シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2019年9月30日~10月4日(9月5週目/10月1週目)

来年10月にパシフィック・ノースウエストにおいて、早期地震警報システム「ShakeAlert」のアプリが一般向けに公開される予定であることが明らかになった。同システムは携帯デバイスのGPSで位置情報を特定し、地震発生直後にいつ揺れが到達するのかを住民に情報提供する。現在、アプリの一般配布が行なわれているのはロサンゼルスのみで、他の地域では特定の試験運用に限定されている。ShakeAlertの開発はアメリカ地質調査所とワシントン大学を含むワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州にある大学が行っている。KING5の関連記事はこちら


シアトル住民の9人に1人が貧困ライン以下

10/1/2019 ・KING5

9月に公開された新しい国勢調査データによると、2018年におけるシアトルの貧困率は11パーセントで、2017年の12.5パーセントから減少している。しかし、ワシントン大学にあるウエスト・コースト貧困センターのジェニファー・ロミッヒ准教授は、シアトルでは地元の強い経済による恩恵を受ける人が多い一方で、住民の9人に1人が貧困ライン以下であることを覚えておくべきだと話している。特にインターナショナル・ディストリクト、ダウンタウン・シアトル、レニア・ビスタでは住民の半分以上が貧困生活を送っている。このほかユニバーシティ・ディストリクトも貧困率が高いが、多くの場合は学生であるためとみられる。シアトルにおける2018年の世帯年収の中央値は93,481ドルで前年より7.7パーセント増加、また世帯年収が20万ドル以上の高所得世帯数は2017年から1年間で20.9パーセント増加。また、アメリカ国内で貧困率が減少した州は14州のみで、ワシントン州はそのうちの1つとなっている。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州フェリーの乗船料金値上げ

9/30/2019 ・KING5

10月1日(火)より、ワシントン州フェリーの乗船料金が値上げされる。値上げは10月、来年5月の2回にわたって実施される予定で、車両に対する料金は2.5%、乗船客に対する料金は2%の値上げを2回行う。今回の値上げで、シアトル=ブレマトン、シアトル=ベインブリッジ、エドモンズ=キングストンの航路では標準サイズ(14〜22フィート)の車両は15.75ドル、歩いての乗船では8.65ドルへ変更。来年5月の値上げでは標準サイズの車両は16.40ドル、歩いでの乗船は9.05ドルに値上げ。さらに5月1日〜9月30日のピークシーズンには車両料金は20.40ドルとなる。KING5の関連記事はこちら


ダウンタウン・シアトルのMacy’s、来年2月に閉店

9/30/2019 ・KING5

百貨店のMacy’sは、ダウンタウン・シアトルの旗艦店が入る建物を売却し、2020年2月末に店舗を閉店すると28日(土)に発表した。閉店の理由は明らかにされていない。1929年にBon Marchéが3rd Ave.と Pine St. にある同建物にオープンし、2003年にはMacy’sと合併してBon Macy’sと店名を変更。その後2005年に再び店名を変えてMacy’sとなった。毎年恒例となっているホリデーシーズンのMacy’sのパレードや花火は今年も行われるが、この時期の風物詩となっている外壁の161フィートに及ぶ星型ライトは修理が必要なため今回は取り止めとなる。Macy’sはサウスセンター、ベルビュー・スクエア、アルダーウッド・モールなど、ノースウエスト地域に複数の店舗を営業しているが、最近ではノースゲート・モール店、レドモンド・タウンセンター店が閉店された。KING5の関連記事はこちら


スティーブンズ・パスで初雪を観測

9/30/2019 ・KIRO7

27日(金)夜、スキー・リゾートとして知られるスティーブンズ・パスで初雪が観測された。スキー場は、一晩に6インチの積雪があったとSNSで報告している。カスケード山脈北部では同週末、雪に関する注意報や警報が出されていた。スティーブンズ・パスは今のところ、12月4日(水)にスキー場開きを予定している。KIRO7の関連記事はこちら