湾料理にあまりなじみがなかった方も、1度味わえば虜になること間違いなし。メニューは違うがベルビューにも系列店あり(549 156th Ave. SE, Bellevue, WA 98007)。

(文・写真/梶 史佳)


▲ハニー・マスタード・ラム・チョップ。庶民的なお店で高級料理店にも勝るラムを味わえる


▲あっさりした味にガーリック風味がプラスされた台湾風パン・フライド・ライス・ヌードル


▲刻んだチリ・ペッパーがピリリとして味を引き締めるカンパオ・チキン


Henry’s Taiwan Plus
522 S. King St., Seattle, WA 98104
TEL: 206-682-0389
●営業時間:11:00 a.m.~9:00 p.m. 
●休み:なし<

ザ・バーリナー・ドネル・ケバブ The Berliner Döner Kebabo

(2012年2月)

221 1st Ave. S., Seattle, WA 98104
TEL : 206-838-0339 www.berlinerseattle.com
●営業時間:11:00 a.m.~7:00 p.m. ●休み:なし

トルコ料理のケバブがメイン。サンドイッチの生地はピタ、チャバッタ、ラップから選べ、香辛料やホームメイドのヨーグルト・ソース、チリ・ソースなどで味付けされたラム($7.49)、チキン($6.49)が手軽に楽しむことができる。/p>

Henry’s Taiwan Plus
522 S. King St., Seattle, WA 98104
TEL: 206-682-0389

●営業時間:11:00 a.m.~9:00 p.m. 
●休み:なし

(2012年2月時点の情報です)