シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2016年11月28日~12月2日(11月5週目)

シアトルを拠点とするコーヒーチェーン大手スターバックスのハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)は来年4月3日に現職を退き、ケビン・ジョンソン最高業務執行責任者(COO)がCEOに昇格すると1日(水)に発表した。CEO退任後は会長として、新しく展開しているリザーブ・ロースタリーなど、高級路線の商品に関する事業や社会貢献への取り組みに注力する。1982年にスターバックスに入社し、1987年には同社を買収したシュルツ氏は、これまで世界75カ国でおよそ2万5千店舗を展開するまでに事業を成長させた。後任のジョンソン氏はIT業界で長年経験を積み、2009年よりスターバックスの取締役に就任している。KING5の関連記事はこちら

メトロバス、スマホで運賃支払いができるアプリを公開

12/1/2016 ・KIRO7

キング郡の公共バスを運営するメトロ・トランジットは、現金やオルカ・カードでの運賃支払い加え、スマートフォンでの支払いが可能となるモバイル・アプリ「Transit Go Ticket」を11月30日(水)にリリースした。アプリを介してクレジット・カードやデビット・カードで運賃を支払い、その後画面に表示されたチケットを運転手に見せて乗車することができる。現在、iOSとアンドロイド用アプリが公開されており、間もなくウィンドウズ・フォン対応アプリも提供される。メトロの関係者によると、通勤や通学など頻繁にバスを利用する場合は、アプリよりもオルカ・カードを利用する方法が最も適していると話している。KIRO7の関連記事はこちら

シアトル・キング郡保健局、おたふく風邪4件を確認

11/30/2016 ・KING5

現在シアトル・キング郡保健局では、複数件のおたふく風邪発症を確認したことを受けて調査を行っている。保健局によると、これまでにアーバーン市で同世帯の子供3人(8~13歳)がおたふく風邪に感染し、29日(火)には4人目の患者が確認された。4人はいずれもおたふく風邪を予防する混合ワクチンMMR接種を受けている。さらに、少なくとも10人に対して感染の疑いがあり、詳しい調査が行なわれている。感染患者と感染の疑いがある者のうち10人が18歳以下の子供。おたふく風邪にかかると熱、頭痛、頬や顎の腫れなどの症状がみられる。予防のためMMR接種を2回受けると、おたふく風邪のウィルスに感染する可能性は受けていない場合よりも格段に少なくなるが、おたふく風邪患者と蜜に接触すると発症することがある。KING5の関連記事はこちら

スティーブンズ・パスでスキー場開き

11/29/2016 ・Seattle Times

29日(火)午前9時、ワシントン州の人気スキー場であるスティーブンズ・パス・リゾートでスキー場開きが行われた。27日(日)から28日(月)にかけて11~14インチの積雪を記録し、雪の深さはベースでは22インチ、山頂では33インチとスキーやスノーボードでの滑走が可能な状態となった。運転されるリフトはBrooks、Daisy、Hogsback Express。付近では今週も降雪が予報されており、スキー場では週後半にはさらにリフト2機の稼働開始を見込んでいる。この他、ワシントン州内では29日までにクリスタル・マウンテン、マウント・ベーカーで今シーズンのスキー場開きをしている。Seattle Timesの関連記事はこちら

シアトル・サウンダース、MLSカップ出場決定

11/28/2016 ・KING5

メジャーリーグ・サッカー(MLS)西地区カンファレンス決勝がコロラド州デンバーで27日(日)に行われ、シアトル・サウンダースがコロラド・ラピッズに1対0で勝利し、MLSカップに駒を進めた。この試合で得点したのはジョーダン・モリス選手で、試合開始56分にゴールを決めた。プレーオフの決勝戦であるMLSカップは12月10日(土)に予定されており、サウンダースは、30日(水)に行われる東地区カンファレンス決勝のモントリオール・インパクト対トロントFC戦の勝者とMLSシーズン王者を争う。東地区決勝でモントリオール・インパクトが勝った場合、MLSカップ開催場所はサウンダースの本拠地であるセンチュリーリンク・フィールド、トロントFCが勝つとトロントでの開催となる。KING5の関連記事はこちら