シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2019年10月14日~10月18日(10月3週目)

キング郡とシアトル市は2020年1月1日より、リサイクル処理の障害となっているビニール袋と食品用ラップフィルムを資源ゴミとして回収しないと17日(木)に発表した。来年以降これらのゴミは、リサイクル目的で収集している特定の場所へ持っていくか、家庭ゴミとして破棄することになる。キング郡の関係者は、ビニール袋やラップフィルムは濡れていたり、食べ物が付着していたりすることが多く、資源ゴミとして集められた他の再生可能な素材を汚してしまうと話している。また、これらがリサイクル施設に設置されている仕分けや処理をする装置を詰まらせる原因にもなっており、しばしば作業を中断しなければならないと説明している。KING5の関連記事はこちら


高速道路に金属板が投げ込まれ、通行の車が被害受ける

10/17/2019 ・KING5

ワシントン州パトロール警察(WSP) によると、ダウンタウン・シアトル南側のI-5北行き車線において16日(水)の午前5時半頃、2台の車が高架橋からの落下物により破損する被害に遭った。場所はI-90との合流地点付近で、1台はフロントガラスが割れ、もう1台はバンパーやドアが傷ついた。被害を受けた車に乗車していた1人が軽傷を負い、病院で手当てを受けている。被害者の1人は、何者かが高架橋の上から板状の金属を高速道路へ投げ込んだのを目撃したと話している。警察は捜査を行っているが、16日夜の時点で金属を落下させたとみられる人物は見つかっていない。KING5の関連記事はこちら


シアトルの最低賃金、2020年1月より値上げ

10/16/2019 ・KING5

シアトル市は14日(月)、条例により市内で働く労働者の最低賃金値上げを2020年1月1日より実施すると発表した。従業員501人以上の大規模な企業の最低賃金は時給16.39ドル、500人以下の小規模な企業では15.75ドルとなる。また小規模な企業で1時間あたり2.25ドルの医療給付金を支給されている、またはチップを得ている従業員の最低賃金は時給13.50ドルへ変更される。ワシントン州の最低賃金は2019年より時給11.50ドルから12ドルへ値上げされており、2020年には13.50ドルへ再び値上げされることが決まっている。KING5の関連記事はこちら


シアトルやベルビュー、年収10万ドルでも生活が楽ではない都市に

10/15/2019 ・KIRO7

ファイナンス関連の情報を提供するウェブサイトGOBankingRatesは、年収10万ドルでも基本的な生活費を賄うことが難しいアメリカの25都市を発表し、そのうちベルビューは5位でシアトルは10位だった。また1位はカリフォルニア州サニーベール、2位はサンフランシスコ、3位はサンノゼとなっている。同調査ではそれぞれの都市に対してZillowで家賃の中央値、Sperling’s Best Placesで生活費の平均値を割り出しており、そのデータによるとベルビューでは生活費への年間支出が14万1000ドル近く、シアトルでは約12万4000ドルで、年収10万ドルでも赤字となる。KIRO7の関連記事はこちら


白いオルカを含む数多くのオルカ、ピュージェット湾で確認

10/14/2019 ・KING5

ワシントン州のファンデフカ海峡やピュージェット湾では先週末、多くの移動型オルカや南部定住型オルカが目撃され、その中には非常に珍しい白いオルカの姿もあった。アシカやトドなどの哺乳類を餌とする移動型オルカのビッグス40頭近くが12日(土)にファンデフカ海峡で確認されており、群れの中には約1歳のTl’ukという愛称で呼ばれる白いオルカが一緒に泳いでいた。また11日(金)からは約20頭の南部定住型オルカがシアトルのエリオット湾に現れ、その影響で定期便のフェリーが一時遅延。13日(日)朝にはエドモンズ近くへ移動したのが確認されている。KING5の関連記事はこちら