シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2019年7月1日~7月5日(7月1週目)

アメリカ独立記念日の4日(木)、シアトル・センターで毎年恒例の帰化式典が行われ、ワシントン州在住の男女503人が新たにアメリカ市民となった。この日式典で国への忠誠を誓う宣誓を行い、市民権を得た移民の出身国は80カ国以上に及ぶ。フィリピン出身者が50人と一番多く、次いでインドの40人、中国の30人となっている。同式典にはワイマン州務長官、キャントウェル米上院議員、キング郡のコンスタンチン郡長官、シアトルのダーカン市長らも出席した。Seattle Timesの関連記事はこちら


FIFA女子ワールドカップ、アメリカが決勝進出

7/3/2019 ・KING5

フランスで開催されている女子サッカーの国際大会FIFA女子ワールドカップにて2日(火)、アメリカとイングランドの間で行われた準決勝でアメリカが2対1で勝利し、3大会連続となる決勝進出を決めた。アメリカは試合開始後10分にゴールを決めたが、その9分後、イングランドが得点し同点となった。しかし31分、この日30歳の誕生日を迎えたアメリカのアレックス・モーガン選手がゴールし2点目を獲得。アメリカはオランダとスウェーデンの間で行われる準決勝の勝者と7日(日)に優勝をかけて戦う。アメリカ代表チームにはシアトル・レインから主将を務めるミーガン・ラピノー選手とアリー・ロング選手が所属。また同じくシアトル・レインのジョディ・テイラー選手はイングランド代表として試合に出場していた。シアトルのキャピトル・ヒルでは2日、シアトル・レインがスポンサーの試合観戦イベントが行われ、多くのファンが集まった。KING5の関連記事はこちら


ゴールデン・ガーデンズ・パークでの遊泳、釣り禁止が解除に

7/2/2019 ・KING5

シアトル市は先週より、大勢の人でにぎわうゴールデン・ガーデンズ・パークにおいて遊泳や釣りなど水に入ってのアクティビティーを禁止していたが、7月1日(月)にそれを解除した。ワシントン州エコロジー局によるとビーチ北側で16万5000ガロンの汚水があふれ出し、その後人体に影響を及ぼす可能性があるレベルまで水中のバクテリア濃度が高まっていた。シアトル・パブリック・ユーティリティーは、1日に実施した汚染水域での調査の結果、人が水に触れても安全なレベルにバクテリアの濃度が回復したと話している。今回の汚水流出は木の根やトイレで流されたトイレットペーパー以外のもので起こった閉塞で汚水があふれ出たと考えられている。KING5の関連記事はこちら


7月中に多くの新しいワシントン州法が施行

7/1/2019 ・KING5

ワシントン州では7月中に多数の新しい法律が施行される。教育関連では、これまで高校卒業に必須だった州が実施する英語、数学、科学のテストでの合格が必要でなくなり、APや国際バカロレアなどのテストの結果、大学や職業訓練プログラムの入学許可など、複数の卒業のための新しい選択肢が設けられる。また交通関連ではHOVレーンを同乗者なしに通行するなど規制に違反した場合、現在は罰金136ドルが科せられるが、新しい法律では、1回目の違反で50ドル追加の186ドル、2年以内に2回目の違反をすると336ドルが科せられる。さらに救急サービスに関する医療保険のルール変更、16〜17歳の有権者の事前登録、住宅の賃貸料金値上げ通知についてのルール変更など、さまざまな分野での州法が実施される。主な新しい法律についてはオリジナル記事に記載されており、その多くは28日(日)より施行予定。KING5の関連記事はこちら