シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2019年12月9日~12月13日(12月2週目)

シアトル学校区はレシュアイ小学校の生徒や職員100人以上がノロウイルスに感染したという報告を受けたため、13日(金)に同小学校を休校にすることを前日の12日(木)に決定した。13日には校内で消毒作業が行われ、16日(月)には授業を再開する。感染力が強いノロウイルスは潜伏期間が12〜48時間で、吐き気、下痢、体の痛みや熱などの症状が出る。KING5の関連記事はこちら


13日までカスケード山脈で吹雪警報が発令

12/12/2019 ・KING5

ワシントン州のカスケード山脈では11日(水)から13日(金)の午後12時まで、吹雪警報が発令されている。3500フィート以上が警報の対象となっており、12日から13日にかけてスティーブンズ・パスでは11インチ、ホワイト・パスでは18インチの降雪が予想されている。またスノコルミー・パス、マウント・ベーカー、クリスタル・マウンテン・スキーリゾートでは最高8インチの雪になる可能性がある。また前日の11日(水)から12日の24時間で、マウント・ベーカーでは9インチ、スティーブンズ・パス、スノコルミー・パス、ホワイト・パスでは6インチ、クリスタル・マウンテンでは4-6インチの雪が降っている。国立気象局は、警報発令地域において車での通行が危険な状態になることもありえると警告している。12日午前5時半の時点で、スノコルミー・パスではトラクション・タイヤ装着を推奨、スティーブンズ・パスではトラクション・タイヤを義務付ける規制が実施されている。KING5の関連記事はこちら


シアトル市の主要道路、制限速度が時速25マイルに変更

12/11/2019 ・KING5

シアトルのジェニー・ダーカン市長は10日(火)、市内全域で約80パーセントにあたる道路の制限速度を時速25マイルに低減することを発表した。これは2030年までに死亡や重傷を伴う交通事故をなくすことを目指す市のVision Zeroプログラムの一環として実施される。シアトル市運輸局によると、制限速度の変更対象となるのは主に黄色のセンターラインがある主要道路で、住宅地の道路の制限速度は時速20マイルのまま。市は時速30マイルで走行する車と歩行者が衝突した場合、死亡率は走行スピードが時速25マイルよりも2倍に増加すると話している。シアトル市内を走る州道SR99のAurora Ave. N.、SR522のLake City Wayなどについては、今後ワシントン州運輸局とともに制限速度の低減について取り組んでいく。KING5の関連記事はこちら


シアトル市、水族館拡張計画に3400万ドル出資

12/10/2019 ・Seattle Times

シアトル市議会は9日(月)、シアトル水族館の拡張計画に対し3400万ドルを出資することを投票により、満場一致で承認した。 Alaskan Way高架橋撤去後のウォーターフロント再開発の一部として、同水族館を運営する非営利団体のアクアリウム・ソサエティーは、パイクプレイス・マーケットとピア59、ピア60の間に別館オーシャン・パビリオンの建設を目指している。建設費が約1億1300万ドル、また広さが5万スクエア・フィートとなる予定のオーシャン・パビリオンの目玉は32万5000ガロンの水槽で、飼育されるのは南太平洋のコーラル・トライアングル地域に生息するサメ、エイや他の魚類など。今のところ2021年に建設工事着工、2023年にオープンとなるとみられている。市は新しいAlaskan Wayの上に公園のような傾斜路をに作り、パイクプレイス・マーケットとオーシャン・パビリオンや遊歩道を接続する計画をしている。Seattle Timesの関連記事はこちら


レインFCのラピーノ選手がスポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー受賞

12/9/2019 ・KING5

スポーツ週刊誌のスポーツ・イラストレイテッドは9日(月)、タコマを拠点とするアメリカ女子サッカー・チームのレインFCに所属するミーガン・ラピーノ選手を2019年の「スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー」に選んだことを発表した。同時に公開された同誌の表紙には、トレードマークであるピンク色に染めた髪のラピーノ選手が大型ハンマーを手に写っている。スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤーは今年で66回目となるが、女性スポーツ選手が単独で受賞したのは今回が4回目。今年7月のFIFA女子ワールドカップで優勝したアメリカ代表チーム主将を務めたラピーノ選手は、同大会で6ゴールを決めるなど活躍し最優秀選手と最多得点選手に選ばれた。また同性愛者であることを公表しており、サッカー連盟の賃金の男女平等、また女性の権利などについても積極的に活動している。KING5の関連記事はこちら


ウィッドビー島で衝突事故、父親が死亡し4歳の双子が自力で脱出

12/9/2019 ・KING5

ウィッドビー島クリントンで6日(金)午後6時前、車が道路から急斜面の土手へ外れて樹木に衝突する事故が発生し、運転していた男性(47)が死亡、同乗していた男性の子どもである4歳の女の子の双子が通りかかった女性に助けられた。男性はシートベルトをしておらず、事故現場で亡くなっている。双子は後部座席のカーシートに座っていたが、事故後車から自力で脱出し、暗闇のなか道路まで200フィートの斜面を登り助けを求めた。普段交通量が少ない道路を車で通行していた女性が双子を見つけて保護し、緊急通報している。2人は事故で軽傷を負っており、搬送先の病院で手当てを受けた。事故原因は現在警察が調査を行っている。KING5の関連記事はこちら