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マリナーズは今日9/19から、最後の遠征。6月に雨で中止になったインディアンズとの試合をクリーブランドで1試合消化した後、ミネソタ、テキサスと各3試合を戦い、最後は、地元に戻って行うアスレチックスとの3連戦が、今季の最終シリーズとなる。
残りはちょうど10試合となったが、イチローの11年連続200安打といえば、残り27本という状況では、かなり厳しい。せめて20本を切っていたら可能性があったかもしれないが、1試合平均2.7本ということは、ほぼ毎日のように猛打賞の活躍が必要。さすがにイチローでも、ハードルが高い。
チームも9月は5勝12敗と負け越しており、どこか覇気のない戦いが続く。
そんな中で、来季への希望――明るい材料もなくはない。
9月14日のヤンキース戦では、スティーブ・デラバーという投手がメジャー初勝利を挙げたが、春までは代用教員だった選手だ。
2003年のドラフトでパドレスに指名されるも、1A止まりで、解雇された後、2008年から2年間は独立リーグでプレー。右ひじの故障で2010年は完全に野球から遠ざかったが、ヒジも回復し、小学校の教師、高校の野球部のコーチなどを務めながらマリナーズのトライアウトを受けると、今年4月1日、入団が決まったという異色の経歴の持ち主である。
同じ試合では、延長10回と11回をトム・ウィルヘルムセンという投手が完璧に抑えたが、彼は以前紹介したように、数年前までバーテンダーだった。
2002年のドラフトでブルワーズから7順目で指名されると、将来を嘱望されたものの、2004年にマリファナの使用が発覚し、チームから1年間の出場停止処分を受けている。翌年、処分が解けてチームに合流したが、なぜか2週間で退団。その後、地元アリゾナ州ツーソンでバーテンダーに転身し、丸5年のブランクのあと、2009年になって独立リーグに入団すると、その年の12月、マリナーズと契約している。
そうしたことが話題となるようでは寂しい面もあるが、今のチームには、そうした話題しかないのもまた、現実である。
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