シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2018年7月9日~7月13日(7月2週目)

ワシントン州西部では今週半ばから高温と乾燥した天気となっており、シータック空港では12日(木)、今年最高気温となる華氏89度を記録した。天気予報によると13日(金)と14日(土)は若干気温が下がるものの、シアトルでは80度台前半まで気温が上昇するとみられており、この時期の平均である約75度をかなり上回るとみている。15日(日)には再び高気圧が移動してくるため気温は80度台後半、場所によっては90度を超えるところも出てくる可能性がある。その後17日(火)までは80度台半ばから後半の高温が続くと予報されている。夏の乾燥した天気がしばらく続くとみられることから、ワシントン州各地では野外での焚き火を禁止するBurn Banが発令されている。KING5の関連記事はこちら


WA州西部でBurn ban発令地域が拡大

7/12/2018 ・KIRO7

ワシントン州では高温と乾燥した夏の天気が予報されており、今週新たに州西部の複数の郡が防火の目的でBurn ban(野外での焚き火の禁止)を実施する。12日(木)朝の時点では、ピアス郡は同日よりBurn banを発令。認可されたキャンプ場や所有者の許可を得た私有地で、ファイアー・ピットでの直径3フィート以下のキャンプ・ファイアは許可しているが、燃えている間は16歳以上が火の監視をする必要がある。ガスのバーベキュー・グリルは使用が許されている。キットサップ郡も12日からフェーズ1のBurn banを開始した。炭、または乾燥した薪の使用に限り、指定のファイアー・ピットでの直径3フィート以下のキャンプファイアは許可している。キング郡は14日(土)からフェーズ1のBurn banを実施予定。認可されたキャンプ場や所有者の許可を得た私有地で、ファイアー・ピットでの直径3フィート以下のキャンプファイアは許可しているが、すぐに消火できる準備をして火の監視をする必要がある。パフィシック郡、メイソン郡、ジェファーソン郡、グレイズ・ハーバー郡、クララム郡ではすでにBurn banが発令されている。詳しくはhttps://waburnbans.net/で提供している情報の確認を。KIRO7の関連記事はこちら


今週末、I-5やHwy.2で通行止めなどの交通規制実施

7/11/2018 ・Seattle Times

シアトルでは今週末、道路補修工事のためI-5にて交通規制が実施される。13日(金)午後8時から16日(月)午前5時の間、ウエスト・シアトル・ブリッジの北行き全車線が通行止めとなり、ドライバーはウエスト・シアトル・ブリッジのオフランプ、もしくはその手前でI-5を降りて迂回する必要がある。また同期間、タクウィラにある I-405/SR 518インターチェンジからデュワミッシュ・リバー・ブリッジの間の北行きが2車線走行に規制。さらに15日(日)午前2時から正午まで、I-5のシップ・カナル・ブリッジ南行きでも2車線走行の交通規制を予定しており、NE. 45th St. の南行きへのオンランプも閉鎖される。14日(土)の午前8時から午後11時、15日(日)の午前6時から午後11時の間、シアトルのI-5エクスプレス・レーンは南行きが利用可能となる。このほか、レイク・ステーブンスからエベレットの間のHwy. 2西行き車線では、SR204からHomeacres Rd. /20th St. までが13日午後7時から16日(月)午前4時まで通行止めとなる。これは9月まで6回にわたって計画されている、工事に伴う通行規制の第1回目となる。Seattle Timesの関連記事はこちら


シアトルの電気料金、6年間で30パーセント値上げ

7/10/2018 ・KING5

シアトル市議会は9日(月)、シアトル・シティ・ライトが2019年から6年間に電気料金を30パーセント値上げすることを承認した。料金は平均で年間4.5パーセント値上げされる計画で、一般家庭において1カ月の料金が今年65ドルだった場合、2024年にはおよそ85ドルとなる。シアトル・シティ・ライトによると、市内では人口や商業ビルの増加が著しいが、エネルギー効率の進歩のため電気使用量は減少傾向にある。一方、水力発電ダム、電線、電柱、その他のインフラ維持にかかる費用が重くのしかかり、さらに人件費や原料費なども増加。顧客が省エネに努めても、コストを抑えることができないとシアトル・シティ・ライトは話している。料金値上げの他、今後6年間には設備投資を9パーセントにあたる2億4千万ドル削減することも含まれている。KING5の関連記事はこちら


スターバックス、2020年までに全世界でプラスチックストロー廃止

7/9/2018 ・KING5

シアトルに本社を置くスターバックスは9日(月)、2020年までに全世界にある全ての店舗で、年間10億本以上使用しているプラスチック製のストローを廃止すると発表した。他の素材で作られたストローに置き替えや、ストロー無しで飲めるリサイクル可能な蓋を段階的に導入する計画で、ストロー無しで飲める蓋は今年の秋にシアトルとバンクーバー, BCの店舗で導入。その後2019年には8000以上あるアメリカとカナダの店舗に拡大し、続いてヨーロッパ諸国などでも使用を開始する。スターバックスによると、ストローが使われる冷たい飲み物の販売は、全ての飲み物の半分以上を占めている。シアトル市では7月1日より、海洋汚染の原因となっているプラスチック類の量を抑制することを目的として、リサイクル不可能なプラスチック製のストローなどを飲食品を取り扱う業者が顧客に提供することを禁止する条例を施行している。KING5の関連記事はこちら