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日々の健康、知恵のツボ


 

最終回「豆腐湿布」

 

ショウガ 春に向かい寒暖差の激しいこの時期は、体調も乱れがちです。今回は解熱、頭痛、頭や首、肩、胸の痛みなどに効く、湿布の作り方をお教えします。

使用するのは豆腐。「豆腐なんかで何が治るか」と、見くびらないでください。私は35年以上豆腐湿布による効用を見てきました。私自身の経験でも、子供の風邪や流感の高熱を2、3時間の豆腐湿布で簡単に解熱できましたし、患者さんのひどい偏頭痛やスポーツでの足首のねんざによるはれにも十分効果がありました。用意する物は、木綿豆腐(半丁〜1丁)、ショウガ(適量)、小麦粉
(適量)、すり鉢、すりこぎ、まな板2枚、薄い木綿のタオルかガーゼです。化学的には、熱を放出すると共に血液の
循環を良くして改善に向かうわけですが、これは、体の組織と豆腐の浸透圧反応による力が大きいと言われています。

【豆腐湿布の作り方】

1. 豆腐をまな板で挟み水を切る。


2. すり鉢で1を擦り、その約10%分のおろし
ショウガを加える。小麦粉を混ぜて粘りを出し、
耳たぶくらいの軟らかさにする。


3. タオルまたはガーゼの半分の面に2を1〜
1.5センチくらいの厚さに伸ばし、折りたたむ。


4. 熱の場合は額に、ほかの症状の
場合はその患部に貼る。




たんぱく質が豊富な豆腐は、健康や美容に良い食材として重宝されていますが、このように食べるだけでなく治療にも使えます。市販の湿布薬を購入するより安価で済むのも利点です。高熱の場合は、熱が下がるまで、絶え間なくやるといいでしょう。取り替え時は症状によって違いますが、目安は酸っぱいにおいがしてきたころです。簡単にできるので、ぜひやってみてください。


■ 森 保夫
1978年にシアトルで森指圧クリニックを開業。大学やマッサージ・スクールなどで指圧講師として活躍するほか、日本伝統の食事を基にしたマクロビオティックを指導して、健康で楽しく生きるための生活法を実践する。
www.youmaga.com/seattleite/shindofuji/では過去の連載「身土不二」も閲覧可能。
Mori Shiatsu Clinic TEL: 206-464-0782 www.shiatsuyasuomori.com