シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2019年6月17日~6月21日(6月3週目)

20日(木)にニューヨークで行われたアメリカのプロ・バスケットボール・リーグNBAのドラフトで、ワシントン州からはゴンザガ大学の八村塁選手を含む6人が指名を受けた。八村選手はワシントン・ウィザーズから1巡目、全体9位で指名された。1巡目での指名は日本人としては初めて。富山県出身の八村選手は2016年よりNCAAバスケットボールの強豪であるゴンザガ大学のチームに在籍しており、今年のNCAAトーナメントでベスト8に進出している。八村選手の他に1巡目では、ワシントン大学のMatisse Thybulle選手が20位でボストン・セルティックスに(その後フィラデルフィア・セブンティシクサーズへトレード)、ゴンザガ大学のBrandon Clarke選手が21位でオクラホマシティ・サンダーに、レニア・ビーチ高校出身で南カリフォルニア大学のKevin Porter Jr. 選手が30位でミルウォーキー・バックスに指名されている。また2巡目ではワシントン大学のJaylen Nowell選手がミネソタ・ティンバーウルブズに、フェデラル・ウェイ高校出身でサンディエゴ州立大学のJalen McDaniels選手はシャーロット・ホーネッツに指名を受けた。KING5の関連記事はこちら


シアトル市、山火事による大気汚染から市民を守るシェルターを用意

6/20/2019 ・KING5

シアトル市は19日(水)、健康に影響を及ぼすレベルにまで大気質が低下した際に市民が避難できるよう、市の建物5棟の設備を向上させると発表した。レニアビーチ・コミュニティー・センター、シアトル・センターのアーモリーやフィッシャー・パビリオンなどでは、さまざまな装置や技術を導入して暖房、換気、空調(HVAC)システムが改善される。昨年と一昨年の夏にはワシントン州内外で発生した大規模な山火事による煙のため、シアトルでは大気汚染が悪化。昨年は、大気質指数が健康に害を及ぼす恐れがある「Hazardous」となった日数が合計24日あった。KING5の関連記事はこちら


シアトル市、歩行者先行の信号機増加で交通安全対策を強化

6/19/2019 ・KING5

シアトル運輸局(SDOT)は18日(火)、車両用と歩行者用の信号が青に変わるタイミングをずらして歩行者の交通安全対策を強化する交差点を増やすことを明らかにした。歩行者先行信号現示(LPI)と呼ばれるコンセプトに基づいたもので、交差点の車両用信号が青に変わる3〜7秒先に横断歩道の歩行者用信号を青にする。連邦道路管理局の調査結果では、歩行者先行信号現示を採用した交差点において、歩行者が巻き込まれた交通事故件数が60パーセント減少。このシステムは市内の約50カ所ですでに導入されているが、SDOTは2021年までに少なくとも150カ所まで増やす計画をしている。シアトル市は2030年までに死亡や重傷を伴う交通事故をなくす市のVision Zeroプログラムの一環として、歩行者先行信号現示の導入を行うとしている。KING5の関連記事はこちら


ボーイング737MAX型機、墜落事故以来初めての受注

6/18/2019 ・KING5

航空機製造大手のボーイングは18日(火)にパリ航空ショーにて、インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が、昨年10月と今年3月に墜落事故を起こした旅客機と同型機で、多くの国で運航停止中である同社の737MAX型機200機の販売に関する覚書(a letter of intent)に署名したと発表した。ボーイングは3月に発生し、乗員、乗客全員が死亡したエチオピア航空の墜落事故以来初めての737MAX型機の受注になると話している。IAGは英国航空や他のヨーロッパ系航空会社複数社の親会社で、飛行機は2023年から2027年の間に納入される計画。墜落事故の原因として指摘されていたソフトウェアの更新はすでに完了している。KING5の関連記事はこちら