2018年11月19日～11月23日（11月4週目）

サウンド・トランジットはシアトルのノースゲートとリンウッドの間に計画しているライトレール拡張工事に対し、連邦政府から12億ドルの資金を得る見通しとなった。30日間の議会審査期間を経て来月には、政府からの助成金についてサウンド・トランジットと連邦公共交通局（FTA）の間で最終合意に達するとみられている。ライトレールの拡張距離はおよそ8.5マイルで、1日68,500人の利用が予測されており、リンウッドとダウンタウン・シアトルを28分で結ぶ予定。計画によると工事は2019年始めから2024年半ばまで行われる。KING5の関連記事はこちら

MLBのニューヨーク・ヤンキースが、シアトル・マリナーズのジェームズ・パクストン投手をトレードにより獲得したことが19日（月）に明らかになった。このトレードでマリナーズはヤンキースから、ジャステス・シェフィールド投手、エリック・スワンソン投手、ドン・トンプソン・ウィリアムズ外野手の若手有望選手3人を得た。パクストン投手は2010年のドラフトでケンタッキー大学からマリナーズへ入団。今年5月に母国カナダの敵地で行われたトロント・ブルージェイズ戦に登板し、ノーヒットノーランを達成した。KING5の関連記事はこちら

配車サービスを提供するUberが19日（月）、電動アシスト自転車のシェアリング・サービス「JUMP」をシアトルで開始した。およそ300台の自転車で同サービスを始めるが、来年3月までに5000台まで拡大することを見込んでいると話している。料金は開錠が1ドル、利用時間1分ごとに10セント。JUMPの自転車にはU字型のロックが備え付けられており、利用が終わったら自転車を街にあるバイクラックなどに停めて鍵をかけるルールを設けている。但し、市の運輸局に駐輪場を増設する時間を与えるため、3月15日までは施錠を要求しない。またJUMPの自転車はIDナンバーやパスコードの入力で開錠でき、スマートフォンが不要。同社は当初今年10月にサービスを開始する予定だったが、シアトル市からの許可取得手続きに時間がかかり、ようやく16日（金）に運輸局から許可が下りた。シアトル市でのバイク・シェアリング・サービスについては、2017年から民間企業による試験プログラムが実施され3社が参加していたが、今年夏のプログラム終了後もビジネスを継続しているのはLimeの1社のみとなっていた。Seattle Timesの関連記事はこちら