子供のペースに合わせた指導で 日本語が身に着く学習塾

▲バイアヌ江子（きみこ）先生（写真中央）
ほか、講師は皆、日本の大学を卒業
▲工作をしながら楽しく日本語を学ぶ幼児達

親にとって、子供の教育についての悩みは尽きない。アメリカの環境で日本語も身に着けさせたいと思えば、なおのこと。日米で教員経験を持つ金子英恵さんが塾長を務める大成塾は、そんな悩みに丁寧に対応する。「日本人学校での勉強の補習をしたい、また家庭でのバイリンガル教育に限界を感じる、という親御さんの声に応えるべく、昨年6月にオープンしました」
対象年齢は幅広く、0歳児から（2歳半までは保護者同伴）成人まで。現地校や日本人学校の勉強のサポート、日本語強化、帰国子女受験対策など、あらゆるニーズに応じる。これまで4,000人以上の子供に接してきたという金子さんは、教育のプロ。生徒それぞれの個性を見極め、最も効率良く学べるスタイルを提案している。
それゆえに、大成塾の授業風景は、講師が板書したものを生徒が書き写すというような一般の塾のそれとは異なる。「各生徒の学習状況、好みや精神状態などを見ながら課題を与えるので、子供達は同じ教室にいても別々のことをしています。寿司屋のカウンターで、客は思い思いのものを食べますよね。当塾の授業は、まさにそんな感じです」と、金子さんは語る。
6月第3週からは、6～18歳を対象とした夏期キャンプがスタート。週ごとのプログラムは、火～金曜の午前または午後の半日コースで授業料＄100／週から（登録料＄50は別途）。宇和島屋のすぐ隣という便利さも魅力だ。